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昔の走り屋の聖地、奥多摩周遊道路の二輪通行止めが解除されているのを知ったのは、何年前だっただろうか。
バイクの重大事故が頻発して、通行禁止になってしまったのは四半世紀も前のことで、そのころは私も通っていたものだ。
しかし通行ができなくなって足が遠のいたし、次第に年をとって山道を飛ばしたくなくなって、走れるようになっても行く気になれなかった。
それが昔の奥多摩有料道路のことが懐かしくなって、出かけてみることにしたのだ。
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当日は青梅で駅伝大会をやっていて、青梅街道が通れず、吉野街道をすすんだ。
多摩川をはさんで対岸にある吉野街道はひなびた道で味わいがあった。
吉川英治記念館もあって前から入ってみたかったが、今回は見送って進む。
なにしろ駅伝の都合で奥多摩湖まで行き着けるのかどうかわからなかったので。
しかし古里から青梅街道に入ることができ、無事に湖に到着することができた。
吉野街道の路肩には白いものが散見された。
雪か霜のようだった。
車に霜もおりているからこの辺りの気温はひくい。
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奥多摩湖の駐車場にはバイクがたくさんいた。
でも昔のような走り屋はいない。
年齢層も高くなっている。
そしてライダーよりも、サイクリストのほうが多いのだった。
皆健康的だ。
自転車、流行ってるね。
ここでオーバー・パンツをはいた。
グローブは冬用でなくてもよかった。
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奥多摩周遊道路にはいって山をのぼってゆく。
急カーブがつづくが、道路の記憶はのこっていない。
こんな感じだったかなと思いつつすすむと、展望台があったのでここから湖をみおろしてみた。
このあたりから冷えてきた。
湖は10℃くらいだったが、山の中の日陰は5℃以下の感覚だった。
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風張峠で一服する。
昔は道路脇に看板がたっていたが今はない。
この峠は数馬側から2度自転車で越えたことがある。
風張峠は私がのぼった中で、ベスト5に入るほどきびしいところだが、ここにも次々とチャリダーがやってくる。
みんなやるなー。
走り屋は2台しかいなかった。
ほとんどのライダーは安全運転に徹していた。
ヤマハSRXが追いついてきたので2台でしばらく走った。
やはり自転車でのぼるにはきついところだ。
登り坂が急なのと、距離があるのである。
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数馬にある茅葺屋根の温泉宿が珍しくて写真をとった。
蛇の湯温泉 たから荘 というところだ。
数馬にある茅葺屋根の家は兜造りというらしい。
他にも何件かあった。
五日市から青梅に出ようとしたら八王子にいってしまった。
逆方向だ。
それもまた、予定のないツーリングではよいだろう。
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瑞穂町の国道16号線沿いにある、中華料理の南京亭による。
山をおりて気温があがったのでここでオーバー・パンツを脱いだ。
南京亭は24時間営業で、いつも混雑している人気店だ。
10人以上待っていたが、回転はよく、10分ほどで席につけた。
広東麺と2個ぎょうざを注文する。
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ぎょうざは美味しかったが、広東面は平凡。
ただボリュームはたっぷり。
日のあるうちに帰れそうだ。
オイルが減ってきたので、ワコーズのオイルを買って帰宅した。