旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

立山で出合った高山植物たち

2011年08月26日 13時04分41秒 | お出かけ先の庭と花

23日と24日の一泊二日で「立山黒部アルペンルート」へバスツアーで行って来ました。
ケーブルカー、登山バス、ロープーウェイ、トロリーバス等、乗り物競争のようのツアーでしたが、トロッコ列車にも乗れて、とても楽しい思い出深い旅行となりました。

立山では雄大で美しい山並みと、綺麗な空気と、清らかで美味しい水と、そして可愛らしい花々に出会えましたので、少しですがご紹介します。

 

高山植物でとても有名な白い小さな花「チングルマ」は、花は終わっていましたが、なごりのケブケブが沢山茂っていました

此花は「モミジカラマツ」でしょうか
スクッと伸びた茎の先に小さな白い花が房になって咲いています。

花は「ヨツバシオガマ」。ビザギザの小さな葉は「ミヤマキンバイ」かな。

コレは何かな。北邦野草園でも見たような気がしますが、花は終わっていました。

ウサギギク」が所々に

ミヤマアザミ」は大株は存在感があります。

白い「ヤマハハコ」と薄紫の「マツムシソウ

青い花は「ミヤマリンドウ」かな。アチコチポツポツと咲いているのですが、本当に小さな花です。

オオヤマリンドウ」もちょうど咲こうとしているところ

 

こんな蛾も

他にも「コケモモ」や点々と咲く小さな小さな白い花など、岩や石や草原の中に咲いていて、健気な感じなんです

北海道以外で、自然の中に咲く高山植物をじっくり見たことがなかったので、ほぼ初めての出会いに、とにかく可愛らしくてしょうがなく、時間があればもう少し眺めて居たかった

 

 

雷鳥に会うことは出来ませんでしたが、こんなに高い山に、乗り物だけで行けるのですから、現代人は超お気楽というか・・・幸せですね
山を開いた先人の苦労は如何ばかりなのか。想像を遥かに超えるでしょう。
この様な素晴らしい景色を見ることができて、つくづく「ありがたい」と思いながら、立山を後にしたのでした。