月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

348.伝播してきた祭前に屋台を担ぐ風習(月刊「祭御宅」2021.5月17号)

2021-05-23 10:44:13 | 屋台・だんじり・神輿-組織、祭全体、社会との関わり-

●姫路の肩合わせ

 灘のけんか祭などの姫路の祭りでは、肩合わせなどと称して屋台を担ぐ習慣があります。祭前日なので、水引幕がついていなかったり、擬宝珠がついていなかったりと、練り子は私服だったりと、屋台が完全装備でない状態で担がれたりします。

 この習慣は祭本番の心身の準備になると同時に、楽しむ時間を増やすことができるなどのメリットがあり、我らが三木市大宮八幡宮でもこのような機会が増えてきました。


↑祭礼日前に練り合わせをする英賀神社 春日若倉屋台(左)と矢倉西屋台(右)矢倉西は擬宝珠をつけていません。
 
 
屋根改修後の試し担ぎ
 2015年明石町屋台は、屋根を改修し祭一週間前の土曜日か日曜日に屋根を試しにとりつけてみました。そして、安全に運行できるか点検する名目で屋台を担いだら、、、、やっぱり楽しい。
 いつの間にか、一週間前の土日や太鼓練習開始の日によく担がれるようになりました。
水引幕がついていない状態で担がれます。
 

↑2016年9月24日土曜日 太鼓練習開始日に外に屋台を出して担ぎました。 
 
 少し前ですが2012年7月の虫干しの日にも担ぎました。屋根に赤羅紗も張らず屋根の下地が見えています。太鼓打ちは管理人ですが、バチはもっていません。
 
 
実は、泥台を見ると太鼓がのっていないことも分かります。管理人が「口太鼓」をつとめさせていただきました(^^;
 
 

 



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