2014年1月2日(木)
今年の初移動は、QSOパーティ参加を兼ねて和歌山に向う。近頃はアマチュア無線局も減少し、430Mhzでも交信相手に困ることが多いが、正月のQSOパーティでは毎年この日しか出ない局もおり、低山でも楽に交信する事ができる。
船岡山(60m)
かつらぎ町の紀ノ川中洲にある小島。南岸からつり橋があり、渡った先に厳島神社が祀られている。まだQSOパーティが始まっていないので、7Mhzで岩手県の新しい市となった滝沢市をサービス中のJK2EIJ局を呼ぶ。
つり橋の先に船岡山
厳島神社
妹山(120m)
船岡山の南に位置する小高い丘で、山頂一帯は柿園になっている。7MhzでスロベニアのS53Aが強力に入感。QRPでも一発で応答があった。
民家の上の丘が妹山(南側から)
背ノ山(167)
紀ノ川を挟んで妹山の北に位置する。南斜面のコンクリート舗装された農道の先から果樹園の中を登る。高知県宿毛市移動のJJ5IYU局と交信。
背ノ山山頂
背ノ山山頂で日の出を見る
飯盛山(746m)
麻生津峠まで細い車道を上がる。峠近くなると車1台通るのがやっとの道幅だが、これでも県道120号と表示が出ている。標高520mの峠まで点々と民家があるのは驚きでもある。峠から飯盛山へ直接登る道があるが、4駆でも苦しい急坂で、バックで峠に戻り広場に車をおく。後で分かったことだが、廃墟となった飯盛山荘近くに取り付く東側からの車道があり、車で登るならこちらが正解のようだ。山頂手前の飯盛城は神路原神社施設の一部らしく、立派な正月飾りがされていた。峠から40分歩いて山頂に到着。QSOパーティが始まったので、430MhzでJO3WSP局と交信し来た道を戻る。
麻生津峠
飯盛城
飯盛山山頂
北山(587m)
麻生津峠の北にある山。舗装された農道を通って果樹園の中を上がる。山頂は樹木に覆われて展望なし。たつの市移動のJO3PCG局と交信。
山頂で見つけた山ランプレート
茶臼山(210m)
紀の川市にある山。みかん山になっており、農道からすぐである。山頂の北側に199.4mの三角点があるが、山頂は地形図の210m地点となる。山頂部分だけ果樹園とならず、笹薮の中に大きな木が残っていた。紀の川市のJH3TBY局と交信。
茶臼山山頂
最初ヶ峰(285m)
地元では百合山とも呼ばれているようで、山頂からの展望は素晴らしい。山頂は展望所として整備されている。徳島市のJI5GND局と交信する。
最初ヶ峰山頂
山頂からの展望
万燈山(204m)
紀の川市と岩出市の境界にあり東に近畿大学がある。取り付きを探して植物公園の受付で尋ねるが、近大の所有地で入山禁止とのこと。この山はあきらめる。
愛宕山(175m)
万燈山のすぐ西に位置する。北西に根来寺、南に公園墓地があり山頂までの参道や展望台もある。日高町を車で移動中のJO3RFX局を呼んで交信する。
愛宕山山頂
高積山(237m)
和歌山市東部にある。麓の高積神社下社に車をおいて舗装された車道を登る。25分ほどで上社の建つ高積山に到着。山頂は神社の裏となる。CQを出すとJA3BY局から声がかかる。
高積山と城ヶ峯の分岐
高積山神社上社
城ヶ峯(255m)
高積山の南にある。先ほどの分岐まで戻り尾根筋の道を15分も進むと笹に覆われた城ヶ峯に着く。和歌山市のJP3EWA局と交信。
城ヶ峯山頂のプレート、三角点もある
大日山(142m)
紀伊風土記の丘公園の中にある。この日は正月で休園中だったが、多くの市民が散策しているので遊歩道を登る。大日山山頂も古墳だが、高圧線の鉄塔も立っておりミスマッチである。和歌山市のJN3DMJ局と交信する。
公園駐車場
大日山山頂
古墳の説明