月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

296.コロナ禍中のお盆(月刊「祭」2020.8月2号)

2020-08-12 20:23:00 | 新型コロナと祭、民俗

●感染再爆発
 我が国が誇る偉大な政府の、den tooならぬgo toたる感染再拡大政策により、規制は自粛を勧められるようになりました。
 屋台、地車の賑わいものは中止になっても根幹的な神事は、止まらないように、お盆の仏事もまた、同様のようです。どのような形になって、お盆の仏事が行われたのかを我が家の例を報告します。

●帰省の自粛
 楽しみだった親戚同士と会える場も、年配者のことを考え今年は見送ることになりました。各々三木や近隣にいる人で墓参りだけはすることになります。



●僧の檀家廻りの中止
 金剛寺では感染の拡大を警戒して、ご住職の檀家周りが中止になりました。その一方で、地区ごとに決まった日の午前10時から1時間半くらいかけて、ご住職さんは本堂で、各檀家の仏さんの名を唱え読経し、寺の総代さんがサポートしたそうです。
 その時間の間、各家では仏壇に蝋燭と線香を焚いてくださいとのことで、我が家でもはじめにつけた線香が消えるまで焚き続けました。

 全ての寺が自粛したわけではなく、違う寺の信者の家ではご住職さんが来られているところもありました。

●精霊流しの実施
 美嚢川沿いで行われる精霊流し(といっても、実際には川には流しませんが)は行われます。しかし、帰省者は昨年より減ることが見込まれ、風景はまた少し変わったものになるかもしれません。



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