2025年シーズン7日目のスキーに群馬県のホワイトワールド尾瀬岩鞍にでかけた。
1月18日の土曜日にでて道の駅かたしなで前泊した。片品村の手前の沼田の気温が-5℃だったので、よほど道の駅白沢でとまろうかとおもった。山をのぼればさらに気温が低いことが予想されるからだ。しかしあまり変わらないだろうと甘く考えてゆくと、片品村は-7℃だった。天候は晴れで星がみえている。これから放射冷却もかんがえられるから少々戦慄した。それでも道の駅の駐車場は車中泊の車で8割方うまっていたりする。万全の寒さ対策をしてカセットストーブをつけてすごす車内は12℃で、夜はサンドイッチとナッツで一杯である。2025年シーズン2日目の車中泊。
1月19日。日曜日。道の駅かたしなの朝。毛布やふとんをかけた体は暖かかったが、顔がさむいのてシュラフをかぶってねた。車内の気温をみると-4、5℃。私の車はすべての窓ガラスに防寒用のシェードをはっているが、そうしてない人もおおい。そういう人たちは冬山用のシュラフにでもはいっているのだろうか。イワタニのカセットストーブはなんとか着火したが、キャンプ用のガスは低温用でないと火がつかなかった。お湯をわかそうとしてポリタンクの水をだそうとすると、レバーが凍っていて折れてしまった。
岩鞍のHPをみると最後の上り坂に凍結があるとのこと。しかし国道にもあると書いてあるがなかったのである。はたして最後の坂にも雪はなくてチェーンをまかずにスキー場につくことができた。駐車料金は1000円だ。
岩鞍の駐車場からゲレンデまでは距離がある。去年までは7時45分ころに駐車場にバスがきたのだが、今年からリフトの営業開始が10分おそくなったせいで、8時15分くらいになった。30分もまってしまったよ。シニア1日券はデポジットの500円をいれて6000円である。
いつもはゴンドラにのるが今日はロマンスコースのリフトにのった。
チャンピオン・コースからスタートする。ゲレンデはシマシマのすばらしい仕上がりだ。板がくいこむ。
朝のきれいなバーンで大回りをたのしんだ。岩鞍はスピードをだせるのがいい。爽快だ。
チャンピオンで大回りを堪能したあとで国体女子コースにうつる。山頂からは武尊山がきれいにみえていたが、わずかに雲があって富士山はみえなかった。
日光白根山も丸沼スキー場のコースもみえていた。
国体女子コースは早くも荒れていたので1本だけで移動した。
西山に移動するとリフト待ちの列が長くなっていた。例年のピークの水準である。このときは今日はたくさん人が来ているんだなとおもったのだ。
ぶなのきコースのコブ斜面をすべる。
今シーズンは川場のモーグル・コースのようなコブ斜面はすべっているが、ピッチがこまかすぎてたのしめなかった。
シーズン初の自然コブである。モーグル・コースとちがってこちらはやさしいからすべっていてたのしい。岩鞍はやはりいい。
昼はラーメン・ショップのオクタでふわとろオムライスにした。1300円。混んでいるだろうとおもっていったのだが、意外にも空いていてひとりでも4人掛けのテーブル席を利用できた。
上の画像は昼のピークをすぎたオクタのようす。混んでいると左の丸いカウンター席を利用することがおおいのだ。
1回くらいはゴンドラに乗ろうと思ってベースまで下るとサロモンの試乗会をやっていた。
午後は再整備されるチャンピオンコースのオープンを待つ。コースが解放されると2回目まで大回りをたのしめたが、3回目には荒れてしまった。
コブ斜面のぶなのきコースにうつる。午後になると人が減ってしまって、午前中は行列していた西山のリフトもガラガラになってしまった。
雪質は良好だがコブは深く掘れてしまって手強くなっていた。
ぶなのきを3回まわした。
最後に国体女子コースでショートターンの練習をする。なるべく細かく、丸く、リズムよくターンするように意識した。このとき西山第五リフトはほとんと人がのっていない状況だった。こんなに客がいなくて大丈夫なのかと心配になるほどだ。
最後にまたチャンピオン・コースにいってリフトの営業がおわると今日のスキーを終了した。
大回りをしてスピードをだすのとコブ斜面をたのしんだ1日だった。岩鞍はほんとうにコースがよいとおもう。
駐車場に出店していた焼き芋屋さんで壺焼の焼き芋を買った。以前にも購入しているが家内が大好きなのだ。
包み紙にありかどう、とある。
帰りに永井食堂のもつ煮も自販機で手に入れた。
そしてうどんの久兵衛屋で夕食をとった。
久兵衛天丼の大盛りに、
ミニうどん。1045円。久兵衛屋のうどんは好きなのだが、天丼のタレは口にあわなかった。コブをすべりすぎて腰が少々いたんだ。