月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

332.巨大!!浜の宮天満宮天神屋台の露盤着脱(月刊「祭」2021.4月3号)

2021-04-04 23:46:30 | 屋台・だんじり・神輿-装飾の工芸、新調、改修、修復-
●天神屋台入魂式
素木だった浜の宮天満宮の天神屋台が、漆塗りや金具のとりつけなどが完成し、令和3年3月28日に入魂式がとりおこなわれました。
 
播州最大級の屋台として注目が集まっていました。しかも、浜の宮天満宮といえば、姫路市指定の文化財にもなっている台場ざしという、屋台の泥台を差し上げるという荒業で知られており、天神屋台もその屋台で行うことになります。
 
 
上の映像は須加屋台の台場ざしです。この台場ざしを、素木状態より漆が塗られ金具がついたことでさらに重くなった天神屋台がどこまでできるのかに、注目が集まっていました。 しかし、生憎の雨により台場ざしを見ることはできませんでした。
 
●天神屋台の露盤、擬宝珠着脱
しかし、やっぱりその大きさが規格外だということは、露盤と擬宝珠の着脱を見るだけでも一目瞭然でした。
ひとまずは、従来の屋台の露盤と擬宝珠のとりつけを見てみましょう。露盤を一人で梯子でもって上がっているのが分かります。

 
次は天神屋台です。余談ですが、生まれて初めて動画にテロップをいれました。
露盤を持つ人の両サイドに脚立をおいて、補助にはいっています。運搬も複数人でしていることも分かります。露盤を複数人で持つ屋台。本体はどれだけ重いのでしょうか。
担いだ友人は口をそろえてめちゃ重かったといっていました。肩が強いほうで通っている彼らをそこまで言わしめる屋台。露盤だけを複数人で運ばなければならない屋台。天神屋台は規格外といえるでしょう。
 
規格外の大きさの天神屋台がどのような運行をするのかが楽しみなこれからです。

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