
3月30日。2019シーズン15日目のスキーに群馬県の丸沼高原スキー場にでかけた。

当日は午後から雨の予報だったので、標高が高い丸沼は雪になると予想し、ここをえらんだのである。55才以上のシニア1日券は3800円で駐車場代が1000円だった。

この日はスノボの大会が開かれていて、スキーのレースもやっていた。

天候は曇り、しばしば濃霧、時々晴れだった。気温は-1℃。雪質は上は圧雪、下はザラメ、コブ斜面はアイスバーンだ。

丸沼には何度もきているのだが、シーズンはじめの雪の少ない時期にしか利用していないので、ロープーウェイにのったことがなかった。上の画像は標高2000メーターのロープーウェイ山頂駅から日光白根山をみている。

今回は丸沼の全貌を知りたくてやってきたのである。

バイオレット・コースとローズ・コースをすべったあとで、ロープーウェイにのって上のゲレンデにいってみた。山頂からは初中級のバーンがつづき、その先にコブ斜面のシルバー・コースがあった。上の写真は濃霧のシルバー・コースである。

朝のシルバー・コースはガチガチのアイスバーンだった。

コースの端にはモーグル・コースが設置されている。

コースは2本あり、片方にはエア用のジャンプ台がつくられていて、係りの人がデラ掛けをしていた。

午前中は滑ったことのなかった上部のからくらコースとしらねコースを探索し、

シルバー・コースと、バイオレット・コースからグリーン・コースにゆくところにあるコブをすべったのだが、バイオレットのコブは短いので、シルバーを中心に滑走した。

昼は車にもどってカップ麺など。

午後一番は晴れ間がひろがったが、下の雪質はシャーベットになってしまった。

午後はシルバー・コースばかりをすべる。正直言ってここしか滑りごたえがないのだ。

雪はゆるんできて板がとまるためコブもすべりやすくなった。

シルバー・コースをズルドンとバンクターン、それにコブを大回りするスライド・ターンをおりまぜて滑走する。しかしコブのピッチが広すぎるのが不満だ。もっと細かいコブがびっしりとあるようでないと練習にならない。

一度モーグル・コースに入ってみたが、こちらはターンの間隔が短すぎて歯がたたなかった。コースの外にでるとモーグラーがやってきて、エアで宙返りを決めたから、おおー!、と声がでてしまった。とんぼ返りだ、すごい。

ロープーウェイとリフトが交差する地点。1メートルほどしか離れていないからロープーウェイだとドキドキだ。

コブの急斜面に疲れると、ゴールド・コースやコバルト・コースをすべってクールダウンし、またシルバー・コースにもどることを繰り返した。スライド・ターンが思うようにならないんだよね。

シルバー・コースの入口にはロープが張られ、急斜面、コブ斜面で迂回路なし、と書かれている。

16時でシルバー・コースのリフトが終わったのでバイオレット・コースに移動した。上の画像はリフトの降り場だが濃霧がひどい。

雪はダマダマになってしまった。

ゲレンデがよく見えないので、コース脇の木をめやすにして滑走した。

16時半のリフト終了まで今日もすべった。16時からあられが落ちてきて、車にもどると雨になった。山を下ってゆくと土砂降りになったから、予報ははずれだ。でも濡れずにすんだからそれでよかったのである。スキー・スノボ・アプリのスノー・ウェイによると、リフト乗車43回、滑走36回、滑走距離50、5キロ、最高速度65、7キロ、消費カロリー1119キロカロリーと記録されている。丸沼は初中級の斜面が多くて短調だ。コブ斜面も面白みがない。初心者の練習や、フォームをかためるために地道に練習する人にはよいのだろう。大雨はその後雪になったようだ。