保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

娘にもらったチョコの甘さ。

2008-02-14 23:55:37 | 船頭の目・・・雑感・雑記
今年もこの日がやってきましたね~

そう女の子達の記念日・バレンタインデー!

女子の皆さん、今日はどんな一日だったでしょうか?

我が家の小学3年生になる娘にとっても今日は特別な日。
心なしかいつもよりテンションが上っているのを感じました。

どうやら、意中の男の子がいるようで、クラスの友人達に
気がつかれない様にと、態々その子を呼び出して、こっそり
‘本命チョコ’をプレゼントしたようです。

我が子の成長って本当に早いものですね~
いつまでも「小さい」と思っていたら、もう
好きな子がいてバレンタインデーというイベントに
参加しているのですから・・・

先日も今日という日の為に、母親と一緒に某百貨店の
バレンタインチョコ特設売り場へ、本命チョコの品定め
に行った娘。もちろん、運転手に引っ張り出された私・・・

バレンチョコ売り場は女性だけの聖地。
「じゃあ~お父さん後でね~」と邪魔者を追い払う様に
私に言うと母娘はチョコの売り場会場へ。

チョコを品定めしている間、男たちは
振り返ることなく別の所で時間を潰します。

潰し場所を求めて2階へと向かうエレベーターから
ふと下の階を見ると、楽しそうにチョコを品定めして
いる母と娘の姿が目に飛び込んできました。

それは、女友達同士で恋人へのプレゼントを
楽しそうに探す姿そのものです。

いつまでも小さいと思っていた娘ももうすっかり、
恋する‘ガールズ’の仲間入りを果たしていたのですね。

我が娘は、出産予定日より約1ヵ月半早く生まれてきました。

生まれてきた時はまるで「鳥ガラ」の様に細くて
小さな小さな‘赤ちゃん’でした。
まさに「生まれてきたこと、そして生きていること」だけ
でも‘ラッキー’な子でした。
NICUのカプセルの中で、懸命に生きようと頑張っていた
姿をふと、思い出しました。

それが今では、全くの健康体で過ごし、好きな子までできて
母親と友達同士の様に‘ショッピング’を楽しんでいる。
その姿を見たとき、胸が熱くなるものを感じました。

慌てん坊のおてんばで、いつも心配しているのですが、
「生きているだけでいい・・・」と願ったあの日の
ことを思いおこせば、そんなこと大したことではないと感じる。
今、あの様に元気で楽しそうな姿を見られることは、
なんと幸せなことだろうか。

そんな事などを思いながら、娘からもらったチョコを
今、食べている私。
その味は、なんともあたたかくやわらかい‘甘さ’なのです。