蒸発した海水が空の雲を生み出し、
雲が集まって雨に変わり、
山々の木々や大地を潤し、
川となって再び海に流れ着く。
都会ではひたすらジメジメして鬱陶しい季節たけなわですが、
一方、緑の木々に囲まれたここ紀の国・和歌山湯浅では、
景色全体がしっとり潤って、
ひときわ生命の呼吸感が味わい深い今日この頃です。
そしてシーカヤックという乗り物に乗って
「海」と「ハート」とのコンセントをつないでみると、
陸、海、空とそれぞれの次元でエコロジカルに転生する、
「水の旅」のリズムが
ひときわリアルに感じられる季節です。
そんなまさに水の季節ですが、
梅雨期のシーカヤックがいかに詩情豊かなものであるのか、
そしてその詩情がいかにワールドワイドな視野に繋がってくるのか、
などについて書きましたエッセイがありますので、
よろしければぜひご覧くださいませ。
http://homepage3.nifty.com/creole/tuyu.htm