2016年5月3日(火)
GW後半の初日は特に予定もなかったので、近所を散歩してみた。
市バス錦林車庫の裏から真如堂への道を上がって行くと、山の木がガサガサと音がして小猿が飛び出してきた。東山では猿を見たことがあるが、こんな所にもいるんだと驚く。真如堂の境内はモミジの新緑がとてもきれいだ。
真如堂本堂裏の萬霊堂
本堂の裏手から黒谷への道を進む。黒谷の墓地には会津藩殉難の墓がある。幕末に京都守護職を命じられた会津藩主の松平容保が、一千名の家臣とともに本陣となった黒谷金戒光明寺に入った。その後の都警備や鳥羽伏見の戦いなどで殉じた350を超える御霊が祀られていると由緒が書かれていた。
三重の塔前から山門と京都市街を望む
黒住教の教祖である黒住宗忠を祀る宗忠神社の境内を通って吉田山へ行く。子供が小さい頃はここの公園でよく遊んだものだが、隣の児童館が閉館になって今では遊具も減り荒れた感じになっていた。観光客が列を作る茂庵の横を通って山頂休憩広場へ。ここに来るのも久しぶりだが、周りの木が大きくなって大文字山の眺望も小さくなっていた。
宗忠神社本殿
吉田山山頂から大文字山