1月3日(火)
2012年の初山ランは滋賀県の金勝アルプスに向った。栗東市の道の駅「こんぜの里りっとう」前から舗装された金勝林道を上がる。一座目の金勝山(610m)は金勝寺の背後の山である。事前の地形図調査で山頂の北側から取り付くのが良さそうに思えたので、駐車場所と山頂への取り付きを探しながら狭い林道を車でゆっくりと移動する。山頂北西の道が大きくカーブする辺りに車を数台停めるスペースがあり、そこに車をおいてから薄っすらと雪を被った笹の中を山頂に向う。駐車場所から山頂までは170m程であった。山頂は展望はないが、笹に覆われた小広い平地だった。430Mhzで京都市東山区移動のJQ3CUQ局と交信する。
金勝山山頂にあった山ランメンバー局の登頂記念プレート
金勝山での山ランを終え、次の登山口である馬頭観音まで車で移動する。馬頭観音前の駐車場は10台ほど停められる広さがあり、簡易トイレも設置されている。ここは北東方面の眺望が素晴らしい。
駐車場前から三上山方面を望む
駐車場から先は金勝山ハイキングコースとして整備されており、道標も十分にあり迷うことなく歩くことができる。駐車場から10分余りで、次のピークである竜王山(605m)に到着した。山頂には三角点があり、琵琶湖や比良山の展望が良かった。茨木市のJO3LLA局と交信した。
竜王山山頂
さらに先へ進む。竜王山から15分程行くと登山道横に茶沸観音があり、その先に白石峰のピークがある。登山道の直ぐ横で、注意していないと通り過ぎてしまうようなピークだ。山ランの山名プレートだけが山頂であることを示している。南東方面の眺望が良い。鳥羽市移動のJG2OLL局と交信できた。
白石峰から南東方向を望む
その先の分岐で北に方向を変え、本日の最終目的地である鶏冠山へ向う。途中に天狗岩などの巨岩・奇岩が点在する。おそらく金勝アルプスの核心部分ではないかと思われる。人気の山とあって正月から多くの登山者とすれ違う。
縦走路から天狗岩を振り返る
鶏冠山へは一端360m辺りの鞍部まで下り、その後491mの山頂まで上り返す。結構急な登りで一汗かくが、しっかりした道で問題はない。山頂には三角点と重厚な山名プレートがあり、北方向の展望が良い。JRAの栗東トレセンがよく見えている。白石峰から1時間ほどを要した。大津市のJN3GZY局をはじめ、岐阜県や滋賀県の5局とQSOできた。
鶏冠山山頂
これで本日予定していた4座での山ランを無事に終了し、85分ほどかけて駐車場まで往路を戻った。
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