放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2015年福島ツーリング2

2015年06月10日 20時17分34秒 | ツーリング東北


うろこいち、を出て国道49号線で郡山にむかう。山間をゆくルートだ。前の車をパスしながら自分のペースで気持ちよく走っていった。

山の中では田植えの最中だった。田植えはゴールデン・ウィークにやるものというイメージがあるが、寒冷のために遅いのだろうと想像した。益子のあたりの稲は伸びていたから。

気温は上がり暑くなってきた。走っていないと汗がにじむほどである。のどかな山道をすすんでゆくと大きな街の郡山にいたった。4号線を北上し、二本松のヨークベニマルで今夜の食材を手に入れた。



岳温泉にむかって安達太良山をのぼってゆく。目的のキャンプ場は無料のあだたら高原キャンプ場だ。ここもバイク仲間と宴会をした思い出の地である。

草ぼうぼうの野営場に到着し、隣のキャンパーと距離をとってテントをたてた。今日は登山用の軽量テントである。作業をしていると暑い。高原だが汗がながれた。



キャンパーはソロのバイクがほとんどで7・8人。車でソロがふたり。グループは地元の人たち1組だけだ。男性だけで女性はいない。無料のキャンプ場でトイレもボットンだからこんなものだろうか。違いのわかる男だけがあつまっているということなのかな。



テントの設営でかいた汗をながしにゆく。岳温泉350円である。ここの湯は熱いことをおぼえていたが、やはりすごかった。都内の銭湯なみの45℃くらいあるから、体がびりびりする。長くつかっていられないし、汗が止まらなくなるのも嫌なのでさっと入浴してあがった。

温泉の向かいにあるコンビニでビールを買ってキャンプ場にもどった。



今夜のつまみも焼肉である。このごろ飲むとほとんど食べなくなったので、何もなくてもよいのだが、それでは野営が盛り上がらないので、無理に買ってきたのだ。

今夜の肉は福島牛だ。安かったが和牛である。それを今回導入した、鋳物でできた軽い焼肉用の食器で焼いてゆく。溝が切ってあるから、余分な脂が落ちてよいだろうと思ったのだが、フライパンよりは遥かによいが、炭火には遠くおよばない。焼物は炭にするのがいちばんだが、荷物になるのが嫌で使わないんだよね。



弟が作ったにんにくをもらったので持ってきた。焼いてたべると美味し。ただし口臭注意。



食事を終えたので場内を偵察してみた。



奥が私のバイクとテント。ゆったりと距離をとっている。



ひとりで来ている人が多いから、皆さんベテランで自分の型をもっている。自分流に、やりたいように野営の夜をすごしていた。なにしろ違いのわかる男たちだから。



そろそろテントに入って横になろうかと思っていると、ホンダの400に乗るSさんに誘われて、ライダー4人で飲むことになった。こんなの久しぶり。ホンダの700氏とCRF氏というメンバーだ。

SさんはTAKAさんの野営会に参加している方だそうで、世の中狭いと思った。しかもSさんとは同い年。他のおふたりもほとんど同じだった。

野営の夜は更けていった。








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2015年福島ツーリング1

2015年06月08日 18時27分17秒 | ツーリング東北


5月下旬。福島にキャンプ・ツーリングにでかけた。
目的地は小名浜港と安達太良山である。

栃木県の小山まで国道4号線で北上し、50号線に右折して下館の先から北関東道、常磐道とつなぐ予定だった。
しかし、50号線を気づかずに通過してしまった。しかもしばらく走ってからそれを知ったのだ。大失敗。

そこで益子から常陸太田にぬけてゆくルートに変更した。一帯は田園地帯で走っていて気持ちがよい。田んぼに丘に雑木林。空にはツバメがたくさん飛んでいた。ツインリンクス茂木の前もはじめて通った。



常陸太田には板東三十三ヶ所の札所、佐竹寺がある。秋田に移った佐竹氏は元々この地の領主で、このお寺は佐竹氏の時代からある観音霊場である。たまたま通りかかったので立ち寄っていくことにした。



2年ほど前にも来ているが、そのときは荒れた印象だった。山門の瓦はずれてしまっていて、地震の影響か本堂の前の石塔は二基ともくずれていた。それが山門の瓦は葺きかえられていて、色も塗りなおされていた。くずれていた石塔は基礎のコンクリートが打たれ、積み直されようとしている。

茅葺の本堂は国宝なのでこれが本来の姿だろう。以前の状態が気がかりだったので安堵した。



常磐道にはいって北上し小名浜港に到着した。ここにある、うろこいち、という店で食事がしたくてやってきたのだ。うろこいちに来たのは2回目だ。前回は2005年にバイク仲間のマックさんと、ともさんときた。あのころは不景気で金もなかったが、幸せだった。



店にはいってきんきの煮付け定食3000円とちょい刺しという刺身の盛り合わせ390円を注文する。



贅沢だけどたまにはいいでしょ。



きんきは大きい。びっくりするほど。そして美味し。刺身はふつう。でも390円は破格だ。



店の外には張り紙があった。私は食べて応援することしかできない。





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小名浜の海鮮料理店 うろこいち

2015年06月04日 20時21分54秒 | グルメ東北


2015年の福島ツーリング。

福島県小名浜漁港にある海鮮料理店のうろこいちにやってきた。2005年に来たことがあるから、10年ぶりの訪問である。そのときはバイク仲間と3人でたずねたのだ。あのころは不景気だったし、金もなかったけれど、幸せだった。



その頃のことを噛みしめて店内に入ると11時だが8分の入り。注文したのはキンキの煮付け定食。刺身定食や海鮮丼はたべなくともなんとなく想像がつくが、キンキの煮付けはもう何年も食べていないから、これと決めてきたのだ。

