プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

透明感溢れるロックガーデンをゆく

2018-05-26 22:43:33 | 紀伊半島カヤックツアー

 岩の多い海岸線のことを俗に「ロックガーデン」と言いますが、他の船舶ではとうてい航行不可能なロックガーデンをすいすい進んでいくことは、シーカヤッキングの大いなる楽しみのひとつです。

 和歌山の海岸線には無数のロックガーデンがあり、湯浅湾にもたくさんありますが、さらに少し南下した由良~日高沿岸のロックガーデンもまた見ものです。

 特に潮通しよく、川からの(雨後の)泥の流れ込みも少ない地形的な要因により、海水の透明度が素晴らしい。海底の岩や海藻や小魚たちがたゆたうのを眺めながら岩をすり抜けていく楽しさ。
 というか、心が洗われるような爽快さ。
 そして、所々に現れる、誰も来ないポケットビーチ。
 そこでコーヒーを飲みながら、ゆったりまったりするひととき。

 基本的に当店アイランドストリームでは、湯浅湾のワンデイ、およびハーフデイツアーを通常コースとして催行していますが、何度かお越し頂いた方、そして最低限の漕ぎの基本を身につけて頂いたリピーター様には、さらに様々なフィールドへとご案内することが可能です。
 たくさんの魅力的なフィールドが、ぼくらを待っています。

 ちなみにこのフィールドでのツアーのご案内はこちら。
 リクエスト次第で随時開催。
 http://islandstream.la.coocan.jp/yuracoast.html


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

50キロツアー

2018-05-25 12:12:53 | 紀伊半島カヤックツアー

 来たる6月14日(木)に、湯浅~みなべ間のシーカヤック50キロツアーを催行します(催行決定済)。
 ※写真は当ツアー中、御坊市火力発電所にて。
 
 50キロというのは、シーカヤック長旅をする時にも一日の目標とする距離であり、またこの距離を漕げるようになると普段ののんびりツーリングもより余裕を持って楽しめるようになります。見える世界が変わってくるわけですね。

 また紀伊半島は、岬一つ南に行けば行くほど黒潮の影響も濃くなり、南方の風情が出てきますが、そのグラデーション変化を自分の身ひとつで味わうことができるのも、ロングのツーリングならではのものです。
 (本当はそういう自然に対する感性、センスを磨いてゆくためにパドルスポーツってものがあるわけですね)

 最近はシットオントップでちょこちょこっと入江を行き来するのがシーカヤッキングだと思われてるフシがありますが、それはあくまで玄関口。
 奥には、もっと深い本物の世界があります。

 本格的シーカヤッカーの登竜門的なロングツーリング。
 予約受付中。
http://islandstream.la.coocan.jp/longtour.html


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すさみのロックガーデン

2018-05-25 11:54:04 | 紀伊半島カヤックツアー

 この美しい海と風情ある島はどこの景色でしょう?

 答えは南紀のすさみ海岸にある、地の黒島です。
 ここも当店のツアーフィールドです。

 島と島の間、岩と岩の間をすり抜けるのが楽しい。
 岩や小島が点在するエリアを「ロックガーデン」と言いますが、ロックガーデンを巡るのはシーカヤッキングの王道的楽しみのひとつです。そいつがここでは存分に楽しめます。

 ツアー詳細はこちら。
 リクエスト次第でいつでも催行します。
 http://islandstream.la.coocan.jp/susami.html


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みなべ海岸の秘境

2018-05-19 22:25:15 | 紀伊半島カヤックツアー

 先日のみなべ海岸ツアーは、コンディションにも恵まれ、とても気持ちのよいものとなりました。
 http://islandstream.la.coocan.jp/minabe.html

 紀州の海岸線には、少し漕ぎ出すだけで驚くほど美しいスポットが無数に隠されています。
 通俗のガイドブックなどゴミ箱に捨てたくなってしまうくらいの。

 無人島、ウミガメも産卵する広い砂浜海岸、ロックガーデン、断崖絶壁、また河口のヨシ原など、バラエティに富んだフィールド。だけど漫然と漕ぐだけでは単調に思えてくる、コース取りのセンスが問われる場所でもありますね。

 うちではトレーラーで何台もカヤックを引っ張っていけますので、どんな場所でもツアーが可能です。基本的に、少し漕げるようになった方、回数で言うと5回~10回程度の経験がありさえすれば、かなりの秘境スポットをご案内することが可能です。
 ぜひぜひ、ちょっとだけ勇気を持って、足を踏み入れてみてください。

