今回は、JFFの蒲田ミーティング(MTG)に参加してきました。
(2日目の朝、宿の前からの景色)
3月も中旬ですが、奥飛騨はまだ雪の中です。今回は、新車での出撃になりますが、この日のためにスタッドレスタイヤを準備しておきました。
2時間ほどの睡眠の後、途中、Wildさんを拾って、いざ奥飛騨へ!深夜の高速道路は順調過ぎるので、ついスピードが出てしましますので、クルーズコントロールで一定速度で走行です。奥飛騨に入る手前の長野県側のコンビニが最終ですから、立ち寄ってお買い物です。運良く、コンビニには高原川漁協の釣り券もありました。
峠道は昨夜までの雪で完全に雪道、さて、新車のAWDとスタッドレスタイヤの威力はどれほどの物なのでしょう。途中の登りの橋で前を走るトラックが登れなくなり、立ち往生していましたが、新車は雪道も快調に難なく走破です。道の駅に到着すると先に来ていたFさんと合流し、早々に釣り開始ですが、さすがに朝8時ではライズは無いので釣り上がりですが、反応はありません。
(到着して入った川は雪景色)
ひとまず釣れたのは20cmにも満たないニジマスでした。
(チビニジだけど、これでボは回避)
川は完全に雪景色ですが、11時過ぎると、温泉で水温が高いので、ちょっと広い流れで単発ライズです。毛鉤を送り込んでみましたが、反応しません。流れる水生昆虫はよく見ても見えません。かなり小さなユスリカの様ですから、毛鉤を小さくして送り込むと、毛鉤にガバッと出ましたが、掛かりませんでした。残念。。
(移動、川に降りる道は雪の中)
ライズも無くなったので、上流に移動しましたが、駐車場は釣り人の車で一杯。川も釣り人で一杯。やっと空いている駐車スペースに車を止め、川を覗くと餌釣り師が、2人いますが、ちょうど上がってくるところだったの、川に降りてみました。
(なんとか釣れたヤマメ)
風が出てきて厳しかったけど、イワナとヤマメが釣れました。流れがあるところでは、多少大きめの毛鉤でも釣れますが、流れが緩い場所では、やはり小さな毛鉤で無いと反応しない様です。3時を過ぎると急激に気温が下がって寒くなりますので、今日の釣りは終了、早々に宿に向かいました。
(イワナも釣れました)
宿に到着すると、仲間がだいぶ集まっています。宿の前の吊り橋の下を見ると、確実に尺を超えるイワナが岩の陰から出たり入ったりしています。あの魚は明日の楽しみにして、早々に温泉です。
(露天風呂)
三段に分かれる露天風呂をすべて制覇し、暖まった後は部屋で酒盛りです。お酒はあまり飲めませんが、差し入れの日本酒を味見してみるとかなり美味しいので、がぶっと飲んでしまったら、結構酔いが回りました。お腹ぺこぺこでやっと晩ご飯の時間、宴会の始まりです。今回は17名の参加で、おじさん達の宴会は楽しく進みます。
(釣り仲間の楽しい宴会はじまり)
宴会の後は部屋で二次会ですが、内湯のヒノキ風呂にも入っておかないといけません。
さすがに、前日、2時間の睡眠で、温泉に入ったら眠くなってしまったので早めに寝てしまいました。
おかげで、翌朝はすっきり目覚め、朝風呂もしっかり堪能です。
(2日目は天気も良くちょっと暖かかな。。)
集合写真を撮った後は、流れ解散、それぞれ釣りに向かいました。ボクは前日の尺イワナが気になりますので、宿の前の流れに向かい、そーっと毛鉤を送り込むこと3回目、小さな毛鉤にガバッと食いついてきました。ロッドは大きく曲がり、確実に大物です。底に潜り込もうとするイワナをいなして上を向かせた途端に、なんと毛鉤が抜けてしまいました。
残念無念。。。今日の釣りは終わった感ありありですね。案の上、そこから釣り上がりましたが、ライズも無く毛鉤に反応してくれるイワナもいませんでした。
河原は雪が積もっているので、帰りは雪の中をラッセルしながら戻って来ました。
(雪の上を歩いて帰って行きます。汗かく。。)
雪は積もっていますが、暖かな日よりです。ちょうど宿の前に戻ると、宿の後ろの谷筋で雪崩が起きていました。気温が急に上がると雪山はやはり危険ですね。
(雪崩だ!雪煙が上がる。。)
汗をかいてしまったので、温泉に入って来ましたが、温泉から川を覗くと、ヤマメとイワナが2匹いるのが見えました。どうも釣りをやめるとちゃんと分かっているのか、渓魚が安心して出てくるのかと疑ってしまうくらいです。また、帰りに吊り橋の下を覗くと、さっきの大きなイワナが1度だけゆっくり浮上してきて、ライズしました。
なんだか、「残念だったな」と、軽く別れを言われた気分でした。
蒲田川は、温泉で水温が高いため、早期からドライフライでとても面白い釣りができる所ですが、その分、釣り人も多く、とても難しい川ですね。まずは釣りする場所を探すのが大変ですし、釣り人を知り尽くした魚はかなり手強いです。。それでも、時々は、遊んでくれると思いますけどね。。