じゃぱん ひなたぼっこの会の「ミドルアワード」についてはハムフェア会場での発表時に触れましたが、このたび正式なルールやリストが公開されています。
前にも触れましたのでご紹介は簡単にしますが、
・各都道府県に存在する市区町村を人口の少ない順に並べ、11位~30位までが対象地。
・市区町村数の少ない県(佐賀県・香川県等)は11位以降の全市町村のみでOK。
・期間は来年1月から2年間。
というルールのようです。
公開されたリストを見ると対象地は現在のぷちアワードより多いものの大半が本土の市区町村であり、そう難しくはないかなぁというのが感想です。ぷちアワードで難関として立ちはだかった離島町村の占める割合がかなり減っています。
特にぷちアワードで超難関になっていた沖縄県は離島町村が島尻郡久米島町、国頭郡伊江村、八重山郡竹富町の3つだけになりました。恐らく難易度で言えば伊江村が一番難しく、以下久米島町、竹富町の順でしょう。伊豆諸島のある東京都も伊豆大島の大島町のみとなり、こちらも大幅に難易度が下がったと思います。
一方、相変わらず難関なのが鹿児島県だと思います。ぷちアワードの対象とならなかった奄美群島の大島郡徳之島町などに加え、大隅諸島の西之表市・屋久島町、見落としがちですが出水郡長島町など9市町村がリスト入りしています。いずれも一度に何市町村と回ることは難しく、「鹿児島県の離島は難関」だと頭に入れておいた方がいいでしょう。
あと要注意なのが北海道です。利尻郡利尻町、奥尻郡奥尻町など離島町村が4つあります。
ぷちアワードで現在「北大東がない」「小値賀がない」と騒がれており、私のところにも週2通くらい「予定はありませんか」「何とかなりませんか」といったメールが届いています。いずれもこの2年間のうちで何回かはQSOできるチャンスがあったはずです。今回の教訓を活かして鹿児島や北海道の離島を早め早めに押さえておくことをお勧めします。