昨夜、夕食を済ませた後、なぜか酷い下痢になり、脂汗を流しながらお手洗を往復する羽目になった。お昼に何か悪いものでも食べたのではないかと夫に問われるが、思い当たるものはなし。感染症だったら大変だから、と私が触ったパソコンのキーボードに消毒ジェルを塗ったり、入浴するのは最後にしようね、などと言う。こういう時はいきなり職業病の夫である。
お腹はすっかり空っぽになったと見えて、今朝は無事落ち着き、胸をなでおろした。今日は毎月のお愉しみ、リフレクソロジーの日。いつものようにオーナーに最寄駅まで迎えに来て頂き、車に乗り込むと、「今日は私でなくOが施術します。彼女からは言い出さないと思うのだけれど・・・」とお話があった。
Oさんは3年前に産休に入りお嬢さんを出産後、既に本格的に復帰されていたのだが、私がいつも日曜日に予約しているのでこれまでお会いすることが出来なかった。今日は珍しく土曜日だったので彼女が出勤しているという。実のお父様が咽頭がんⅣ期の闘病中だが、術前の抗がん剤治療、放射線治療が終わって現在手術待ちの状況で、精神的にも肉体的にもかなり大変なようだ、と。もし出来れば、再発治療中でも仕事をしながら元気でいる私から何かお話しして頂ければとても有難い、ということだった。
フットバスのエッセンシャルオイルはティートゥリーにし、ハンドリフレをして頂きながら患者の気持ち、家族への思い、抗がん剤治療のしんどさなど、思いつくままとりとめもなくいろいろお話しする。手も足もほぐして頂きつつ、心も一緒にほぐれていく感じがして、気付けばいつのまにやら眠ってしまった。
彼女から施術をして頂くのは3年ぶりだったけれど、最近ホットヨガにはまっていて、という話をしたところ、右の鼠径リンパが滞った感じ、左の腋や腕の流れが悪い感じ、首が疲れている感じはあったが、全体的な流れはかつてより良くなっているように感じたとのこと。今日は生の声を聴かせて頂いてありがとうございました、と御礼を言われた。一患者にすぎない私に出来ることなど高が知れているけれど、経験したことから思うこと、考えることを話すことくらいならいくらでも、と思う。少しでもお役に立つことが出来たのであれば、素直に嬉しい。
昨夜の下痢を思い出し、施術後のハーブティは“胃腸はお元気ですかブレンド”を頂き、ペパーミントやレモングラスですっきりする。
帰りも駅まで送って頂き、そこで夫と合流。かつて何度か行ったことのあるスペイン料理レストランで贅沢ランチを愉しんできた。スペイン風オムレツやトマトのマリネ、ガスパチョスープ、魚介のパエジャ、洋梨のコンポートとジェラート、パンナコッタの盛り合わせを堪能し、満ち足りた土曜日の静かな午餐。ヨーロッパ研修の年末年始に夫と2人、スペインを旅したことを懐かしく思い出す。期せずして夫がご馳走してくれてびっくり。買い物も済ませ上機嫌で最寄駅まで戻った。その後、私は肩こり改善ヨガに参加、たっぷり汗をかいて帰宅した。
洗濯機を回し、夕飯の支度をしてから予約していた歯科へ。前回5月の3か月検診の後から結局3か月間、通い続けることになってしまった。ようやく2つの奥歯に渡した被せ物が出来てきて、今日は被せてもらって治療は一旦終了。2週間以上、歯が削られて低くなったのに慣れてしまったので、なんだかやけに歯の高さが気になって違和感を感じてしまう。
そして、心配なこと。上顎に何かザラザラするでっぱりがあり、気になっていた。以前からでっぱりはあったし、水泡状のものが出来てはいつのまにか治ったり、ということもあった。今回も痛みはないのだが、気になりだすと舌がどうもその位置まで行ってしまう。気付けばやけに白く大きくなってきている。さすがに心配になったので、診て頂いたところ“口蓋隆起の骨分離”とのこと。
口蓋隆起だけなら入れ歯を作るのに邪魔とか、食べるときに痛むとかいう以外はそのまま放置でいいようだが、皮膚がごく薄いのでちょっとしたことで顎の骨が出てしまうという。私の場合は既にすっかり骨が分離しているので、このまま皮がふさがって骨の部分が押し出されて取れてしまうこともあるが、感染でもすると化膿して痛むこともあり、この状況なら外科的に取ってしまった方が良いかもしれない、とのこと。
固い部分なので、傷が塞がるのはちょっと時間がかかるかもしれない、と言われる。そしてまた、恐怖の下顎骨壊死が頭を過る。出血を伴う外科的処置は通っている病院の口腔外科で、がお約束なので、来週通院日に主治医に相談の上、と保留にさせて頂くことにした。