 きっと余りあるほどの価値に気付いて頂けることでしょう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春のツアースケジュール

2018-02-02 20:38:53 | 紀伊半島カヤックツアー

 さて、今年もシーカヤックを中心として和歌山/紀伊半島の
 海、山、川の自然の素晴らしさを実体験していただける
 アウトドアツアーをいろいろ企画、開催していきます。
 どうぞよろしくお願いいたします。

 下記に情報を掲載しておきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■ 桜お花見カヤックシリーズ予約受付中

 毎年恒例の桜お花見カヤックシリーズの日程が決まりました。
 水辺の動植物が一斉に動き出す、この時期特有の自然の息吹、
 生命力を実感しながら、うららかなひとときを過ごすツアー。
 
☆【3月28日(水)~4月6日(金)の各日 湯浅湾桜花見カヤック&ハイキング】
 美しい春の湯浅湾でワンデイシーカヤックツーリングを
 たっぷり楽しんだあと、桜の隠れた名スポットへお花見ハイキングします。
 http://islandstream.la.coocan.jp/hanamiyuasa.html

☆【4月7日(土)~10日(火)の各日 近江八幡桜花見カヤックツアー】
 迷路のような複雑な水路を進み、岸辺の桜と春ののどかな風情を楽しみます。
 http://islandstream.la.coocan.jp/suigoutour.htm

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■ 第7回・高野山町石道ピーストレッキング  
         【3月11日(日)開催】

 震災からはや7年の月日が経とうとしていますが、
 関西人として、対岸の火事のように忘れ去ってしまうことのないよう、
 犠牲者への哀悼、被災者への祈り、復興への願いをこめて、
 祈りの聖地である高野山への巡礼道をロングウォーク。

 もちろんトレッキングとしても適したコースですので、堅苦しく考えず
 世界遺産の巡礼道を楽しむ気持ちでご参加していただけます。
 http://islandstream.la.coocan.jp/kouyasan.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■ 3月、南紀カヤックツアーシリーズ開催

 黒潮洗う南紀の海を全身で感じ、春を先取りしよう!!
 高速道路が南まで伸び、京阪神からの日帰りも可能となりました。
 ※当店ベース基地に前泊の上、当店の車で一緒に出艇地まで
 向かうことも可能。その場合、宿泊は特別価格¥1500/お一人。

☆【3月17日(土) 串本ワンデイカヤックツアー】
 黒潮エッセンスを心の底から感じながら海岸美の中を周遊
 http://islandstream.la.coocan.jp/kusimototour.htm

☆【3月18日(日) すさみ海岸カヤックツアー】
 枯木灘の荒海が作り出した造形美の中を周遊します。
 http://islandstream.la.coocan.jp/susami.html

☆【3月21日(水/祝)  那智勝浦カヤックツアー】
 冬でも春のムード、夏にはトロピカルな色彩鮮やか。
 洞窟や小島の多い、南紀きっての極上フィールド。
 http://islandstream.la.coocan.jp/nachitour.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■ 3月、トレッキングツアー開催。

☆【3月4日(日) 真妻山トレッキングツアー】
 小さな滝が点在し、頂上は360度抜群の眺望を楽しめるコース。
 http://islandstream.la.coocan.jp/mazuma.html 

☆【3月11日(日) 高野山町石道ピーストレッキング】
 震災から7年、祈りの聖地である高野山への巡礼道をロングウォーク。
 http://islandstream.la.coocan.jp/kouyasan.html

☆【3月22日(木) 矢筈岳トレッキングツアー】
 美しく流れる日高川沿いの矢筈岳(やはずだけ)、
 紀州のアウトドアフィールドとしての懐深さをとくと感じさせられる山です。
 http://islandstream.la.coocan.jp/yahazu.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■ 「パドリングスキル講習」「ナヴィゲーション講習」のすすめ
 これからの温かくなるシーズンに向けて、スキルアップのご準備を。

 ☆【パドリングスキル&レスキュー講習】
 基本的なスキルとレスキュー方法を身につける講習です。
 http://islandstream.la.coocan.jp/skillup.htm

 ☆【ナヴィゲーション講習】
 自分自身で状況判断し、進んでいくことに、
 カヤックの本当の面白さがあります。
 この講習を受講されるとレベルも飛躍的に上がり、
 またご自身の自然観や海観を培う礎になってゆくことでしょう。
 http://islandstream.la.coocan.jp/navischool.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■ 春のカヤックキャンプツアー開催。

 本州最南端・串本でシーカヤック&キャンプを楽しむ1泊2日。
 黒潮ブルーのエッセンスを心の奥底から感じよう!

