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アンドリュー・ワイエス そよ風
ワイエスの絵の前についにたった。
これが以前から見たかった作品なのだ。
ワイエスの風景画などは見たことがあったのだが、ヘルガ、というこの女性を描いたものは写真でしか眼にした事がなかった。
とても美しいが、寂寥感がただよっているのはワイエスのほかの作品といっしょだった。
ワイエスの絵は2枚しか展示されていないのが残念だ。
ほかの絵も所蔵しているそうなので。
それでも念願の絵を鑑賞し、満足して美術館をでた。
つづいて福島市で唯一いってみたいと感じたお寺にむかう。
予備知識は何もないのだが、ツーリング・マップルに千手観音とだけ赤字でかかれているお寺をめざす。
千手観音と地図にあるのだが、お寺の名前は書かれていないのだ。
そこへゆけばわかるだろうと考えて国道144号線を南下すると、果たして左折せよという看板があらわれた。
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大蔵寺というお寺だったーー福島市小倉寺字拾石7番地ーー。
国道から左に折れて、またすぐに左に曲がるのだが、案内の看板がたおれているからわかりにくい。
国道から左折したら、その左手の山の上にある感じである。
大蔵寺では法要がおこなわれていた。
千手観音を拝観したい人は庫裏にと案内があり、いってみると年配の女性が対応してくださった。
拝観料はひとりは500円、ふたりから300円となる。
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大蔵寺の千手観音は重文である。
それで地図にも記載されていたのだ。
雨はふりつづけていて、カッパ姿の私を見て傘をかしてくださった。
庫裏の先にある階段の上に古い観音堂がたっている。
たぶんご住職の奥様である方と観音堂の更に上にある宝物館にのぼってゆく。
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千手観音は元々古い観音堂に安置されていたが、現在はコンクリート製の宝物館に移動している。
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大蔵寺のパンフレットより
奥様に宝物館の扉をひらいていただいて、中の観音様を見たとたんに、ああ、と声がでた。
大きい。
3メートルほどの大きさで、深い表情である。
600年前の観音様だそうだ。
前にすわって見上げると観音様の威圧感がすごい。
しかし見ていると心があらわれるような気持ちになった。
奥様も心をこめて案内をしてくださった。
福島には宝があるな。
近くに花見山があるので、花の名所を見てゆくことにする。
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花の季節は見事なのだろう。
これで福島を去ることにする。
その前に食事がしたい。
高速のICにむかってゆくと、とんかつ、そば、と看板をだしている店があった。
福島だからソースカツ丼が食べたかったのだ。
この店に入ることにした。
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そばも売りの店なので、そばとミニソースカツどんのセットにしてみた。
とても美味しかった。
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このお店、福島に何店舗かある人気点のようだ。
客がたくさんきていた。
高速にのって南下してゆく。
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那須高原で休憩したら仙台のゆるキャラ、むすび丸が仙台をPRしていた。
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福島の旅はおわった。