2022年10月20日(木)
こちら、ベランダの亀。光の加減で表情がわかりづらいが、がっしりした脚の配りに注目。
10年以上も昔、自由ヶ丘の路上をノソノソ歩いていたのを心優しい少年が拾って連れ帰った。けれども少年の家では飼えない事情があり、わが家にもらわれてきたのである。
長い不在の際にうっかり水を足しておくのを忘れ、帰宅したときはスルメ同然に干涸らびていた。水で戻し、めでたく息を吹き返すまでの罪悪感といったら!
それ以来、何を置いてもベランダのご機嫌伺いを欠かしたことがない。変温動物の驚くべき耐久力を教えてくれる、尊師ともいうべき存在である。
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