保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

秋の観光シーズン到来の予感~

2007-10-08 18:01:31 | 船頭
体育の日の祝日、今日は朝から雨が降る
保津川下りには生憎の空模様となりました。

さすがにこんな日は、休日といえども
イマイチの来客数でしたが、連休のなか日と
なった昨日は104艘の船が流れる大忙しの
休日となりました。

最高で2時間待ち、それ以降のお客さんは
お断わりする事態となりました。

川の水量も少なく嵐山までの所要時間が約2時間かかり
船頭も精一杯急いで帰っているのですが、なんともし難く
結局、乗船をお断わりすることになったのです。

乗船していただけなかった方々には、ご期待に応えることが
出来ずに本当に申し訳ございませんでした。

これから‘京都の秋’本番。
保津川下りも休日を中心に混雑する日が多くなる事が
予想されますが、なんとか、お越しいただいた方、皆さん
にお乗りいただける様に我々船頭も頑張りますので、
よろしくお願い致します。

明日の朝日新聞(東日本)に保津川下りが紹介!

2007-10-08 08:46:31 | マスコミ出演
明日の朝日新聞(東日本版)に保津川下りが紹介されます。

先月、取材された女性記者から連絡があり、
明日の掲載を知らせて下さいました。
記事は新聞本紙ではなく、特集記事で編集される
付録別紙で紹介されます。

記事は自然や歴史など保津川下りの魅力を中心に
少し、私はっちんのことも書いて下さっている様です。

東日本限定版なので、私達の住む関西で読むことが
出来ないのが少し残念ですが、遠い東日本方面にも
保津川下りをより深く知っていただくいい機会に
なるものと期待しています。

東日本地域の方々で、この記事を目にされた方は
是非、感想などを送っていただければ嬉しく思います。

追伸
朝日新聞の夕刊に1ページ、写真入りで紹介されます。

今日は京都学生祭典です!

2007-10-07 07:05:01 | 京都情報
「学生のまち・京都」で平安神宮周辺一体を貸切、
音楽や踊りで盛り上げる京都の新しい祭
「第5回京都学生祭典」が今日7日に開催され、
今年も我がまち亀岡から「よさこい連・亀へん」と
そのJr部隊「子亀SPARK」が出演し、学都京都で
「亀岡魂」あふれる踊りを披露してくれます。

「京都学生祭典」は京都で学ぶ大学生たちが中心となり、
‘京都は一つのキャンパス’‘みんなでつくる京都の新しい祭‘
コンセプトに49の大学・短大が結集、力を併せて
‘まつり’を創り京都から新しい力を発信するという企画。

今年で5回目を迎える学生祭典には「京都の新しい踊り」として
お馴染みとなった「京炎 そでふれ!」に加え今年から
地域・学校などから出展される「創作みこし」が登場します。

今年も子供よさこいチーム「子亀SPARK」の一員として
我が娘も踊りを披露する予定ですが、残念ながら
私は仕事があるので、見に行ってやることが出来ません。

家でも、CDプレーヤーをガンガンに鳴らし、
何度も繰り返して、踊りの練習をしていました。
その成果が出せるように頑張ってほしいです。

しかし、京都の学生パワーは益々、バージョンアップ
をしていますね。頼もしい限りです!

斯道会OB・青山拓人君、円盤投げで国体8位!

2007-10-06 18:45:09 | 京都情報
今、秋田県で開催されている国民体育大会で、私が主宰する
空手道場・斯道会OBの青山拓人君(花園高・一年)が
全国8位に入賞し、今日の京都新聞にコメントが紹介されました。

といっても、競技は空手ではなく‘陸上競技’の円盤投げ。

青山拓人君は同道場設立当初からの生徒さんで、入門して
来たのは保育園に通っている時から。数々の空手ジュニア大会に
出場経験もあり‘地上最強の空手’を標榜する実戦空手の雄、
極真会館のジュニアチャンピオンになった優秀な生徒さんでした。
中学に入り空手と並行して、部活で陸上競技を始め、砲丸や円盤
などのパワー系のフィールド競技で力を付け、府下1位や
Jrオリンピックに出場するなど、陸上競技の世界でも
頭角を現しました。
高校に進学後は、陸上に専念、今年一年生で
京都府代表として秋田国体に出場し、昨日京都選手の
先陣をきって堂々の8位入賞を果たしたのです。