キンキをたのむとサイズをどうするのか聞かれる。XS・350グラムは2100円。小400グラムは2400円。中450グラムは2700円。大500グラムは3000円だ。定食はプラス300円で、中の定食をおねがいした。贅沢だけどたまにはいいでしょ。



刺身などはクイックで提供されるが、キンキは30分かかると店員さんに言われてまつ。待っている間に刺身もすこしたべたくなり、ちょい刺しという390円のメニューをみつけてそれもたのんだ。

待っている間に店は満席になった。私も相席となり、後から入ってきた人は2階に案内されていた。



30分かかってキンキの煮付け定食がやってきた。魚は思っていたよりも大きい。思わず、すごい、とつぶやくと、店員さんは誇らしそうに、満足そうに微笑んでいた。



さっそくキンキをたべてみると、ふわふわの食感。脂が多い魚なのでとろとろ、ふわふわだ。口に入れるととろけてゆく。味は煮魚の甘辛いものだが、味つけは若干薄味でちょうどよかった。

キンキの横に肝もついているのが嬉しい。美味しいのでヒレやエラブタについている身もすすり、頬の肉ものがさずにたいらげた。



いつもならカニ汁に飛びつくところだが、今日ばかりは後回しである。ご飯はたっぷり。チョイ刺しはマグロにカツオ、イカ。味は平凡だが価格が破格だ。

キンキは食べるのに時間がかかる。その分堪能し、大満足して店をでた。



店の前には張り紙があった。私は食べることで協力することしかできない。




うろこいち

昼総合点★★★★ 4.1
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武蔵野うどんのさわいち

2015年06月03日 18時03分34秒 | グルメ関東・東京以外


さいたま市大宮区にあるうどん店、さわいちにやってきた。場所は第二産業道路沿いで、車でしかゆけない立地だ。時間は14時。もう昼の営業は終わっているかもと思ったが、15時までだった。



何をたのむのか迷い、いちばん人気だというイカ天うどんにすることにし、並では足りないと思い、中にする。値段は940円。うどんとしてはよい値段である。

うどんは7・8分で提供された。手早くてびっくりした。うどんは中にしては少ないと思ったが、食べてみるとたっぷりとあり、300グラムから350グラムはあった。

うどんは香りのよい堅いものだ。これ以上堅いのはたべたことがないくらいの歯ごたえだ。となりのおばあちゃんはやわらかくしてもらっていた。

イカ天は厚みがあり、さっくりと揚がっている。品質のよいイカをつかっていた。それにカボチャとナスの天ぷら。この内容なら940円は安いかもしれない。

お店は年配の女性ばかりがやっている。当日はバレンタインデーでポイントカードと一緒にチョコをいただいた。なんだかほっこりした。








手打ちうどん さわいち

昼総合点★★★☆☆ 3.7
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十条のヌードルメーカー貴

2015年06月02日 20時48分05秒 | グルメ東京


十条のヌードルメーカー貴にやってきた。
場所はちょっとわかりづらい。十条銀座から脇道に折れていったところだ。

醤油ラーメン750円と大盛り券100円を買った。
店内は狭い。カウンターが7席くらい。それに4人掛けのテーブルがひとつ。

ラーメンは10分かからずに提供された。
見た目はよろしい。
期待がたかまる。

スープを飲んでみると、やさしい味でかなり美味しい。玉子風味?
麺は中細い麺でやわらかい。腰はなく、つやつやの麺でもない。でもこのスープによくあっていた。

チャーシューは炙ってあり、口にいれるととろけちゃう。
メンマはしゃきしゃき。

ネギもよく効いていてこだわっているのがつたわってきた。

若いふたりでやっている店だが、真摯に努力しているのがよくわかる店。応援したくなる店だった。








ヌードルメーカー 貴

夜総合点★★★☆☆ 3.6
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会津若松の人気ラーメン店 めでたいや

2015年06月01日 18時07分26秒 | グルメ東北


2015年の福島ツーリング。

会津若松の人気ラーメン店、めでたいや、にやってきた。
ここはちょっとわかりづらいところにある。県道64号線から脇道に入ったところにあるので、みつけるまでぐるぐる迷走してしまった。



店の前の駐車場には車がいっぱいとまっている。店内もお客さんで大混雑しているが、なんとか空いていたテーブル席につくことができた。

メニューはラーメンとミニ・ソースカツ丼のセットと決めていた。それを注文する。人気店だけあってたくさんの店員さんがいるが対応はとてもよかった。

じつは、めでたいや、という店名にひっかかっていた。老舗なのだろうがセンスがどうもと感じられて。それで店をみてから入るか決めるつもりだったが、この人気をみては問答無用だった。

混雑しているので時間がかかるかと思っていると、10分ほどで料理はやってきた。早くてびっくりである。接客も気持ちがよかったが、厨房も手だれがそろっているようだ。店はじつに小気味よくまわっている。これも人気の所以だろうか。



ラーメンは喜多方ルック。スープはあっさりでやさしい。麺は手打ち風。毎日たべられる、老若男女に好まれ、万人うけのする味だ。

ソースカツ丼はとんかつの半分くらいの厚さのカツをつかっている。さらさらソースがかけられていた。サクサクとしていて歯ざわりがよい。味は手堅い。惜しむらくはカツが熱々ではないこと。日曜の昼時だから揚げ置きなのだろう。でも、それもこれもいれて、よい店だ。気どらない、地元の皆さんの人気店だった。






めでたいや

昼総合点★★★☆☆ 3.3
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