旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

秋の日の ダリアに感嘆のため息を ~銀河庭園

2018年10月13日 16時58分53秒 | 北海道ガーデン巡り

10月11日
長距離都市間バスを札幌で降りて、JR北海道で恵庭へ
帰りの飛行機の時間を午後遅くにしたのは、新千歳空港へ向かう前に銀河庭園へ寄るため。
ナニハトモアレ、今年はダリアを見なくては
今年の春に数千株植えたというダリアとは、どんだけ

バニーギネス女史のデザインした銀河庭園はもともと好きで、さらに近年、吉谷桂子さんがスーパーバイザーとなり、一層華々しくなったガーデン。
そこは「撮りたくなる庭」なんだとか。

駅から乗ったタクシーの運転手のおじいさんも知っていた銀河庭園のダリアとは・・・期待が高まります。
エントランスを入ると見えてくる銀河ボーダー。
良いわぁ好きだわぁ黄色&白&青の組み合わせは、私の大好物
背景は紅葉する木々だもの
草花が初夏と同じ色の組み合わせだとしても、秋という季節を強烈に感じるわ。
私の到着を待つかのように、雨が上がるし

挿し色の黒系のポンポンダリアが大人っぽい。

同じ色でも花の形が様々なダリアが。


ピンクに色付いたノリウツギの育つガーデンにはピンクダリア。

色の合わせ具合が流石です


ギボウシの草紅葉も秋のトーンを際立たせます。


大好きなドラゴンガーデンではパンパスグラスが揺らめいて~

オレンジ系のダリアが沢山
アプリコット・オレンジのニュアンスのある色がまた、私好み

ドラゴンの噴水もしっかり流れて、地震の影響を感じさせません。


シードヘッドも秋の色。


スズランの実はオレンジに輝く~晩秋か。


サルベージガーデンは秋が似合うね

マルメロの実がなりシュウメイギクが咲く。


そして萩


ボートレースガーデンには白と紫のダリアと色あせたギボウシ

 

そしてダリアのボーダー
三尺バーベナのさし色も効いています。
圧巻です


色のグラデーションは、吉谷さんならでは


安定のブラック&ホワイトガーデン
白いシュウメイギクも美しかった。

 

背景の草紅葉や樺の白い木肌が、アプリコット・オレンジ色のダリアの風景を、一層秋らしい美しさで演出しています。
この風景が、素晴らしかったなぁ

 

エントランスのフォトスポットでパチリ
今年の北海道ガーデン巡りを〆ました。

 

銀河庭園・・・
一つ一つのエリアのデザインが面白く、私としては花が咲いていなくても大好きですが、構造物先行のきらいが無きにしも非ずでした。
しかし、吉谷さんがスーパーバイザーになったことで、植物が構造物に追い付いてきて、相乗効果となり、このガーデンの魅力が何倍にもアップしたのではないかしら

このダリアは冬前にすべて掘り上げるそうで、その労力たるや想像するだけでご苦労に同情しますが、だからこその美しさであることも事実。
そんなガーデナーさんたちの頑張りが、人に感動を与えるのだと思います。

イコロの森の様なナチュラルなガーデンも、銀河庭園のような華々しいガーデンも、どちらも秋ならではの美しさを見せてくれました。
なんか、北海道の秋ガーデンが面白くなってきた
来年は、秋のガーデンに重きを置いて巡ってみようかな



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