保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

無念!足の負傷で川掃除リタイア!

2008-02-22 17:09:30 | 船頭
保津川遊船が実施している川の清掃活動も今日で3日目。

「徹底的なごみ回収を!」を合言葉に頑張る船頭達。
確かに川下りの船が流れる区間という、自らの仕事場の
清掃活動ですが、嵐山までの16キロという全区間を
徹底的に清掃するということは、義務というだけでは
できるほど生易しいものではありません。

川で生かさせて貰っている者の感謝の気持ちのあらわれ、
保津峡という自然への当然の‘恩返し’という気持ちが
心の根底に流れていないとできないものだと実感します。

私も微力ながら、連日勇んで川掃除に励ませていただいて
おりましたが、気持ちだけが空回りしたのか、
左膝関節のじん帯を痛めてしまったようです~

なんでもない段差のある岩場を歩いている時、左膝関節
の外側に痛みが走り、その後は左足に体重を掛けることは
もちろんのこと、膝関節を曲げることさえも厳しい状態へ。

とはいえ、みんなが一生懸命清掃しているのに
「痛い」からといって休憩ばかりする訳にはまいりません。

岩場や川岸のごみを拾う時にも、激痛が左足全体を駆け巡ります。
やせ我慢で大丈夫なふりをしていましたが、さすがに身も心も
限界になりその日の行程が終わった時に担当者に
明日以降の代役をお願いしました。

川の環境保全を担当するエコ・グリーンの責任者として
まったく情けない限りですが、自分の体でも
これだけは仕方ありあませんね。

今年度の川掃除は無念のリタイアへ!

日頃から歩きなれた保津川の岩場。
いままでこんなことになった経験は一度もないのに
先日の腰痛といい、最近、自分の体の変化を
感じる事が多くなりました。

先輩達の苦労が体でわかる歳になったのでしょうか?

いよいよ、本物の心・技・体を練れる時期を
迎えた、ということなのかもしれないですね。