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綴喜郡井手町の低山へ登る

2012-01-08 | 山と無線

1月8日(日)

 綴喜郡井手町のJR玉水駅の東にある低山巡りを計画した。

 一座目は大山(324m)。玉水駅の東北東1.7km程にある標高324mの三角点があるピークだ。上井手集落の北に上水道の配水池があり、その横を北に延びるコンクリート舗装された細い道を登る。道の標高が最も高くなった辺りに東の尾根を登る山道の取り付きがある。関電の巡視路と国有林境界見出標があるところだ。国有林の境界に沿って延びる山道を登り、大山の北側の鞍部で南東に向きを変える。緩やかな道を少し登り標高が最も高くなった辺りから、右手に山頂への踏み跡がありテープが付けられている。山頂はシダの藪の先で、三角点と山名を記したプレートがかかっている。展望はない。430MhzでCQを出し、高槻市の7L2KOZ局他と交信する。山ランを終え往路を下山する。

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大山の三角点

 次は玉川を挟んで南の尾根筋に連なる株山と山吹山を目指す。大安寺旧境内附石橋瓦釜跡前を通って玉川に架かる橋を渡り、老健施設の角を左に折れて東に延びる道を上がる。良く整備された竹林の中を進むと、弥勒石仏への案内板があり、その支柱に山吹山への矢印が付けられていた。

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弥勒石仏の案内に従って右に登る

 直ぐに石に三体の仏を線彫りした弥勒石仏があ。その先で少し道があやふやになるが、石仏の裏から尾根筋を少し行くと、赤や黄色の古いテープ、また白い荷造り紐が現れ、その先はこれらを目印に登った。さらに途中からは国有林の境界も現れ、道も歩きやすくなる。

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弥勒石仏、彫刻は薄くなっているようだ

 本日二座目の株山(260m)は、山吹山への登山道の途中にある小ピークだ。地形図には何の表示もされていないが、日本山名事典に掲載されており山ラン有効だ。GPSを頼りに山頂周辺を探すが、山頂を示すものは何も見つけられなかった。枚方市国見山のJM3GVH局に声をかけて山ラン終了、ここで昼食とした。

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株山山頂は何もない雑木の中

 登山道へ復帰し山吹山へ向う。さて、株山を出発するとき次の山吹山をGPSの目標に設定するのだが、このとき山吹山までの直線距離が約1.8kmと表示された。ん?地図で見る限りはせいぜい半分の900m程だ。山吹山のデータは日本山名事典を元にGPSに入力しており、その標高を見ると393mと入力されている。どうも、尾根の東に連なる393.1mの三角点ピークのデータが入力されているようだ。本来目指していた地形図にある373mのピークはデータが入力されておらず、はたしてどちらが本当なのか分からなくなった。とりあえず、予定していた373mのピークまで行ってみることにした。ピークの特定ができるか不安だったが、地形図から山吹山までの距離を割り出しこの辺りかと思って歩いていると、道縁に山吹山山頂への取り付きを示す小さなプレートが架かっていた。山頂には山ランメンバーなどの山名プレートも架かっていた。事典の場所とは異なるが、地形図の表示に従うこととしここで河内長野市移動のJP3KEL局と交信し、往路を戻った。

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登山道にあった山吹山山頂への取り付き表示

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山吹山山頂の山ランメンバーの山名表示

 車に戻ってもまだ時間に余裕があったので、帰りに六石山(366m)に寄って行くことにした。この山は宇治田原町のくつわ池の北西にある三角点ピークで、三郷山の別名がある。くつわ池自然公園から遊歩道があるようだが、それだと駐車料と入場料がかかるので、別のルートから登ってみることにした。くつわ池前を通り過ぎて宇治市方面に少し行くと右に広い立派な道があり、「グリーンヒル三郷山」の表示がある。これは城南衛生管理組合の専用道路で、関係者以外は通行禁止の看板もある。今日は休日で入口にチェーンもある。この道路の右側に幅1m位の舗装路が沿っており、とりあえずここを上がってみた。

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グリーンヒル三郷山の表示の右にある細い道を登った

 専用道路と右側の養鶏場はそれぞれフェンスで囲まれており、その間を上がる。すると、府民スポーツ広場の手前で専用道路のフェンスが途切れ、道路に横断歩道、その対面の斜面には階段がついている。地形図にはそもそもこの専用道路が載っていないので、帰ってから別の地図で確認すると、通ってきたのは最初が城陽市と宇治市の境界、さらに横断歩道から先は宇治市と久御山町(飛地)の境界になっているようだ。

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府民スポーツ広場手前の三郷山境の石柱

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専用道路を横断するとその先には階段がある

 おそらくこの階段を登れば市町界を歩いて、六石山北の東海自然歩道に到達すると思われるのだが、行ったときは専用道路の表示されていない地形図しかなかったので、休みで誰もいないことをいいことに専用道路を登ってみた。GPSが山頂まで150m位を示し、舗装路が右へ大きくヘアピンカーブする所から北に延びる広い谷を少し上ると、直ぐに鞍部に乗りそこは東海自然歩道だった。そこを右に少し登ると、久世郡久御山町と綴喜郡宇治田原町、宇治市の3ポイントとなる六石山山頂だった。池田市のJA3RL局他と交信し、往路を戻った。

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六石山山頂、宇治田原町側は入園料が必要とある

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