 4月18日(水)~19日(木) に開催。

 夜は無人の海岸線でキャンプします。
  http://islandstream.la.coocan.jp/kushimotocamp.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ ツアースケジュール、まとめ
 ※下記日程以外は3月1日以降、通常の湯浅湾ツアーを毎日催行。
 その他リクエストありましたら、アレンジしますのでお申し付けください。

☆【3月4日(日) 真妻山トレッキングツアー】
 小さな滝が点在し、頂上は360度抜群の眺望を楽しめるコース。
 http://islandstream.la.coocan.jp/mazuma.html 

☆【3月11日(日) 高野山町石道ピーストレッキング】
 震災から5年、祈りの聖地である高野山への巡礼道をロングウォーク。
 http://islandstream.la.coocan.jp/kouyasan.html

☆【3月17日(土) 串本ワンデイカヤックツアー】
 黒潮エッセンスを心の底から感じながら海岸美の中を周遊
 http://islandstream.la.coocan.jp/kusimototour.htm

☆【3月18日(日) すさみ海岸カヤックツアー】
 枯木灘の荒海が作り出した造形美の中を周遊します。
 http://islandstream.la.coocan.jp/susami.html

☆【3月21日(水/祝)  那智勝浦カヤックツアー】
 冬でも春のムード、夏にはトロピカルな色彩鮮やか。
 洞窟や小島の多い、南紀きっての極上フィールド。
 http://islandstream.la.coocan.jp/nachitour.html

☆【3月22日(木) 矢筈岳トレッキングツアー】
 美しく流れる日高川沿いの矢筈岳(やはずだけ)、
 紀州のアウトドアフィールドとしての懐深さをとくと感じさせられる山です。
 http://islandstream.la.coocan.jp/yahazu.html

☆【3月28日(水)~4月6日(金)の各日湯浅湾桜花見カヤックツアー】
 美しい春の湯浅湾でワンデイシーカヤックツーリングを
 たっぷり楽しんだあと、桜の隠れた名スポットへお花見ハイキング。
 http://islandstream.la.coocan.jp/hanamiyuasa.html

☆【4月7日(土)~10日(火)  近江八幡桜花見ツアー】
 迷路のような複雑な水路を進み、岸辺の桜と春のうららかな風情を楽しむ。
 http://islandstream.la.coocan.jp/suigoutour.htm

☆【4月18日(水)~19日(木)  串本キャンプツアー】
 本州最南端・串本でシーカヤック&キャンプを楽しむ1泊2日。
 黒潮ブルーのエッセンスを心の奥底から感じよう!
 http://islandstream.la.coocan.jp/kushimotocamp.html


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬でも春の雰囲気の海岸線

2017-12-10 17:56:09 | 紀伊半島カヤックツアー

 昨日は那智勝浦でのシーカヤックツアーを催行しました。

 冬でも天気さえ良ければ春のような暖かさのある洞窟、奇岩、巨石オンパレードのフィールド。
 海水にも、景観にも透明感があって、今の時期が、すごくいいんですよね。


 これから春まで、リクエスト次第で少人数でも開催可能です。
 詳細は
 http://islandstream.la.coocan.jp/nachitour.html

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南紀・みなべ海岸 シーカヤック&キャンプツアー(1泊2日)開催

2017-10-23 23:06:20 | 紀伊半島カヤックツアー

 【南紀・みなべ海岸 シーカヤック&キャンプツアー(1泊2日)】
 <11月11日(土)~12日(日)開催 参加者募集中>
 ウミガメも寄りくる海岸から神の住む無人島へ。夜は秘密の無人ビーチでキャンプ。

<内容>
 黒潮分流洗う、南国風情あるフィールドで1泊2日シーカヤック&キャンプツアー。
 南方からやってきたアカウミガメの本州最大の産卵地である千里海岸から、古代には神の住む島として信仰されてきた美しくも神々しい鹿島(かしま)の周辺を、のんびり周遊します。

