きょうも鱒釣り

「きょうも鱒釣り」は故人である芦澤一洋さんの著書です。
この言葉が大好きです。

夏のイワナ釣り(奥会津MTG)(2015/07/25,26)

2015-07-30 | 釣り

夏真っ盛り、JFFの奥会津MTGに参加してきました。

(奥会津の川は良い流れです)

夏の釣りはウェットウェーディングと言う事で、ウェットゲーターを新調しました。今まで、ウエーディングシューズに、靴下をはいて、グラベルガードをすると言うスタイルでしたが、濡れた靴下をはき続けると言う、かなり不快な感じを排除できるのではとの思惑です。

(新調したウェットゲーター)

そんな訳で、靴下無しで履くつもりなので、サイズは小さめのSサイズです。それに今回は水着に近い短パンも購入、さてさてどんな案配かな。
ちょっと早めに出発し、首都高に乗ると、前を見慣れた中さんの車が走っていました。東北道を降りコンビニで、お昼を買う時に、中さんとは朝の挨拶です。
集合時間の前には皆さんあつまり、今回の主催者のTさんにどの川に行くか相談し、それぞれ別れて釣りに向かいます。
ボクは、前からちょっと気になる場所に入る事にして、そこに先行者がいたら別に入るところを教えてもらい川に向かいました。川に降りる山道を下って川に近づくと、なんと川の方から人の声が聞こえてきました。残念、最初の場所は先行者ありです。諦めてまた山道を上り、車で移動です。次の場所には既に車が駐まっていたので、その先の場所です。ちょっと場所を間違えて、川に降りる場所より先に行ってしまい、川に降りるのに藪こぎをして川に出ました。目指す流れは支流ですが、どうも上流側に入ってしまった様なので、川を少し下って支流に入りました。実は、これが失敗の元でしたね。

(時々、山の斜面を見上げるといかにも動物がこちらを見ているような気がします)

釣り上がるも、どうも魚の反応がありません。やっと毛鉤に出たと思っても、毛鉤にはかからず突っつくだけと言う感じです。その時、どうも山の杣道の方を誰かが歩いて居るような気配を感じました。川からは見えないので、じっと辺りの気配をうかがい、そんなはず無いと、釣り上がります。

(今日はこんな感じで身軽です)

疑心暗鬼のまま、釣り上がりましたが、朝のTさんとの話を思い出しました。そう言えば、途中にあった車は、Tさんの知り合いで、ボクが川に入った場所に駐まっているはずで、本流側を釣り上がっているはずだから、支流を釣り上がった方が良いと教わりました。まてよ、川に入るときに間違えた所から入ったので、川に入る途中のところに、他の車があっても気が付きません。もしかして、Tさんの知り合いの車が別な所にあったのは、川に入ろうと思ったけど他の釣り人がいたからって事かもしれない。。そうなると、本流側じゃ無くて、ボクが釣り上がった支流側を先に行っている可能性もある訳です。
川が小さいので、人が川に入ってしまったら、しばらくは反応も悪くなります。そんな疑念が頭をよぎり、釣りにあまり集中できなくなります。ここでイワナの反応が無ければ、場所を変えようと思うと、イワナが釣れました。

(結構、良いイワナが釣れました)

まあ、釣れない事は無さそうなので、今日は、飛ばして一番奥までは、行って見る事にしました。行き止まりの滝の下で、結構良いサイズのイワナをバラして終了です。少し、川通しにくだって斜面を20mくらいやっとよじ登り杣道に出ました。
(まさに行き止まりと言う感じで現れた壁、三面壁。。


本流と支流の別れまで来て、もしかしたら、この辺の方が釣れるかもしれないと、毛鉤を送り込むと、イワナが勢い良く毛鉤に飛びつきましたが、勢い余ってばれました。どうやらこっちの方が反応は良さそうですね。
まだ時間も早いので、朝、入った場所から少し下流に下って釣り上がってみました。何匹かのイワナを釣り、朝、最初に毛鉤を流して反応が無かった場所に毛鉤を流すと、毛鉤に反応するイワナがいましたが、毛鉤にかかりません。おっと、残念、もう一度と毛鉤を流すとまたしても毛鉤を突っついてかかりません。さすがにもう反応しないだろうと、もう一度流すと、もう一度突きます。それならばと、ちょっと一息ついて、慎重にもう一度毛鉤を流したら、今度はイワナが釣れました。

