一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

874  春泥の靴の気になる陶器店    初江

2013年03月11日 | 

1 春泥の靴を気にして陶器店

お店に申し訳ないと思いつつ、春泥の靴は気になるが、店に入った、確信犯。

 

 2 春泥の靴づかづかと陶器店

 お店に全く気使いをせず、汚そうが平気で傍若無人に店に入った、暴走族。

 

3 春泥の靴を叩いて陶器店

 春泥の靴だったので、入る前に泥を落として店に入った。

 

4 春泥の靴が気になる陶器店

 陶器店に入ってから、靴の汚れが気になり始めた。悪意がなく善良ではあるが、間が抜けている。

 

つまり、俳句の善し悪しは、その人の人間性と深く関係していることがある。

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