 同じ「かしま」でも、ここから10数キロ南下した田辺湾の神島(かしま)は上陸禁止ですが、こちらの鹿島は上陸可能となっており、島散策も大きな楽しみの一つです。中でも、地震の神さまの暴威を封じ込めている石として祀られている要石(かなめいし)は必見です。ちょうど南海地震の震源地付近であることと、だけどこの沿岸だけは過去においても津波の被害が少なかったという事実がうまく合致していて、古代人の自然を見る観察眼の鋭さと連想力に想いをはせずにはいられないでしょう。 
 なお、茨城の鹿島神宮にも「要石」があるのですが、黒潮によって繋がった、同じ系列の鹿島です。同じく周辺はしばし大地震や津波による被害にさらされる地ですね。このみなべの鹿島の方が古く、野性的で、ルーツ的な存在です。
 
 また純粋に漕ぎを楽しむという意味でも、野性的なスケールの大きい断崖絶壁のそばを漕いだり、奇岩・奇石の間を縫って進んだりといった、シーカヤックならではのツーリングも存分に味わえるフィールドです。
 
 そして夜は秘密の浜辺でキャンプ。焚き火料理を堪能します。またその際に、キャンプ全般のスキルと共に焚き火のやり方、作法なども伝授します。これはキャンプをより楽しくすると同時に災害時のサバイバル技術にも繋がるものとなりますので、今後どこかで必ず役に立つことかと思います。
 
 「アウトドア遊びの究極体験」と噂に聞いても実体験する機会すらなかなかない、シーカヤックならではの本格的なキャンプツーリング。それを手軽に楽しむ絶好のチャンスです。
 詳細は下記ページをご覧下さい。
 http://islandstream.la.coocan.jp/campminabe.html 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の産湯海岸の南国的詩情

2017-09-28 08:49:05 | 紀伊半島カヤックツアー

 先日の中紀・産湯海岸でのツアーはベストコンディションに恵まれ南国的な詩情に溢れていた。
 こんな海岸が全然有名でもなく人知れず存在するところが和歌山の海の実力。

 特にこの時期は、太陽光線の角度が絶妙で、
 全てのものに透明な質感と陰影を与え、
 気品ある美しさが際立っています。
 そこから立ち上がる、南の香り。

 やはりシーカヤックは真夏もいいけれど、
 秋・春がベストシーズンですね。
 ある程度距離を漕いでも汗だくにならないし、
 より海上散歩が快適な時期。

 本当の海岸線の美しさを知るには真夏以外を漕ぐことですね。
 特に中紀エリアでは、その良さが際立ちます。
 特にここ産湯海岸は最高のフィールドです。

 朝、当店に集合し、「ほな今日は産湯にしときましょか」ってノリで
 トレーラーにカヤック積んですぐ行けるところが素晴らしい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋のスケジュール第一弾

2017-08-31 23:20:53 | 紀伊半島カヤックツアー

 ブログ更新、しばらく滞ってしまっていました。
 申し訳ございません。相変わらず元気にツアーやってます。
 
 さて、残暑厳しい毎日ですが、季節は徐々に秋に向かっています。

 太陽光線の入射角が微妙に変わり、日差しにも少し陰りが出てきたせいか、
 岩肌や断崖、砂浜など海岸線全体が陰影を帯び始め、
 盛夏と比べて断然美しさ、透明感が増した海景になっています。

 一方、陸と比べて1~2ヶ月遅れて推移する海中の季節。
 海水温はまだまだこれからピークを迎えます。
 そんな、秋の初まりを感じさせる海景と、
 まだまだ盛夏が続いている海中、
 その両方を楽しめる湯浅湾シーカヤック&シュノーケリングツアー、
 連日開催中です。

 またこれからの季節、厳選した秘境ツアーやキャンプツアーなど、
 様々な場所でのツアーも企画しています。
 スケジュールは下記の通りです。
 どうぞリンクをクリックしてチェックして下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ ツアースケジュール。
 その他リクエストありましたら、アレンジ可。ご連絡ください。

☆【湯浅湾ワンデイ&ハーフデイツアー 毎日催行】
 海況よければシュノーケリングも楽しめます
 http://www.island-stream.com

☆【9月5日(火)産湯海岸ツアー】
 中紀の秘境スポット、シュノーケル魚種も豊富
 http://islandstream.la.coocan.jp/ubuyutour.htm

