10月11日
長距離都市間バスを札幌で降りて、JR北海道で恵庭へ
帰りの飛行機の時間を午後遅くにしたのは、新千歳空港へ向かう前に銀河庭園へ寄るため。
ナニハトモアレ、今年はダリアを見なくては
今年の春に数千株植えたというダリアとは、どんだけ
バニーギネス女史のデザインした銀河庭園はもともと好きで、さらに近年、吉谷桂子さんがスーパーバイザーとなり、一層華々しくなったガーデン。
そこは「撮りたくなる庭」なんだとか。
駅から乗ったタクシーの運転手のおじいさんも知っていた銀河庭園のダリアとは・・・期待が高まります。
エントランスを入ると見えてくる銀河ボーダー。
良いわぁ好きだわぁ黄色&白&青の組み合わせは、私の大好物
背景は紅葉する木々だもの
草花が初夏と同じ色の組み合わせだとしても、秋という季節を強烈に感じるわ。
私の到着を待つかのように、雨が上がるし
挿し色の黒系のポンポンダリアが大人っぽい。
同じ色でも花の形が様々なダリアが。
ピンクに色付いたノリウツギの育つガーデンにはピンクダリア。
色の合わせ具合が流石です
ギボウシの草紅葉も秋のトーンを際立たせます。
大好きなドラゴンガーデンではパンパスグラスが揺らめいて~
オレンジ系のダリアが沢山
アプリコット・オレンジのニュアンスのある色がまた、私好み
ドラゴンの噴水もしっかり流れて、地震の影響を感じさせません。
シードヘッドも秋の色。
スズランの実はオレンジに輝く~晩秋か。
サルベージガーデンは秋が似合うね
マルメロの実がなりシュウメイギクが咲く。
そして萩
ボートレースガーデンには白と紫のダリアと色あせたギボウシ
そしてダリアのボーダー
三尺バーベナのさし色も効いています。
圧巻です
色のグラデーションは、吉谷さんならでは
安定のブラック&ホワイトガーデン
白いシュウメイギクも美しかった。
背景の草紅葉や樺の白い木肌が、アプリコット・オレンジ色のダリアの風景を、一層秋らしい美しさで演出しています。
この風景が、素晴らしかったなぁ
エントランスのフォトスポットでパチリ
今年の北海道ガーデン巡りを〆ました。
銀河庭園・・・
一つ一つのエリアのデザインが面白く、私としては花が咲いていなくても大好きですが、構造物先行のきらいが無きにしも非ずでした。
しかし、吉谷さんがスーパーバイザーになったことで、植物が構造物に追い付いてきて、相乗効果となり、このガーデンの魅力が何倍にもアップしたのではないかしら
このダリアは冬前にすべて掘り上げるそうで、その労力たるや想像するだけでご苦労に同情しますが、だからこその美しさであることも事実。
そんなガーデナーさんたちの頑張りが、人に感動を与えるのだと思います。
イコロの森の様なナチュラルなガーデンも、銀河庭園のような華々しいガーデンも、どちらも秋ならではの美しさを見せてくれました。
なんか、北海道の秋ガーデンが面白くなってきたぞ
来年は、秋のガーデンに重きを置いて巡ってみようかな
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