お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

キッパリ生きる!仏教生活

2011年08月09日 | 本紹介
 釈徹宗 師 の新刊 
キッパリ生きる!仏教生活技術評論社

 宗派に偏らずに、仏の教えの実践、心の保ち方 などを
ご紹介くださっていて、とても有難く拝読しています。

 例えばp92

 「維摩経」という教典には、「何ものにも執着することなく、自ら進んでこの迷いと苦悩の社会を生き抜く」という教えが説かれています。そして、そこには「自分自身の苦悩も喜びも庭園を鑑賞するように観じる」ことが重要なポイントとして述べられています。 

 と、書かれています。

 苦悩に心が支配される時、ちょっと深呼吸して、自分自身を客観観する

 苦しみの つぼに はまっている私自身を
宇宙から、静かにながめて観る という感覚でしょうか

 
 なかなか難しいことですが、真宗の味わいで言えば、

阿弥陀如来に、まかせきって生きる」ってことは、そういうことなのでしょうね。
コメント
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