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うろこいち、を出て国道49号線で郡山にむかう。山間をゆくルートだ。前の車をパスしながら自分のペースで気持ちよく走っていった。
山の中では田植えの最中だった。田植えはゴールデン・ウィークにやるものというイメージがあるが、寒冷のために遅いのだろうと想像した。益子のあたりの稲は伸びていたから。
気温は上がり暑くなってきた。走っていないと汗がにじむほどである。のどかな山道をすすんでゆくと大きな街の郡山にいたった。4号線を北上し、二本松のヨークベニマルで今夜の食材を手に入れた。
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岳温泉にむかって安達太良山をのぼってゆく。目的のキャンプ場は無料のあだたら高原キャンプ場だ。ここもバイク仲間と宴会をした思い出の地である。
草ぼうぼうの野営場に到着し、隣のキャンパーと距離をとってテントをたてた。今日は登山用の軽量テントである。作業をしていると暑い。高原だが汗がながれた。
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キャンパーはソロのバイクがほとんどで7・8人。車でソロがふたり。グループは地元の人たち1組だけだ。男性だけで女性はいない。無料のキャンプ場でトイレもボットンだからこんなものだろうか。違いのわかる男だけがあつまっているということなのかな。
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テントの設営でかいた汗をながしにゆく。岳温泉350円である。ここの湯は熱いことをおぼえていたが、やはりすごかった。都内の銭湯なみの45℃くらいあるから、体がびりびりする。長くつかっていられないし、汗が止まらなくなるのも嫌なのでさっと入浴してあがった。
温泉の向かいにあるコンビニでビールを買ってキャンプ場にもどった。
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今夜のつまみも焼肉である。このごろ飲むとほとんど食べなくなったので、何もなくてもよいのだが、それでは野営が盛り上がらないので、無理に買ってきたのだ。
今夜の肉は福島牛だ。安かったが和牛である。それを今回導入した、鋳物でできた軽い焼肉用の食器で焼いてゆく。溝が切ってあるから、余分な脂が落ちてよいだろうと思ったのだが、フライパンよりは遥かによいが、炭火には遠くおよばない。焼物は炭にするのがいちばんだが、荷物になるのが嫌で使わないんだよね。
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弟が作ったにんにくをもらったので持ってきた。焼いてたべると美味し。ただし口臭注意。
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食事を終えたので場内を偵察してみた。
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奥が私のバイクとテント。ゆったりと距離をとっている。
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ひとりで来ている人が多いから、皆さんベテランで自分の型をもっている。自分流に、やりたいように野営の夜をすごしていた。なにしろ違いのわかる男たちだから。
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そろそろテントに入って横になろうかと思っていると、ホンダの400に乗るSさんに誘われて、ライダー4人で飲むことになった。こんなの久しぶり。ホンダの700氏とCRF氏というメンバーだ。
SさんはTAKAさんの野営会に参加している方だそうで、世の中狭いと思った。しかもSさんとは同い年。他のおふたりもほとんど同じだった。
野営の夜は更けていった。