☆【9月6日(水)ロール&レスキュー講習】
 水の温かいこの時期にぜひ受講してください
 http://islandstream.la.coocan.jp/rolling.html     
          
☆【9月12日(火)「南紀・田辺湾ツアー」】
 南紀の美しい島々が散りばめられた湾内を周遊
 http://islandstream.la.coocan.jp/tanabewantour.htm

☆【9月20日(水) すさみ海岸ツアー】
 枯木灘の荒海が作り出した造形美の中を周遊。
 シュノーケリングでは熱帯魚やサンゴの群落も楽しめます
 http://islandstream.la.coocan.jp/susami.html  

☆【9月27日(水)~28日(木) 串本キャンプツアー】
 黒潮ブルーのエッセンスを心から感じる2日間
 シュノーケリングはサンゴ礁、キャンプは無人の美しい浜
 http://islandstream.la.coocan.jp/kushimotocamp.html

☆【10月4日(水) 湯浅~みなべ海岸50キロツアー】
 中紀から南紀まで50キロを一日で漕ぎ、海の変化を体感
 http://islandstream.la.coocan.jp/longtour.html

☆【10月14日(土) 湯浅湾一周35キロツアー】
 関西の一級フィールド・おなじみの湯浅湾をぐるりと周るチャレンジ。 
 http://islandstream.la.coocan.jp/yuasaisshu.html

☆【10月15日(日) みなべ海岸ツアー(ワンデイ)】
 ウミガメも産卵する美しい海岸線から、神の宿る無人島へ
 http://islandstream.la.coocan.jp/minabe.html

☆【10月21日(土)~22日(日) 湯浅湾キャンプツアー】
 シーカヤックキャンプの醍醐味を手軽に、存分に味わえるツアー。
 シーカヤックキャンプ初心者歓迎
 http://islandstream.la.coocan.jp/yabitsucamp.html

☆【11月11日(土)~12日(日)みなべ海岸キャンプツアー】
 黒潮分流洗う、南国風情ある海岸線。
 夜は野趣あふれる無人の海岸線でキャンプします。
 http://islandstream.la.coocan.jp/campminabe.html

☆【11月23日(木)青蓮寺湖紅葉ツアー】
 マイナスイオンたっぷりの湖上を漂い、
 美しい紅葉を眺めるツアーです。
 http://islandstream.la.coocan.jp/shourennji.htm


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みなべ海岸シリーズ無事終了

2017-06-02 22:46:41 | 紀伊半島カヤックツアー

 先日開催しました、
 みなべ海岸ツアー
 ワンデイコースおよび
 1泊2日キャンプツアー、ともに無事終了しました。

 参加者の皆様、どうもありがとうございました。
 
 南紀の入り口で、さんごもかなりたくさん見受けられる沿岸。
 ウミガメも寄り来る浜辺から、大地震の神を鎮める「要石」が祀られる鹿島へ。
 南方の香りも漂う、よいフィールドです。

 ここでもツアーもちょくちょくやっています。
 これまでも、これからも開催していきます。もしリクエストなどありましたら、言って頂けましたらその日を確保して他のお客さまを集客するという形を取ることもできます。本当によいフィールドなので、色んな方にその魅力を味わっていただけたらな、と思っています。
 やや風に弱いフィールドでもありますが。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みなべ海岸ツアー、ワンデイおよび1泊2日キャンプツアー開催

2017-05-23 00:20:40 | 紀伊半島カヤックツアー

 ウミガメも産卵する美しい沿岸から、
 南海大地震を封じ込める要石が祀られている無人島へ。

 黒潮の香りが濃くなる南紀の入り口、みなべ海岸は
 当店でも人気の高いツアーフィールドですが、
 初夏から梅雨の走りにかけての時期、とても心地よい
 カヤックツーリングが楽しめるベストシーズンとなります。
 
 このたびワンデイツアー、および1泊2日キャンプツアーを開催します。
 まだ予約可能です。
 
☆【5月27日(土) ワンデイ】
 http://islandstream.la.coocan.jp/minabe.html
 
☆【5月31日(月)~6月1日(水)  1泊2日キャンプ】
 夜は秘密の海岸線でキャンプします。
 http://islandstream.la.coocan.jp/campminabe.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加太から淡路まで渡りました。

