先日ツアーで行った友ケ島の上から見た淡路島方面。
潮は速いが、潮の走ってる海峡って独特の神々しさがある。
ここは日本神話冒頭の島生み神話に描かれた舞台のひとつでもあるけれど、あのイザナギとイザナミの島産みの部分はたぶん1万年位前からこのあたりに存在した、旧石器~縄文時代の海洋民の神話からとってきて王権用にリミックスした話だと思う。
北方系、南方系、各地から渡来してきた民族の異文化融合の比喩としての性交と、そこから発展する無限の可能性の比喩としての無限の島々(大八洲)。
多島海と、その間を膿むことなく生成変化して流れる潮。
そいつがヤポネシア神話を貫くスピリット。
ここの潮だけは、1万年位前から、その性質は変わっていない。
そいつを波、風とともに、全身で踊り、感じること。
いろいろイマジネーションを刺激されますね。
また、こんな場所をホームグランドにしてることを、すごいことだと改めて思いますね。だって、たぶんリグ・ヴェーダより古いそんな太古の神話の原型ってこの地球上にほとんど残っていないわけだから。
またシーカヤッキングで一番大事なのはイマジネーションだしね。