月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

381.納得行く新調・改修の共通点(月刊「祭御宅」2022.2月1号)

2022-02-27 04:37:01 | 屋台・だんじり・神輿-装飾の工芸、新調、改修、修復-
屋台のこのみは人それぞれ
 屋台の好みは人それぞれ違います。
といってもそれは、あくまでバランスの話で、やっぱり技巧を凝らせたものであってほしいという思いを持つ人が大半です。そのような屋台が無事に出来上がってくると無事終わるとやっぱり嬉しいものです。
このような屋台が出来上がってくるためには、どのようなことを心がければいいのでしょうか。

●名屋台ができあがるところについてくるもの
屋台全体や一部を新調改修するにあたり、満足な結果がともなってくる屋台には、かなりの割合でついてくるものがあります。
それが、職人さんとの交流のエピソードです。いい屋台を作りたいという思いは、職人さんの仕事場へ足を運ばせます。ときには、一緒に飲んだり、仕事を手伝ったり、場合によってはけんかもしたり、というエピソードもついてきます。
そのような交流によって生まれた屋台は、納得行くものに仕上がってくることが多いように、話を聞いていると思います。

編集後記
 もう一月以上も前になりますが、令和祭り職人展少しだけお手伝いさせていただきました。
我らが明石町屋台の金具を担当してくださった北角和久師(当時は竹内錺金具店の職人)も出品、トークショーにも出演されました。決して上手とはいえない不器用な喋りで笑いをとりまくっていました。でも、「ずっと挫折している」などと、常に高みをめざすからこその言葉を聞くことができました。自分達の屋台をこの方にしてもらってよかったと思えた一日でした。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 380.神輿屋根屋台の呼称とケ... | トップ | 382.令和はじめての屋台運行(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

屋台・だんじり・神輿-装飾の工芸、新調、改修、修復-」カテゴリの最新記事