ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2013.8.11 猛暑の中、かつら卒業トライアル再び

2013-08-11 20:27:33 | かつら
 昨日に引き続き今日も猛暑日。夕方若干降った雨で1,2度気温は下がったようだが、今日も我が家のベランダの温度計(しつこいようだが、日陰である。)は37度を差した。それにしても、最低気温が30度超えというのは、熱帯夜ではなくていったい何と呼ぶのだろう。
 これでは朝、とてもではないがゆっくり寝てなどいられない。日曜日だけれど早起きして、またもや洗濯三昧である。

 今日は2か月ぶりにかつらサロンの予約をしていたので、バスに揺られて朝一番でサロンに向かう。まだ9時台だというのに早くも太陽は燦々、日傘を差しつつも照り返しの熱風にクラクラする。

 かつら卒業にはまだ早いかな、というのが正直なところだが、思い切って今日はかつらのサイズ調整はなしで、シャンプー・トリートメント・ブローのお手入れをしてもらうだけにした。帰りはかつらを取って自毛で帰りたいので、とシャンプーカットをお願いする。いつもはかつらの調整が終わると、手持無沙汰に雑誌をめくりながらお茶を飲み、トリートメントを済ませて綺麗に生き返ったかつらが出来てくるのを待つのみ。自分のクリクリ頭を目の前の大きな鏡に映しながら、ちょっとため息の2時間弱である。
 が、今日は、昨年9月の脱毛直前にスタイルも何もなく、ただの短髪にしてもらって以来ほぼ1年ぶりに、担当のOさんとお喋りをしながらカットしてもらう。
 フロントはまだまだ短いのだが、後ろだけはクルクルとカールのきつい髪が結構長く伸びてきている。それをさっぱり切ってもらい、サイドは揃える程度で、なんとか苦し紛れのベリーショートのスタイルに仕上げてもらった。シャンプー台でリラックスしながら、頭皮のマッサージもしてもらってすっかり頭が軽くなる。いつもガーゼの帽子を被ってから(この姿を見て息子が「カダフィ大佐!」と呼ぶのは以前にも書いた。)もう一度かつらを被っていたので、本当に頭が蒸しあがる感じだったが、ブローしてもらった後、この頭の自由さ、軽やかさはなんだ、と改めてびっくりする。

 「今日はとりあえず次回の予約をしていきませんが、もしまた脱毛する薬を使う時が来たら、その時はまたよろしくお願いします。1年間お世話になりました。」とご挨拶し、もろもろのケア用品を補充してサロンを後にした。まあ、前髪は言ってみればパッツンパッツンのワカメちゃんのようではあるが、なんとなくスキップしたいような気分。

 いつものように息子の好きなお饅頭をお土産に買い、再びバスに乗り込み最寄駅まで戻る。夫と息子と合流してランチ。お盆休みの所為か、チビッコが店内を走り回り、かなり賑やかである。

 その後、息子のシェーバー・デビューに付き添う。夫はなにやら嬉しそうにブランドの説明をしたり、使い方を教えたり、あれやこれやと世話を焼く。私はちょっと複雑な気分。あんなに小さくて可愛かったすべすべお肌の息子が(相変わらず親バカですみません。)、なんと髭剃り!である。しかも当然のように、夫のものよりかなり高級品をお選びになる。残念ながら在庫切れとのこと。精算だけして1週間後入荷だそうだ。初めて髭を剃ったところ、鼻の下がスースーするらしい。

 そこで2人と別れて私はヨガアドバンスのクラスに向かう。フロントで開口一番「髪の毛切ったんですね~」と言われ「いや~、ようやくかつらを取ったんですよ(モゴモゴ・・・)」と対応。レッスンは人数が少な目。インストラクターのKさんによく見て頂けて満足。
 帰り路、仏様のお花を買って帰宅した。うまくブローが出来なければ、明日はショートのかつらで出勤の予定。こちらは医療用といっても裏のネット部分がそれほど密でないので、ミディアムロングのかつらより少し涼しいのが救いである。

 こうして、またもてんこ盛りの土日が終了。明日からまた新しい1週間が始まる。私の職場では、お盆休みという一斉休暇はないが、交替に夏休みを取るから、職場の人口密度はほんの少し低いかもしれない。
コメント
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