2017-05-23 00:02:36 | 紀伊半島カヤックツアー

 友が島ツアー催行。

 加太から出て友が島を経由し、淡路島まで渡って夕方帰ってきた。このコースをガイドして人を連れていくのは正直、かなり難易度高いけれど、波のシワとか潮のたわみ具合などを読みながらコース取りを決めていくのはガイド冥利につきる感がある。ミスったらやばいけど。でも海の声をじっくり聞きながら進むと、自ずと進むべきラインが見えてくる。もし見えなかったら戻るまでだ。

 その状況判断は日本一周、海外カヤックトリップ、瀬戸内横断隊、そしてもちろん長年のガイド経験など、これまでの経験を総動員して組み立てています。だけど最終的にはお客さんの頑張りになりますね。漕ぐのは一人一人ですから。この日のお客さんは、とてもよい漕ぎをされていました。感謝。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すさみ海岸ツアー めおと波と青の洞窟

2017-03-23 15:11:24 | 紀伊半島カヤックツアー

 先日は南紀・すさみ海岸カヤックツアーを開催しました。

 この海岸線は波が荒く、うねりが入るとお手上げ状態になります。ここら一帯は別名「枯木灘海岸」とも呼ばれますが、それは台風や嵐の際にすさまじい水しぶきが立ちあがり、高台の木々に潮がまき散らされ、その潮によって木々が立ち枯れることがしばしばある、という所から来ています。俗に言う「塩害」というやつですが、その名の通りの荒海です。

 地形的にこのあたりはむしろ夏よりも秋や春先の方が、でかいうねりが入ってくることが少ない。

 フィールドとしての見所は、そんな風や波うねりが形成した巨石・巨岩や小島群、そしてそこにぽっかりと穴を開けている洞窟など、変化にとんだ海岸線です。そしてその間をすり抜けるようにカヤックでツーリングすることが何より楽しい。
 上の写真は、左右両サイドからの波がぶつかる「めおと波」。この日は右からの波が強かったですが、日によって左が強かったり、左右同じくらいだったり、激しかったり、マイルドだったり、七変化を繰り返します。

 そしてここの圧巻は、沖の黒島にある洞窟を巡ることなのですが、うねりが入ると危険でなかなか奥まで入れるチャンスは少ない。しかし一番奥に行くとそこは完全に「青の洞窟」状態で、美しい海水の神秘に全身包まれます。
 外海特有のスケールの大きさと相まって、地球の鼓動を感じることができる瞬間。
 いわゆるひとつのプラネット感覚。
 この日は運良く奥まで入ることができました。
 その時の動画をfacebookにアップしました。
 どうぞご覧ください。ついでに「いいね」を押していただければ幸いです。 
https://www.facebook.com/islandstream/videos/1358607240866414/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日高川ツアー

2015-11-11 14:58:24 | 紀伊半島カヤックツアー

 先日のすさみ海岸ツアーは、強風のため急きょ、
 日高川ツアーに変更しました。 

 久しぶりの日高川。
 ここは2011年の紀伊半島大水害以降、
 ちょっと雨が降りダムが放水すると
 すぐに濁ってしまう川になってしまいましたが、
 最近ずっと雨が降らなかったので水が澄み、
 美しい川面の調べと詩情を感じながら下っていくことができました。

 いつも澄んでいたらいいのにな。

 なお、この日高川ツアーと前日の産湯海岸ツアーには、
 去るシルバーウィークにもお越しいただいた、
 内モンゴル出身の中国人Dさんが参加してくださいました。

 前日は当店ベースに泊まり、一緒に飲みながら色んな話をしましたが、
 これがなかなか面白かったです。
 彼が研究しているDNAや染色体の話から、
 北京原人、アウストラロピテクス、類人猿、
 ネズミ、犬、細菌などのDNAと人間のDNAとの違いなどの話、また、
 モンゴルと日本の自然についてなど色んな話題を交わしましたが、
 何に満足や価値を見出すかについての話が特に印象に残りました。

 先日、中国から彼の友達がやってきた時の事です。その友達と一緒に日本の色んな場所を観光したり、体験したりしたかったけれど、彼らは買い物買い物ばっかりで、とても残念に思ったそうです。自分はどちらかというと体験や経験に価値を見出すけれど、中国人にはまだまだ物にしか価値を見いだせない人が多い。そんな話です。

