●日本の弁天
明治の神仏分離政策により、今は隣の寺院に弁天さんは移っています。
日本各地の神社や寺院にも弁天さん、つまり弁財天は、現在では厳島神社と名乗るなどしてまつられています。宮島の厳島神社がその名の通り海の鳥居を持つ海上にせり出した神社です。弁天さん・弁財天は、七福神のひとつであるように、水の神でもあります。なので、それぞれの神社や寺院で祀られる場合にも、池の中の島に祀られることが多くなります。
↑京都市禅林寺境内の弁財天社
池の島に建てられいます。
●タイの弁天さま!?
●タイの弁天さま!?
タイにも弁財天はいらっしゃいます。ヒンドゥー教の女神でサラスヴァティというそうです。へっぽこ祭ブログ管理人の御用達サイト-某wikiぺdアによると、サラスヴァティも水の神。下の写真の神像?仏像?は、バンコク市内ベーリン通りで見つけたレストランにありました。
池の島に立っている様子はまさに弁天さんです。しかし、手に持っているのは蓮のようで、楽器ではありません。となると、管理人愛用ページにある、サラスヴァティのように楽器を持っていません。
グーグルで画像を検索してみると、ラクシュミーと呼ばれる女神が蓮を持ち、蓮の花の上に立っていました。この点では写真と共通します。また、弁天を脇侍としていふ画像をよくみかけます。ラクシュミーと弁財天がまざった姿が日本の弁天信仰なのかとも思いましが、ウィキpディアによると、ラクシュミーは4本あるとのことで、この像とは異なります。
そこで、「蓮の花を手に持つ」、「蓮の花の上に立つ」ところから考えてみると、行き着くのは観音さんでしょうか。あくまで管理人の主観ですが、この像はやや中国風にも見えます。例えば、「台湾、観音」でグーグルなどで検索すると雰囲気の似たものが画像で見ることができます。
バンコク市内特には八掛鏡ともいえる、鏡を掛けた商店がいくつも見られ、中国の宗教的影響が見られました。なので、中国風の観音像であっても不思議はありませんが、管理人は断定できません。
↑地図上では近く見えますが、ベーリン通りを車で10分から20分ほど走りました。
↑ベーリン駅近くにかけられてたハ掛鏡。
編集後記
親友t君の結婚祝いに渡ったタイ。彼がタイに旅立つ直前に一緒に旅行に行ったのが宮島でした。そして、式の後、管理人がタイをたつまえに新郎ご家族と新婦ご家族と共に食事をしたのが、画像のレストランでした。「弁天さんや」と思って、何かの縁を感じつつ記事を書いてみたら、必ずしもそうではなかったようです^_^:
とにもかくにも、T君、Jちゃん、本当におめでとう。そして、旅行期間中お世話になったT君ご家族のみなさま、本当にありがとうございました😊
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