保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

冬季船の船内

2004-12-17 16:09:12 | 船頭
12月に入り、保津川下りの船も冬使用・冬季船として
連日、盛況に運航を続けております。

営業していることすらあまり知られていなかった冬季船ですが、
このブログでも度々紹介した効果があったのか?今年は例年より
お客さんが増えている様に感じております。

また、事務所サイドの話では冬季船に付いての問合せも増えているとのこと。
いよいよ保津川の冬の船も、全国の皆様に認知されつつあるという
手ごたえを感じ、嬉しく思っています。

その全国から寄せられる質問で一番多いのが
「冬季船って船内はどうなっているの?」
という質問だそうです。

外は身も凍らんばかりの深い渓谷地を下る冬の船遊びですから、
当然、船内の環境はとても気になるところですね。

写真を見てもらうとわかると思いますが、
床の上に柔らかいじゅうたんを敷き詰め、そのうえに腰をおろしてもらます。
両サイドはプラッチック製のスライド式窓で固め、屋根は透明式の一枚もの
ビニールで船内全体を囲います。
前方と後方も透明のビニールで谷間に吹く風をシャッタアウトします。
船内の中央部にストーブを入れる日もあり、船内はポカポカ!

クッションなどを持参されて座られると、より快適な船下りが楽しめると思います。

冬の保津川周辺には、ボタン鍋で有名な亀岡・湯ノ花温泉や
渡月橋に下流から温泉が湧き出た嵐山の温泉街もあり、
春や秋と違った顔を覗かせる‘冬の京都’を満喫できること請け合いです。

これから年末年始に掛けて‘歴史の街・京都’では数多くの
伝統的な行事が目白押しです。
見所いっぱいで奥の深い‘古都・京都’に触れてみてはいかがですか?