(四回目で釣れたイワナ)

さらに、本流側を少しだけ釣り上がりましたが、1時間ほどの釣り直しで結構釣れたので、もう、満足です。

(本流側の流れも小さいけど、木のトンネルで気持ちが良い)

これだけ釣れるのだから、やっぱり支流には先行者が居たのは間違い無さそうですね。今日は、ウェーダー無しのウェットウェーディングだったので、歩きもだいぶ楽です。それに、今回のウェットゲーターは水はけが結構良いので、ゲーターの中に入った水がそのうち抜けて、靴下をはいて居るときの様な不快感も無く、気持ちが良かったです。

(最後に釣れたイワナ)

帰り道に 以前、蕎麦屋で聞いたキャンプ場の所にできたカフェによってみる事にしました。ご主人が庭の手入れをしていたのでコーヒーが飲めるか聞いたところ、大丈夫との事だったので、お店に入ると良い雰囲気で、奥さんがコーヒーを出してくれました。

(山の中にあるカフェでコーヒーもおつなものです。水が良いですからね)

コーヒーを飲んだ後は、ご主人と奥さんと世間話をして、宿に戻りましたが、さすがに、宿に着くのが早すぎた様で、まだ誰も戻ってきていません。折角なので、近くの温泉に行ってゆっくり疲れを癒やしましたが、ちょうど今日は花火大会などもあって、温泉は混んでいたので、あまりのんびりもできませんでした。

(湯上がりは、コーヒー牛乳が売り切れてたので、コーラ。。)

夜になって、7名+2名の参加で宴会の始まりです。檜枝岐の方に行ったメンバーはだいぶ良い思いをした様です。
今日もなかなか良い天気でしたが、星空が綺麗だったので、明日はもっと良い天気になりそうですね。宿の外で、星空を見ていると、蛍が2匹飛んでいました。さて明日は、午前中だけ釣りをして帰るつもりですが、どこら辺で釣りをしようかなと思いながら眠りにつきました。

MTG二日目

(雲一つ無い快晴の空)

朝起きると、雲一つ無い快晴の天気です。宿の朝食を食べ、また今日も鱒釣りの朝です。

(こんな写真も撮ってみました)

宿を出発し、コンビニで買い物をして、川に向かいます。今日は違う支流沿いを車で走って、他に車が無ければそこで釣りをしようと思い、行ってみると、下から上まで一台も車が駐まっていません。
これは、ラッキーと思い、最上流域に入って見ました。

(良い感じの流れですが、反応は今一つ。。こんな感じで毛鉤は見づらい)

しかし、どうもイワナの反応がありません。しばらくして気が付きましたが、真新しい足跡がありますので、どうやら、朝早くから入った釣り人が居たようです。それではと思い、少し下流側に車で移動して川に入ると、やはり、真新しい足跡があり、イワナの反応は今一つです。

(なんとか釣れる程度。。)

一番下流部まで戻ると、朝は無かった車が一台、入ってしまったので、中間地点に移動して川に入りました。どうやら先行者は中間地点から上流に入っていたようで、真新しい足跡がありましたが、それでもだいぶ時間も経ったようで、多少、イワナの反応が良くなっています。
ちょっとした滝の下でまずまずのイワナを釣り、今日の釣りは完了としました。

(まあまあのイワナが釣れ、終了に)

水の流れは冷たくて気持ちが良いですが、日射しが強く、日射しの加減で毛鉤がやけに見づらく、何度か毛鉤に出たのに合わせ損ないなどもありました。気温も、日陰は比較的涼しいですが、日向はうだるような暑さで、木のトンネルの川で無ければ、かなり暑くて大変です。やっぱり、そんな真夏の季節には、ウェットウェーディングが気持ち良かったです。
 
(暑かったので〆は冷たい南郷トマトジュース) 

コメント
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