散日拾遺

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期日前投票/I さん詩信

2013-06-20 19:30:11 | 日記
2013年6月20日(木)

不在の日曜日が都議選投票日であることに、きわどく気づいた。
夕方、いったん帰宅して住区センターまで投票に出かける。
夏には大事な国政選挙、それを占う都議選なれば、吹けば飛ぶよなこの一票も無駄にはすまじ。

速歩20分、目黒通りを越えて住区センターに着くと、道の前にK候補の宣伝カーが停めてある。
投票所の真ん前で街頭演説でもあるまいし、実際ひっそりと駐車の様子。
はてなと思いながらセンターの入口へ向かうと、「すみません」と小声で言いながら自動ドアを先に出てきた女性が、見ればK候補その人らしい。ポスターの印象とは違って、小柄ではにかむ風である。

そうか、候補自身も期日前投票したりするわけだ。当日は忙しいんだろうね。

*****

帰宅すると、Iさんから「はがき詩信」が届いている。
これ、楽しみなのだ。はがき一枚に、Iさん自作の詩や好きな詩を印刷なさったものである。
『母の詩集』を知って以来、Iさんのファンになっている。

宛名面の下部は、朝のラジオよりだいぶ詳しい「この一日」情報。
今日は6月22日がテーマで、「ボウリングの日」「東北帝国大学創設の日」「日韓条約調印記念日」「かにの日」(何でだろう?)「夫婦の日」(きっと「睦つまじい夫婦」で6.22なんだな)「禁煙の日」(何でだ?)「滝沢修忌」(しぶい!)そして、漱石の『門』所在不明の原稿4枚が福島市の個人宅で発見されたと報道された日(2012年)だって。

裏面の冒頭に『所有』という詩。

 さかなは
 なにももたない
 海という
 すまいをもっている

いいなぁ!

そしてこれは、いろいろ置き換えて楽しむことができる。
そういう詩が、良い詩だろう。

 とりは
 なにももたない
 空という
 すみかをもっている

・・・鳥は巣があるから、「空がすみか」とは言えないか。

「鳥には巣があり/狐にはねぐらがあるが/人の子には枕するところがない」
(ナザレのイエス)

よし、じゃあこれでいこう

 ぼくは
 なにももたない
 君という
 ねぐらをもっている

決まったね、
Iさん、ありがとうございます!