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一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

456  非常ベルのボタンが誘うのよ聖夜   澄子

2011年12月27日 | 

  大きな建築物のエレベーターや廊下などには、非常ベルのボタンがある。ガラスなどに覆われていて、簡単には押せないようにはなっている。

  

 当たり前のことではあるが、あのスイッチは、押す為に作られているのにもかかわらず、非常時以外は使ってはいけないのである。公共施設などでこのボタンを押したりすると、犯罪になる可能性だってある。

 

 そのボタンが、「押せよ、押してよ、押してくれよ、ねえ、押してくれない・・・」と作者を誘うのである。今まさに、その誘惑に負けそうな事態なのかもしれない。作者の眼は、非常ボタンに釘付けとなっている。こういう心理を、アフォーダンス理論という。

 

聖夜は単なる付け足しに過ぎない、と私は思う。しかし何故か「聖夜」という男性に呼びかけているようにも聞こえる。

 

すっかり葉を落として、夜景が見えるようになった

眼下は湯河原、遠くは横浜

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自宅の庭から? (take)
2011-12-28 07:01:49
この写真を撮られたのはご自宅の庭からでしょうか?
夜景だから出かけられてではないかも、と想像されました。

とすると湯河原はすぐそこ。見えないですが、この中に我が家も入ってます。ハンディーあたりに買い物にもこられます?

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標高400mから (issyo k)
2011-12-28 23:50:46
takeさま

夜景は、我が家からの写真です。一番明るい棒状が、湯河原駅です。

風向きによっては、駅のアナウンスや広報が聞こえます。

ハンディは、たぶん週一回は行くのではないでしょうか。

時々、湯河原の友人から、「おいお前、まだ仕事をしているのか」などと、電話があります。
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