飯道山
2023-02-12 | 日記
2023年2月11日(土)
この土日は天気が良さそうなのに二日とも家でブラブラしているのもよくないと思い、朝から家事を少し済ませて飯道山に向かうことにした。飯道山は滋賀県甲賀市にある標高664mの山で、西側の中腹に飯道神社がある。地理院の地図を見ると神社まで車道が描かれているが、ずっと前に登ったときにこの道が入口で封鎖されていて使えなかったので、オレンジシガCCの南東から神社の参道を登った記憶がある。今回も同じルートを考えて登山口に向かった。

駐車場前の説明書、本殿は重文に指定されており奈良時代に創建されたとか
駐車場に着いたのはお昼前。数台の車が車が駐まっている。鳥居をくぐりやや荒れた参道を登る。前に来たときは階段を登ったような気がするがどうも印象が違う。神社までは7丁で丁石があった。途中で右側から階段道が合流する。前回登ったのはこちらだったようだ。


階段が合流
飯道神社の前からは南西側が開けている。境内に立っている飯道山惣絵図によると江戸時代には神社の周りに20余りの諸坊があったようで、現在も石垣の跡などが幾つか残っている。そんな様子を見ながら山頂に向かう。

神社の前から少し眺望


重要文化財の本殿

飯道山の山頂には三角点の他にベンチやテーブルも置かれている。北西の展望が優れており、三上山や琵琶湖の先に雪を被った比良山系が美しい。この山はSOTAの対象となっているので今日はそのために登ってきた。430MHz・FMで愛知県の豊田市や西尾市、左京区の大文字山、堺市や長浜市の各局と交信し下山にかかる。



飯道山三角点



山頂の標柱は倒れていた
下山は途中で合流した階段を下ってみる。確かに前回登ったのはこちらだったが、途中には大分傷んだところもあり荒廃が進んでいるようだ。帰宅後前回の記録を見るとちょうど10年前だった。生活環境保全林として階段や休憩施設が整備されたが、その後手入れされず放置されているようだ。こういうところはあちこちで見かけるが、これから更に荒れることになるのだろう。


以前登った階段道

進入路も荒れ模様
