今年も所属する釣りクラブ(JFF)のミーティングが故郷の川で行われるので、参加してきました。
(夕暮れ迫る川)
前日の4/9は会社を休んで、午前中には、用事を済ませ、実家に帰省です。
出発前に、車のエンジンをかけて、何か忘れ物は無いか、頭の中でシミュレーションすると、なんと、リールを車に積むのを忘れていたことに気がつきました。ちょっと、今回も、何となく不調の出だしですが、出る前に気がついて良かったと、出発です。
実家に到着し、はやる気持ちを抑えつつ、お茶を飲みちょっと休憩してから、川に行ってみました。
まずはいつもの合流ポイントに15時に到着、昨日までは、水量が多く厳しいかもしれないと思っていましたが、だいぶ減り期待が膨らみますが、冷静に水温を測ってみると7度しかないので、ちょっと低すぎでがっかりですね。見渡す限りライズはなく、期待は限りなく薄いですが、17時頃には、単発のライズがあり、水面を見れば、クロマダラカゲロウの流下もたまに目にします。
「早く水面の虫に気がついてよ。。」と、心の中で念じるとライズです。しかもかなり、大きな魚体です。近づいて毛鉤を流してみましたが、反応なし。すると、その魚体はまたも水面に、頭を少し出して、尾鰭も見えました。いわゆるヘッドアンドテイルと言うライズですが、その大きさは、優に尺は越えている大物です。どうやら流下するクロマダラを捕食しているわけでは無いと見えますが、未練がましく何度も毛鉤を流し、18:30、辺りが暗くなり寒くなってきたので、今日はここまでです。
翌朝(4/10)は寝坊してしまい、8時に実家を出ましたが、まずは大物をみた場所に行ってみました。
昨日の大物はライズしませが、単発ライズがあり、毛鉤を流すと、毛鉤に出たもののかかりません。
集合時間前には、ミーティング会場に向かい、会場設営などを手伝うつもりでしたが、幹事のS山さんが釣りに行きたい人は、どうぞ釣りに行ってきてくださいとの事でしたので、甘えて早々にへんりーさんとT田さんと、会場のすぐ横のポイントへと向かいました。
広いトロ場のある場所、どういう訳か毎年、良くライズがあり、その辺りに行って見ると散発のライズがあり、T田さんが20cm弱のヤマメを早々に釣りましたが、ボクとへんりーさんは釣れず、虫の流下も殆ど無いため、お昼にはまだ早いけど、近くにある「篠」と言う食堂にステーキを食べに行こうと言う事になりました。11時少し過ぎ、11時開店なので、他に客が無くお昼からステーキは、ちょっと贅沢かもしれないけど、たまには良いでしょうと言う事で、3人でステーキのお昼です。
12時前には、席も満席状態の地元人気店、2人にも、好評だったので良かったです。
お昼の後は、会場の横の流れでみんな釣り、その後はボクがみたという大物を狙いに行きましたが、ライズは殆どなく、大物の場所に、一人のフライフィッシャーが立ち込んでしまい、17時前には、会場に戻りました。
夕方は、また会場横の流れで、釣りをしましたが、いつものライズの良くあるポイントでへんりーさんは、ヤマメを1匹釣ったそうです。
(ライズを待つ。気がつくと川の木々の芽吹きが進んで、緑に色づいていました)
夜は、地元メンバーが用意してくれた、餃子と軍鶏鍋、メンバーが差し入れてくれたつまみや毎年、何か料理を作ってくれるHiroさんが、今年はパエリアを作ってくれて、夜の歓談です。
今年も、餃子も鍋も、パエリアも食後の「鬼平のようかん」も美味しかったです。
いつも色々と用意してくれる仲間達には、本当に感謝ですね。
夜は、実家に泊まりなので、ボクはお酒の方は飲みませんでしたが、みんなでお酒をのみながらの歓談です。今年は、お酒を飲む人達が欠席だったし、日帰りの人もぽつぽつと帰って行き、夜の部の盛り上がりは今一つだったかもしれませんが楽しい一時を仲間と共有です。
(お酒を飲んで、盛り上げてくれる、XXさん、○○さん、・・・欠席でちょっとだけ寂しかったよ。。(涙))
(名物の軍鶏鍋、宴会会場の様子)
翌朝は早起きして、また、あの大物のポイントを覗いてみると、すでに餌釣りの元気なおじいさんが立っていて、「おはよう!今日はヤマメの食いがいい!釣れるぞ-!」と言いながら、川から上がってきました。釣れそうなのになぜ上がってしまったのか、疑問に思いながらも、おじいさんのいた所に移動して、ライズを待っていると、ちょっとしておじいさん、魚籠を持って戻ってきたので、おじいさんの場所をまた離れてライズを探しましたが、虫の流下もライズもないので朝の釣りはおしまいです。ミーティング会場に向かい、恒例の蹄鉄投げ(ホースシューズ)大会ですが、今年も、蹄鉄は的を外して、1つも入りませんでした。
解散式をした後に、また、会場のライズポイントで釣りですが、へんりーさんと2人だけでしんみりかと思っていたら、昨日一緒だったT田さん、Hiroさん、Tachiさんも同じポイントでの釣りとなりちょっと賑やかで良かったです。先に、ボクとへんりーさんがポイントに着くと、まだ、今年、ヤマメを釣っていないボクに、今日は、一番良いところに、先に入って釣りなさいよ。と、優しい言葉です。へんりーさんの優しさに甘えて、ポイントに入ると、ライズします。あまり大きくは無いですが、3カ所でライズがあり、毛鉤を送り込むと、2度目に毛鉤に反応した物の、かかりませんでした。
その後は、ライズを待ってライズしたら毛鉤を送り込む、を繰り返しましたが、毛鉤は、完全に無視で、毛鉤を何度か変えても、反応もしません。ちょっと間をおいて何度目かに、毛鉤に出たもののまたしてもかかりませんでした。
そこで、一端休憩。へんりーさんの前では、ライズが無かったそうで、場所を変わると、今までライズが無かった場所でもボクが立つとライズが始まり、やっぱりボクは「ライズを呼ぶ男」かもと思いましたが、毛鉤には出ませんでした。上流で、やっていたHiroさんが、1匹ライズを仕留め、下流側のへんりーさんもヤマメを釣りました。その後、13時過ぎに、ライズもなくなり、帰りますかと言う事で、上がりましたが、やはり、少ないチャンスを物にできないと、ヤマメをGETする事は、できませんね。
残念ながら、またしても、今日も釣れませんでした。
みなさんとお別れしたあと、実家に戻る途中で、気になっていた、対岸よりのライズを見に、対岸に寄ってみると、すでに習志野ナンバーの車が駐まっており、1人のフライフィッシャーが川をみていたので、しばらく、一緒に川をみて居ましたが、ライズ無し、お喋りして、実家に戻りました。
今回も釣れませんでした。
考えてみると、今年は、10日釣りをして、釣れたのは、1日だけ、まあ、そんなシーズンもありますよね。
そうそう、良いタイミングで、今回は、来られなかったnobuさんは釣れないボクに、地元で尺アマゴを釣ったと、喜びのメールをくれたので、精一杯祝福しておきました。
まあ、これからですから、釣りは。
#つれないは、つれない(薄情)と釣れないをかけてみたんですけど。。わかりますよね。