青山君を幼い頃から観てきて感じることは、持ち前の明るさ
を武器に辛い練習も一生懸命に頑張る努力家であるということ。

空手でも小学生大会選手としてよく稽古していました。
本人の希望もあり、一時期、学校から直接我が家に通い、
毎日マンツーマンで指導したりもしました。
腕立て伏せやスクワット、ミット打ちにサンドバックなど
一日2~3時間以上の厳しい稽古メニューを、時には涙を
流しながらも明るく懸命に取り組んでいた姿が
今も印象に残っています。

多くの子供を指導していますが、あれだけ熱いハートを持ち
ハードな練習に耐えた子供とは今だに出会っていません。

空手でも類稀なる非凡さを持った彼でしたが、今は陸上競技
という別の舞台で、大きな花を咲かせてくれていることは
道場の後輩たちの誇りでもあり、励みでもあります。

これからも、空手で培った精神力と闘争心で、
さらに‘上’を目指し、頑張ってほしいです。
そして、夢はオリンピック!世界のヒノキ舞台で、
‘日の丸’のフラッグを天高くなびかせて欲しい。

私も影ながら応援しています。
               押忍!

集められた保津川のゴミのゆくえは・・・

2007-10-05 19:07:49 | 保津川エコ・グリーン委員会
先日の川掃除で、船を使用したゴミ収集箱は満杯状態!
このゴミを収集し処理して下さるのが亀岡市環境政策課さんです。

今日は朝から軽トラ3台に分乗して、シルバーさんを含む
総勢6名が川ゴミの収集をして下さいました。

保津川遊船で実施し拾われた川のゴミは、船に乗せられ
一旦嵐山で引き上げ、トラックで亀岡市の遊船係留場の
河原に据えてある引退した船に保管されます。
その集められたゴミを亀岡市の環境政策課が毎回
引き取って最終埋め立て処分場に処理されます。

今回の掃除では古タイヤや自転車、家電などの不法投棄系
のゴミが大量に収集されたので、軽トラ1台はそれ専用です。
そのほかのゴミは土嚢袋に詰められ、軽トラに山状で
積み上げられていました。本当に川ゴミの量は半端ではない!
用意した軽トラに入りきらないのではないか?と心配になる
ほどのゴミの量に、作業をされていた同課の担当者も
「今回は大型ゴミも多く、凄い量ですね!」と驚き気味。
まさにラフティングボートの威力を見せ付けられました。

亀岡市環境政策課のみなさま、本当にご苦労さまでした。
そして、これからもご協力よろしくお願い致します。

ラフティングボート、保津峡へいざ、出陣!

2007-10-04 22:33:45 | 保津川エコ・グリーン委員会
昨日、ラフティングボートを初めて使用しての
保津川峡谷の川掃除を実施しました。

今回、ラフティングボート特有の機動力が加わったことで、
船で近づけなかった狭い場所などの河川ゴミ収集が可能と
なり、保津川遊船の川掃除の清掃力アップと効率性に優れた、
質の高い清掃活動がで展開できるようになりました。

峡谷の清掃は遊船の船一艘をマザーボートとし、清掃ボランティア
のメンバー14名とラフティングボートを乗せ、ゴミの漂流して
いる峡谷現場を目指し下って行きます。

河原に打ち揚げられているゴミ類は、マザーボ―トで着岸し、
ボランティアが下船して人海戦術で拾っていき、対岸や狭部
箇所などはラフティングボートで拾って来て、マザーボート
へ随時積み替えるという作業で進めていきます。

朝から出動したボランティア船でしたが、機動力と効率性の高い
ゴミ清掃に、船は見る見るゴミに埋め尽くされ、船の収納能力を
超えるのに、昼までの時間を必要としないくらいでした。

ゴミはペットボトルと空き缶、ビニール袋に食品トレーと
いうお馴染みのモノに加え、車やバイクのタイヤ、電化製品等
の不法投棄物の類も多かったのが特徴でした。

この写真は保津峡に走る府道から、投棄されたゴミです。
川にも同種の不法投棄ゴミが流れてきています。
保津峡は山も川も心無い人の手により、汚されています。
もはや、モラルに訴えるだけでは投棄ゴミの量は減りません。
先ずは自然環境の大切さに気付いた人から、不法ゴミへ関心を
持っていただきたい。そんな人々が多く増えること、そして
その人々の‘目’こそが不法投棄者への一番のプレッシャー
になると考えます。多くの皆さんの協力をお願いします。

今回の保津川遊船エコ・グリーン委員会の川清掃作業に
は遊船の船頭約60名が参加してくれました。
その多くが清掃活動の後、本業である川下り船の仕事に
戻り、嵐山へ下って行きます。
川の清掃作業は、陸のそれに比べ、ボランティアと
呼ぶにはあまりにもハードで体力を消耗します。
にもかかわらず、高齢の船頭さん達もいやな顔
一つせず、熱心に取り組んでくださいました。
ゴムボートという機能的な作業方法も必要ですが、
やはり、清掃活動はこの様な思いの人、一人一人に
よって支えられています。本当に心強い限りです。

「第一回ふるさと清掃運動会」にプロ保津が参加!

