昨日、新宿に用があったので、時間を作って昨年11月に代々木にできた商業施設代々木VILLAGEに寄りました。
先日NHKの「趣味の園芸」で紹介されていた現代のプラントハンターともいうべき西畠清順氏が植栽デザインを担当されているからです。
氏は花・植物生産卸業(植物問屋)「花宇」の五代目だそうで、番組で拝見した感じでも、「プラントハンター」のイメージにピッタリ
入口付近から、まるで植物園のような植え込みに、ワクワク
この壺は200年前にペルシャ人がオリーブオイルを貯めるために使っていたとか。
その隣の太い木は、オリーブの木。
さらに奥の枝垂れた枝の木はヒマラヤ杉。
シドニーでも見たジュラシックツリー(Wollemia Nobilis)を発見
ボタニックガーデンのショップで鉢植えを売ってました。
奥の大きな葉は「100年に一度咲く花」をもつアメリカ、メキシコ原産のリュウゼツラン科の植物。
手前の剣葉はアンデス山脈からやってきたブヤ・セルーレア。樹齢100年らしいですよ
この古びたネットのオブジェらしきものは何でしょう
何と世界一痛いサボテンでした
こうして、珍しい植物に楽しい解説のプレートがついていて、一つ一つとても興味をそそられます。
二階のテラスから見ると、質感や形がバラエティに富んだ植物たちが、案外狭い空間に、不思議に仲良く存在しているのに気づきました。
奥の建物は京都の有名シェフのプロデュースするイタリアン・レストラン。
西畠氏のオフィス。残念ながら植物は販売していません。
この商業空間は貨物コンテナで構成されていて、レストラン以外はどのお店もコンテナでできているので、お店としては狭いです。
コーヒーなどはテイクアウトしてテラスで飲むのがコンセプトっていうのかしら。
でも、寒かったのでお店の隅でいただきました。
drink&soup kurkkl labさんのハーブティは北海道北見産。
クリームチーズののったマフィンはこちらのニンジンジュースを作った搾りかすを使って、レストランのシェフが作っているのだそうですよ。
土曜日だったせいか、20代の若い人々が多かった~
皆さん植物にも興味津々で、熱心にプレートを読んでいる姿も。
若い感覚のガーデンって、こんな感じなのかしらね。
朝ドラの「カーネーション」で、主人公が流行先端のファッションについていけなくなった感覚が、チョッピリわかったような
しかし、施設と植物が刺激し合っている感じがして、面白かったです。
ジュラシックツリー・・・育ててみたいかも~