普通に暮らしていれば特に問題ない口腔ケアも、いざがん患者となり、骨転移のゾメタ点滴を続け、抗がん剤投与により免疫力が下がり出すと、すっかりあちこち綻びが目立つようになってしまった。
一難去ってまた一難。とりあえず大事にならなければ良いのだけれど・・・。
お腹はすっかり空っぽになったと見えて、今朝は無事落ち着き、胸をなでおろした。今日は毎月のお愉しみ、リフレクソロジーの日。いつものようにオーナーに最寄駅まで迎えに来て頂き、車に乗り込むと、「今日は私でなくOが施術します。彼女からは言い出さないと思うのだけれど・・・」とお話があった。
Oさんは3年前に産休に入りお嬢さんを出産後、既に本格的に復帰されていたのだが、私がいつも日曜日に予約しているのでこれまでお会いすることが出来なかった。今日は珍しく土曜日だったので彼女が出勤しているという。実のお父様が咽頭がんⅣ期の闘病中だが、術前の抗がん剤治療、放射線治療が終わって現在手術待ちの状況で、精神的にも肉体的にもかなり大変なようだ、と。もし出来れば、再発治療中でも仕事をしながら元気でいる私から何かお話しして頂ければとても有難い、ということだった。
フットバスのエッセンシャルオイルはティートゥリーにし、ハンドリフレをして頂きながら患者の気持ち、家族への思い、抗がん剤治療のしんどさなど、思いつくままとりとめもなくいろいろお話しする。手も足もほぐして頂きつつ、心も一緒にほぐれていく感じがして、気付けばいつのまにやら眠ってしまった。
彼女から施術をして頂くのは3年ぶりだったけれど、最近ホットヨガにはまっていて、という話をしたところ、右の鼠径リンパが滞った感じ、左の腋や腕の流れが悪い感じ、首が疲れている感じはあったが、全体的な流れはかつてより良くなっているように感じたとのこと。今日は生の声を聴かせて頂いてありがとうございました、と御礼を言われた。一患者にすぎない私に出来ることなど高が知れているけれど、経験したことから思うこと、考えることを話すことくらいならいくらでも、と思う。少しでもお役に立つことが出来たのであれば、素直に嬉しい。
昨夜の下痢を思い出し、施術後のハーブティは“胃腸はお元気ですかブレンド”を頂き、ペパーミントやレモングラスですっきりする。
帰りも駅まで送って頂き、そこで夫と合流。かつて何度か行ったことのあるスペイン料理レストランで贅沢ランチを愉しんできた。スペイン風オムレツやトマトのマリネ、ガスパチョスープ、魚介のパエジャ、洋梨のコンポートとジェラート、パンナコッタの盛り合わせを堪能し、満ち足りた土曜日の静かな午餐。ヨーロッパ研修の年末年始に夫と2人、スペインを旅したことを懐かしく思い出す。期せずして夫がご馳走してくれてびっくり。買い物も済ませ上機嫌で最寄駅まで戻った。その後、私は肩こり改善ヨガに参加、たっぷり汗をかいて帰宅した。
洗濯機を回し、夕飯の支度をしてから予約していた歯科へ。前回5月の3か月検診の後から結局3か月間、通い続けることになってしまった。ようやく2つの奥歯に渡した被せ物が出来てきて、今日は被せてもらって治療は一旦終了。2週間以上、歯が削られて低くなったのに慣れてしまったので、なんだかやけに歯の高さが気になって違和感を感じてしまう。
そして、心配なこと。上顎に何かザラザラするでっぱりがあり、気になっていた。以前からでっぱりはあったし、水泡状のものが出来てはいつのまにか治ったり、ということもあった。今回も痛みはないのだが、気になりだすと舌がどうもその位置まで行ってしまう。気付けばやけに白く大きくなってきている。さすがに心配になったので、診て頂いたところ“口蓋隆起の骨分離”とのこと。
口蓋隆起だけなら入れ歯を作るのに邪魔とか、食べるときに痛むとかいう以外はそのまま放置でいいようだが、皮膚がごく薄いのでちょっとしたことで顎の骨が出てしまうという。私の場合は既にすっかり骨が分離しているので、このまま皮がふさがって骨の部分が押し出されて取れてしまうこともあるが、感染でもすると化膿して痛むこともあり、この状況なら外科的に取ってしまった方が良いかもしれない、とのこと。
固い部分なので、傷が塞がるのはちょっと時間がかかるかもしれない、と言われる。そしてまた、恐怖の下顎骨壊死が頭を過る。出血を伴う外科的処置は通っている病院の口腔外科で、がお約束なので、来週通院日に主治医に相談の上、と保留にさせて頂くことにした。
普通に暮らしていれば特に問題ない口腔ケアも、いざがん患者となり、骨転移のゾメタ点滴を続け、抗がん剤投与により免疫力が下がり出すと、すっかりあちこち綻びが目立つようになってしまった。
一難去ってまた一難。とりあえず大事にならなければ良いのだけれど・・・。