2007-10-03 00:24:15 | プロジェクト・保津川
先月、プロジェクト保津川の設立記念シンポジウムの
基調講演をしていただいた「NPO富士山クラブ」の
川島攻さんからお誘いがあった全国的な清掃活動企画
第一回ふるさと清掃運動会に我々プロジェクト保津川
も賛同することがこのほど決定致しました。
この決定を受け、昨日の京都新聞・丹波版に我がプロ保津の
副代表・原田禎夫先生が、市民や各団体に同運動会への
参加を呼びかける記事が紹介されました。

我々プロジェクト保津川としては10月20日(土曜日)の
朝から亀岡市の保津川流域で清掃活動を実施する予定で、
只今、参加者及び参加団体の募集を行なっております。

連絡はプロジェクト保津川HPまたはE-mail:info@hozugawa.org、
プロ保津事務局:中野までよろしくお願い致します。

ふるさと清掃運動会は地球温暖化など悪化を続ける地球環境
に対し、私達個人は何が出来るか?というテーマのもと、
身近なふるさとの環境を守ることが、地球環境保全という
大きな目標に繋がっていくという思いから行なわれます。
この企画は富士山クラブの応援団ともいえる
「富士山大好き!100人の会」が呼びかけて実施される
もので、呼びかけ人代表にソフトバンク監督の王貞治氏を
はじめ、アルピニストの野口健氏、歌手の加藤登紀子氏
などが実行委員を務められています。
同運動会は、今年が初めての取り組みで、京都では一早く
我々プロジェクト保津川が賛同表明し活動することになります。

すでに企業や環境NPOさんから、保津川清掃への
参加のお申し出がいくつかきております。

集合場所や掃除エリアなどの詳細がまとまり次第、
このブログでもお知らせする予定ですので、
はっちんブログをご覧のみなさまも是非、御参加
のほどよろしくお願い致します。

大勢のみなさまのご参加、心よりお待ちしております。

一風変わったエコ・グリーン委員会のミーティング。

2007-10-02 00:41:12 | 保津川エコ・グリーン委員会
今日は(もう昨日か・・・)保津川遊船の環境組織、
エコ・グリーン委員会が3日に予定している川掃除
の計画を立てる為のミーティングを行ないました。

と、いってもいつもの遊船事務所2Fで行なっている
堅苦しい会議ではなく、今回は実験的に会議場所を
市内の某中華料理店に移し、食事をしながら会議を
するというユニークなスタイルで行ないました。

メンバーの平均年齢が30歳前半~半ばという遊船では
若い部類にはいるメンバーが多いエコ・グリーン委員会。
食事をしながらざっくばらんに話しをしてもらい、
画期的で面白いアイデアが出ることを期待した会議です。

エコ委員会では、3日に初めてラフティングボートを
使用した川掃除を行なうので、より機能的、効率的に
清掃作業が進められるように、また、今後、コマメに
作業を実施できるような体制つくりを話しました。

エコ・委員会という立派な名前は戴いているものの実質は
船頭各自の川に対する思いに頼るボランティア組織です。
極力、時間的、体力的なロスや負担は軽減できる様に
計画しなければならないので、若い船頭衆の柔らかい
頭で楽しさやヤリガイ、達成感などが感じられる活動
にしなければなりません。

ミーティングでは、気楽さからか忌憚のない意見や課題など
が多く提案され、酒も登場すると一段とヒートアップ!
気が付けば日付が変わる寸前まで、熱い議論が
繰り広げられました。

長時間にわたる議論は、若手船頭メンバーの川に対する
熱い思いを表現しており、頼もしくも嬉しく感じた次第。

我々は400年続いた、伝統産業と川の環境を守っていく
バトンランナーとして先達がそうしてきた様に、次の世代へ
しっかりバトンを渡すまで、力強く走って行かねばなりません。

未来永劫、この川下りが栄えていく為に・・・