 ま、これは日本も同じですね。
 体験や経験といった精神的なものに価値を見出すということは、豊かな先進国でこそ成り立つ文化でもあります。日本も高度成長期にそうであったように、まずはテレビ、車、洗濯機などなど、生活を便利にさせるモノを追いかけるというのが人間の性です。しかしそれらがほぼすべての大衆に行き渡ると、今度は別のものに目が行くようになる。日本ではバブル期を経てバブル崩壊を迎えたあたりから、新たな価値観が求められるようになりました。
 そんな時期にアウトドア・アクティヴィティの価値も取りざたされるようになったわけですが、でもまだまだ前時代のモノを追いかける文化も強くあるのも確かです。昔と比べて、どちらかというと本当に必要なものというより、別の虚栄心を満たすためのモノに溢れかえっているような気もします。なにせ企業は、生存をかけて手を変え品を変え、 心理学なども駆使しながらプロのテクニックをもって、必死のパッチで人々にモノを買わそうと躍起になっているわけだから。

 だけど一方、そんな物欲主義をちょっと冷めた横目でみながら、
 かといって伝統的宗教観に回帰するのでもなく、
 体験や経験を通した心の豊かさに価値を見いだす人たちも増えつつあります。
 それは日本も中国も同じなんだなと気づかされて、
 なかなか興味深かったのです。

 多分、今は過渡期なんだと思います。
 モノ至上主義の時代は本当はもうとっくに過ぎ去っているのだけれど、
 急に舵を変えることはできない。
 なんせ、多くの企業はこれまでモノを売ってやってきたわけだから、
 企業の体質として急に変えることはできないわけで、
 まだ当分消費をあおる社会形態は続いてゆくだろう。 

 また、インドやスリランカ、インドネシア、ベトナムなど東南アジアでは、
 今後さらに購買購買~、消費消費~のモードが加速上昇していくことが予想される。 

 だけどゆっくりゆっくり変わっていくだろう。
 何に価値を見出すか。
 モノばっかりあっても仕方がない。
 モノはあればあるほど整理整頓に無駄な時間を費やすし、
 便利であればあるほど人は不安になる。 
 人間の心と身体の構造はそういうふうにできている。 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

産湯海岸、黒潮ストリートの道標

2015-11-11 14:21:04 | 紀伊半島カヤックツアー

  黒潮沿線の道標的存在・アコウの木

 原発の候補地にもなっていた阿尾・馳出の鼻。見事な神南備型の山。

 先日の中紀・産湯海岸でのツアーもなかなか味わい深いものとなりました。

 このエリアは半島状で、ちょうど紀伊水道に突き出た形状になっている。
 その影響からか、南方からやってくる黒潮の当たりの強いところで、
 実際に黒潮が運んできた海流散布植物の「アコウ」の木が町木となっています。

 ガジュマルの木のように幹がのたくり、絡み合い、
 まさに木の精霊、黒潮の精霊が宿っているかのような樹木で、
 ぼくも大好きな木です。
 一か所、美しい砂浜に一本見事なアコウの木があります。
 その木陰から砂浜を見ると、まさに南国風情いっぱいです。
 もちろんその浜も訪問しました。

 そして、プチ橋杭岩と呼んでいる岩礁地帯を越えたところにある浜で昼休憩。 
 その後、産湯湾口を横切り、南沿岸の「馳出の鼻」と呼ばれるエリアを周遊。
 ここはちょうど、以前、原発立地の候補地にもなっていた場所ですが(現在完全白紙撤回)、
 一方みごとな形の三角錐の神南備(かんなび、神の宿る山という意味)型の山でもあります。

 古来海の民はこういう特徴的な形の山を目印にしながら航海したわけですが、
 それがゆえに、海の民を見守る神のような存在とも捉えられてきました。

 ちなみに海岸線の神々しい場所は、
 実際に縄文時代には聖地としてまつられていましたが、
 そういう場所に現代はしばし「原発」が建てられていたりします。
 (若狭湾の原発なんて全部そう)
 
 聖地的な空間に、
 自然を尊ぶ古代人たちは神をまつり、
 物質文明を尊ぶ現代人は原発をまつる・・・。
 考えれば考えるほど、何かの象徴のように思えて来て気持ちが悪いものです。
 原子力、放射能ってやつもまた、超越的な存在ですからね。 

 とにかくここに原発が立てられなくてよかった。
 もし立っていたら、紀州の海はダメになっていたことだろう。
 もちろんぼくも湯浅にはいないだろう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする