最近JR北海道で運行トラブルが相次いでいます。
雪や動物との衝突など不可抗力のトラブルではなく
・保線作業において見張員を配置せず列車にはねられそうになった
・信号トラブルで多数の列車が運休(2/8)
・線路トラブルで多数の列車が運休(1/26)
など今年に入って会社責任のトラブルが相次いでいます。
このため特に問題になるのが札幌-新千歳空港の足の確保です。楽しい旅行から帰るために空港に向かおうとしたら運休で愕然とすることになります。「そうだ、バスがあったよね」と札幌駅前のバス乗り場に向かったら長蛇の列に巻き込まれ何本もバスを見送る羽目になります。
諦めてホテルを確保しようにも飛行機代より遙かに高い宿泊料を払うことになればまだラッキーで、日によっては満室で宿泊することすら困難になっています。
万一ではなく「あり得るリスク」として自衛手段を考えるべきだと思いますから、取れる自衛手段をご紹介したいと思います。
[空港でJRの運休に出くわしたら]
札幌市内行きの電車が運休している場合にはまず運休している理由を確認しましょう。人身事故であれば発生から3時間程度で再開できますが、線路や架線、車両のトラブルであれば数時間から半日以上かかる場合もあります。当面再開がないと判断したらJRを待たずにバスで札幌市内に向かう方が早いです。
バスは空港のターミナルから出ていますが、この際に気をつけたいのが「札幌駅行きには乗ってはいけない」ということです。本数は多いものの地理をはっきり知らない外国人観光客は「とりあえず札幌駅に行けば何とかなる」とばかりに札幌駅行きのバスに集中します。恐らく長蛇の列になっているはずです。次の便どころか3本先の便ですら乗れないかも知れません。
[札幌駅行き以外のバスを利用しましょう]
どこに行くバスがあるでしょう?以下の路線があります。
・地下鉄大谷地駅 ・地下鉄真駒内駅 ・地下鉄麻生駅
・円山バスターミナル(地下鉄円山公園駅) ・地下鉄宮の沢駅
どの路線にせよ札幌の市営地下鉄につながっているのです。地下鉄の駅で乗り換えればどの便を使っても中心の大通に向かえますし、当然札幌駅にも行くことができます。しかもこれらの路線は外国人観光客には分からないために空いていることが多いのです。
ということで空港のバス案内所の発着表示を見て「札幌駅以外の行き先で次に来るバス」を探せば割と早く空港を脱出できる可能性があります。
[空港行きの場合は予め時刻を調べておくこと]
逆の空港行きの場合は乗り場が分散されるため闇雲に札幌駅以外の乗り場に行っても待ちぼうけを食らうことがあります。JRが運休する際に備えて利用可能性のある路線の時刻を調べておくといいでしょう。
バスは北都交通と中央バスが運行していますからいずれかのサイトで調べておけばいいです(多くの路線が共同運行になっているため)。
JRの運行トラブルの有無にかかわらず空港に帰る時間は「飛行機出発の1時間前に空港に着く」とかのギリギリにせずに最初から余裕を持った計画にしておけばいいと思います。空港でお土産を見たりソフトクリームを食べていれば時間つぶしはできます。
[現状では万一の際の対応が不十分]
手を尽くしたものの飛行機に乗り遅れた場合はJALや全日空であればカウンターで相談してみて下さい。便変更のできない航空券であっても特例で後続便に振り替えてもらえるケースがあります。これはあくまで会社判断なので断られることもあります。LCCなどではかなり望み薄とお考え下さい。
これほどまでにJR北海道のていたらくが続くため、バス側も備えをした方がいいのではないかと考えます。とはいえ北海道も運転手不足で現状維持すら困難ですからバスの臨時増発は困難でしょう。ならばJRが長時間運休すると決まったら札幌駅以外の路線を大谷地に集約して車両と運転手を空港と大谷地でピストン運行させることはできないものかと思っています。大谷地線は所要時間が30分少々の路線であるためピストン運行に適していると言えます(もちろん臨時便は輪厚や恵庭などは通過でいいでしょう)。
