お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

恵まれた命

2007年09月15日 | 仏教
 あ~、熱い  秋のお彼岸も間近というのに・・・台風のせいか、ムッ~とする蒸し暑さ。昨日は最高気温35℃近かった佐賀です。きょうも、セミが鳴いています。

 きょうも、A先生のお話。

  A先生のお寺では、「七五三」をなさるそうです。
 
 普通、世間で「七五三」と言えば、「神社にお参りに行く」もの と思いこんでいますが、どうぞ、どうぞ、お寺にもお参り下さい というわけで、今、宣伝の派手な幟を立てようと、幟の生地を探しておられるとのこと。

 お寺で「初参式(しょさんしき・赤ちゃんの初参り)」は、しますが、「七五三」まで気が回りませんでした。

 A先生が言われるには、そもそも「七五三」は、乳幼児の死亡が多かった昔から「お陰様で無事3才、5才、7才を迎えました。よく、ここまで育ってくれました」という感謝のお参り。

 だから、「七五三はお宮の行事で、お寺でしちゃいかん」 ということは、ないわけで・・・

 A先生が自坊(ご自分のお寺)で、「七五三」にお参りの若いご夫婦、若い祖父母さんに話されることは、

 よく、世間で「子どもを作る」と言うが、

 子どもにとって「作られた命」という生命観で育つのか、

「子どもを授かった、子どもを恵まれた。その恵まれた命」という生命観で育つのか、

この違いは大きいということ をお話されるそうです。



 
コメント
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