2018年9月29日(土)
・コメントが届いた記事: ニラと荀子とイタリア民話
・コメントが届いた記事のURL: https://blog.goo.ne.jp/ishimarium/e/1343a90668c198cbddb14f16cdcaf428
・コメントを書いた人: 被爆二世
・タイトル: 不断の学問精進が藍から青を生むこと
・コメント:2018-09-15-09:15
面白いお話、ありがとうございます。
まず、子どもが親離れしている私は、母として、ニラのようでありたいと思いました。
また、ちょうど国試を受験し勉強が足りないことを実感している所でした。学歴ではなく、不断の学問精進こそが人を救うのだと実感しました。
人間性主義が好みの私は、性善説だと思っていました。でも、この話を読んで、性悪説、悪い人が良くなっていくというのも、人間性主義なんだなと思いました。
私たち人間は、青くなるために生まれて来たのでしょうか。
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2週間もほったらかしで、ごめんなさい。タブラ・ラサ(白紙)という考え方などは性善でも性悪でもない中立説ですね。もっとも現在では、この説をそのまま支持する人は少ないようですけれども。
巨人の肩に乗った小人は、巨人よりも少しだけ遠くを見ることができるという譬えがありました。荀子はよく似た譬えを語り、だからこそ感謝をもって精進せよとも言っているようです。出藍の誉れも藍あればこそです。
私たち人間は、藍のおかげで青たり得ることと、後進が青たり得るよう藍の役割を果たすこと、その両徳に向けて招かれているように思います。
コメントありがとうございました。
Ω