雪や動物との衝突など不可抗力のトラブルではなく
・保線作業において見張員を配置せず列車にはねられそうになった
・信号トラブルで多数の列車が運休(2/8)
・線路トラブルで多数の列車が運休(1/26)
など今年に入って会社責任のトラブルが相次いでいます。
このため特に問題になるのが札幌-新千歳空港の足の確保です。楽しい旅行から帰るために空港に向かおうとしたら運休で愕然とすることになります。「そうだ、バスがあったよね」と札幌駅前のバス乗り場に向かったら長蛇の列に巻き込まれ何本もバスを見送る羽目になります。
諦めてホテルを確保しようにも飛行機代より遙かに高い宿泊料を払うことになればまだラッキーで、日によっては満室で宿泊することすら困難になっています。
万一ではなく「あり得るリスク」として自衛手段を考えるべきだと思いますから、取れる自衛手段をご紹介したいと思います。
[空港でJRの運休に出くわしたら]
札幌市内行きの電車が運休している場合にはまず運休している理由を確認しましょう。人身事故であれば発生から3時間程度で再開できますが、線路や架線、車両のトラブルであれば数時間から半日以上かかる場合もあります。当面再開がないと判断したらJRを待たずにバスで札幌市内に向かう方が早いです。
バスは空港のターミナルから出ていますが、この際に気をつけたいのが「札幌駅行きには乗ってはいけない」ということです。本数は多いものの地理をはっきり知らない外国人観光客は「とりあえず札幌駅に行けば何とかなる」とばかりに札幌駅行きのバスに集中します。恐らく長蛇の列になっているはずです。次の便どころか3本先の便ですら乗れないかも知れません。
[札幌駅行き以外のバスを利用しましょう]
どこに行くバスがあるでしょう?以下の路線があります。
・地下鉄大谷地駅 ・地下鉄真駒内駅 ・地下鉄麻生駅
・円山バスターミナル(地下鉄円山公園駅) ・地下鉄宮の沢駅
どの路線にせよ札幌の市営地下鉄につながっているのです。地下鉄の駅で乗り換えればどの便を使っても中心の大通に向かえますし、当然札幌駅にも行くことができます。しかもこれらの路線は外国人観光客には分からないために空いていることが多いのです。
ということで空港のバス案内所の発着表示を見て「札幌駅以外の行き先で次に来るバス」を探せば割と早く空港を脱出できる可能性があります。
[空港行きの場合は予め時刻を調べておくこと]
逆の空港行きの場合は乗り場が分散されるため闇雲に札幌駅以外の乗り場に行っても待ちぼうけを食らうことがあります。JRが運休する際に備えて利用可能性のある路線の時刻を調べておくといいでしょう。
バスは北都交通と中央バスが運行していますからいずれかのサイトで調べておけばいいです(多くの路線が共同運行になっているため)。
JRの運行トラブルの有無にかかわらず空港に帰る時間は「飛行機出発の1時間前に空港に着く」とかのギリギリにせずに最初から余裕を持った計画にしておけばいいと思います。空港でお土産を見たりソフトクリームを食べていれば時間つぶしはできます。
[現状では万一の際の対応が不十分]
手を尽くしたものの飛行機に乗り遅れた場合はJALや全日空であればカウンターで相談してみて下さい。便変更のできない航空券であっても特例で後続便に振り替えてもらえるケースがあります。これはあくまで会社判断なので断られることもあります。LCCなどではかなり望み薄とお考え下さい。
これほどまでにJR北海道のていたらくが続くため、バス側も備えをした方がいいのではないかと考えます。とはいえ北海道も運転手不足で現状維持すら困難ですからバスの臨時増発は困難でしょう。ならばJRが長時間運休すると決まったら札幌駅以外の路線を大谷地に集約して車両と運転手を空港と大谷地でピストン運行させることはできないものかと思っています。大谷地線は所要時間が30分少々の路線であるためピストン運行に適していると言えます(もちろん臨時便は輪厚や恵庭などは通過でいいでしょう)。