2019年2月2日(土)
正月に徳島の山に行って以来となる1ヶ月ぶりの山行きを計画し、奈良市都祁の貝ヶ平山に向かう。京都を出るときは全く雪の心配をしていなかったが、名阪国道に乗り東の方の山を見ると雪化粧していた。登山口となる都祁吐山まで来たときは道路にも雪が残っており、集落の先で倒木が林道をふさいでいた。仕方がないので集落の手前まで戻って路肩が広くなったところに車を置く。
水道施設から先は足跡なし
当初の予定では、貝ヶ平山だけでなくすぐ近くにある真平山と香酔山にも登る計画だった。しかし真平山への取り付きが雪でよくわからず、あきらめて貝ヶ平山に向かうことにした。貝ヶ平山への取り付きは林道脇に標識があり、その先の道もテープもあって比較的わかりやすかった。
貝ヶ平山への取り付き
山頂近くの道
貝ヶ平山(822m)は、奈良市と桜井市・宇陀市の境界にあり今では奈良市の最高峰らしい。2013年に奈良と天理の境界にある国見山に登ったときにこの山が奈良市最高峰と思っていたが、旧都祁が奈良市に合併してからはこちらが最高峰になったようだ。430Mhzで堺市のJA3WPN局と交信し次の香酔山に向かおうかどうか迷いながらとりあえず先に進む。
貝ヶ平山山頂
展望はほとんどない
下りは香酔山との鞍部に下りる予定でよく方向を確認せずに先に見える道を行く。その先はロープが張られたやや急斜面が続く。雪がなければなんということのない傾斜だが、注意しないと滑るので慎重に下る。ここで今日初めての登山者とすれ違った。そのまま下って立派な分岐標識に出た。鳥見山への表示がある。ん?と思ってYAMAPを見るとそもそも山頂から予定していたルートではない道を下っていた。このまま先に進むと登山口に帰れない。少し戻って香酔山鞍部へのルートを探す。これも雪でよくわからないが獣道程度にしか見えない道を探し何とか鞍部まで行くことができた。この時点で香酔山まで登る気力がなくなっていた。谷沿いの道があるのかないのかわからないような所を下り、何とか林道の先端に着いた。
この標識まで来て間違いに気がついた