ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2013.8.14 桃三昧、笑顔満開!

2013-08-14 21:54:55 | 日記
 先週末、この猛暑で実家の両親がダウンしていないか、と電話でご機嫌伺いをした時のこと。
 父の腕時計が壊れて困っているので、出来れば見立ててくれないか、というリクエストが、母からあった。そんなのはアウトレット隣接の我が家にとって、お安い御用!とホイホイと承り、土曜日に早速夫と買い物に出かけた。
 父の時計を買ったついでに(というかそれを言い訳に)イメルダこと私は靴を、夫はカバンを、息子にはTシャツをそれぞれゲットしてきた。
 時計は世話なしのソーラー電波時計。来月の昼食会で会う時まで箱に入れっぱなしだと、太陽光に当たらず止まってしまうこと必至。そこで、火曜日に仕事で実家の2つ隣の駅に行くという夫が、帰り道に置いてきてあげるよ、と言ってくれた。

 父はすっかり時計が気に入った様子。母の電話の声は弾んでいた。聞けば、デイサービスに行く時にしていく時計がなくて、母のものを借りていたというのだからなんとも・・・である。いいプレゼントになった。まあ、母に何もお土産がないのでは可哀想かな、とちょっとしたストールを持って行ってもらった。それも嬉しかったようだ。

 日曜日、お世話になっているMさんが福島にいらした折り、桃を沢山送ってくださった。
 酸っぱい果物はイマイチという夫が最も好きな果物こそ、桃である。傍から見ていると桃さえあれば幸せ、という感じ。スーパーに行くと脇にぴったり貼り着いて、「桃買おうか?」ばかりのたまう。この時期、毎週生協から届く3~4個の桃を大事に皆で分けて頂く(夫と息子に美味しい部分を剥いて差し上げて、私は残りを頂くのが常)のだが、今回は、なんと贈答用に加えて家庭用のものと2箱、びっくりするくらい沢山の桃が届いた。狂喜乱舞する夫である。

 Mさん曰く「家庭用は熟していたり、傷があったりするかもしれないので、ジャムにしたり、お料理に使ったりしてくださいね」ということだったが、全く遜色なく、フレッシュなまま贅沢に頂いている。福島の桃を次代に繋げるためにとても頑張っている農家の桃とのこと。“暁”という品種で今年は少し小ぶりだという。が、それはもう美味しいこと。瑞々しくてジューシーで、頬張ると上品だけれどしっかりした甘さが口の中一杯に広がる。
 
 4年ほど前、夫と息子が長期の北海道旅行に出かけた当日、桃がひと箱届いたことがある。
 彼らは1週間帰ってこない。上のお宅におすそ分けしてもまだたんまり。痛んでしまったら大変。こんなことはもう二度とないかもしれない、というくらい朝晩1人で丸ごとの桃を食べ続けた幸せな記憶がある。ふと、そんなことも思い出した。

 Mさんから頂いた桃を実家にもおすそ分けで持って行ってもらった(夫は、一日中、大好きな桃を持ち歩いたことになる。)ところ、母は夫が桃好きなのをちゃんと判っていて、良く冷えた桃を用意して待っていたそうだ。
 そして、息子が一番好きなのは梨ということで、お小遣いに加えてお土産に梨を持たせてくれた。夫には桃、息子には梨、娘には・・・?

 こうして美味しい桃を頂きながら、心は「頑張れ、福島!」である。
 Mさん、何よりの残暑見舞い、家族揃ってすっかり免疫力アップです。どうもありがとうございました。
コメント (2)
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