お寺のオバサンのひとりごと

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想い出

2022年02月07日 | 雑感
 長年お世話になった「法専寺のお父さん」・ご門徒のF氏が98歳でご往生。
 とてもお元気で90歳過ぎまでは畑にお姿がありました。
 30年位前にはご夫婦で本山にて帰敬式を受式され、法名(仏弟子としての名)をお持ちでした。
 その時、一緒に受式された元責任役員の故M氏ご夫妻(奥様は「法専寺の歌」の作詞者)と2組おそろいで、帰敬式を受けた報告に、当寺までお参りくださった時の写真(父・前前住職を挟んで本堂で写られている)をこのたび拝見し、ジーン。
 その写真に何故かウチの幼い娘たち(長女は現坊守)も一緒に写っている。
 だんだんその時の記憶が浮かびました。
 報告にお参りくださった2組のご夫妻と住職である父との記念写真を撮ろうと、私がカメラを構えると、そばにいた小さな娘たちも、ご夫妻方と一緒に写真に写ろうとしたのでした。私が娘たちに「ダメよ」と言ったところ、ご夫人方が
「よかやんね、記念に一緒に写ってくんしゃい」
と仰って、娘たちも記念写真におさまったのでした。
 F氏は壮年会の例会にもよくお参りくださいました。真夏、キンキンに冷えた麦茶をお出ししたら、「よう冷えて、うまかねぇ」と言ってくださった。そんなシーンも思い出しました。
 法専寺のためにいろいろご尽力いただきました。いろんな想い出が尽きません。本当に長い間お世話になりました。ありがとうございました。
 南無阿弥陀仏

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