「むかしむかしある所にアマガエルの親子がすんでいた。しかし子ガエルは大変なヘソ曲がりで、親ガエルの言いつけと反対のことばかりやっていた。いよいよ死ぬという時に、親ガエルは(墓が流されないように、山の上に墓を作ってもらいたい。しかしこいつは言いつけと反対のことをするから…)と考え、「墓は川のそばに建ててくれ。」と言い残し死んだ。ところが子ガエルはこの時になって反省し、「遺言は守らなければならん」と、本当に川のそばに墓を建ててしまった。そのため雨が降りそうになると「親の墓が流される」と泣くのだという。」 『アマガエルのヒミツ』より
北海道から九州まで分布する「ニホンアマガエル」は樹上での生活に適応していて、乾燥に強いことから都市部でも見かけられる、という。
◎鳴くのはオス。喉にある鳴嚢を共鳴させるので大音量。
◎春の繁殖期以外でも、雨が降りそうになると鳴く。
◎肉食で昆虫やクモを食べる。
◎足裏に吸盤があり、樹上にいるので「枝蛙」とも呼ばれる
◎冬眠する
スイレン(睡蓮)