旅するガーデナー

いつも五感を刺激し、喜怒哀楽、幸も不幸も、哲学も瞑想も、言葉にできない多くが存在する庭は私のパワー・スポット!

冬から早春の管理 

2018年01月24日 17時51分59秒 | ガーデニングセミナー

今日は横浜イングリッシュガーデンのサポーター向けの河合先生のガーデニング講座に出向きました。
この講座は年に数回あるのですが春から秋に掛けては、公園のボランティアの日とバッティングするので、なかなか参加できないのが悩み。
季節の作業の基本的な内容は同じですが、毎回色々な質問が出て、その都度の河合先生の答えが参考になりますし、私にとって情報の更新の場でもあります。
今回は「雪」対策の話から始まりました。

草花類については、霜よけの必要な植物についての詳しい話が。
ポット苗で花が付いているような株は、若干でも加温して育てられてきたので、寒さ対策が必要との事。
新種のジギタリスイルミネーションは従来品種より寒さに弱いので気を付ける様にと。
実はウチにも一株あって庭に植えっぱなし・・・防寒しなくてはいけないかしらん
ちなみに不織布はペラペラの一枚でも案外暖かいそうで、河合先生自身が体に巻いて確かめたそうです。
防寒を外すタイミングは「コニファーの葉色が変わる頃」

宿根草類では、株分けや植え替えは、その植物が寒さが好きか、暖かさが好きかで、時期が違うそうです。
寒さが好きなデルフィニュームなら秋に、暖かさが好きなアガスターシャなら、春に、という具合。
クレマチスは系統別に剪定&誘引の方法が違うので気を付けなくてはいけませんが、分らない場合は生きている部分をすべて残すと良いそうです。

木々については雪による枝折れに注意すること。
雪囲いの方法について教えてもらいましたが・・・もう少し前に話を聞きたかったわ。
でも、今冬は寒く、2月にも雪が降りそうなので、次回はしっかり対策をしなくては
(今回は夜に心配になって、外灯の灯りで薄暗い中、トキワマンサクやミモザの雪払いをしました

そしてバラ。
ブッシュやシュラブローズの剪定は2月中に終えれば良いそうですが、今冬は今回のような大雪が再び降るとも限らないので、早めに終わらせておくのが良いそうです。
YEGでは、雪が降る前に、とりあえず上部を仮剪定したそうです。
長く伸びた枝は雪の重みで折れることがあるからですね。
剪定後に施肥。
肥料の多さについては、花芯の渦が二つになるぐらいではそれほど多くはないそうですが、花が開かないような場合は多過ぎとの事でした。
そういったバラ(しっかりした株)は「半量」ないしは「無し」で良く、開花後たっぷり肥料を与える方が良いそうです。
やはり品種によって肥料の量を変えなくてはいけない、という事ですね。

そして今回も、バラの肥料や栄養剤、土や堆肥等について色々質問が出ました。
そんな私たちの質問に丁寧に答えてくれる河合先生の、この度の格言は・・・

「誰かが言っているから、と言って、まるまる信じる必要はなく、自分で試してみてください。」
どんな資材を使うかよりも、葉を残す。」
「(一番花はそれなりに咲くけれど)翌年の開花を考えたらその後に葉を落とさないことが大事。だから僕はバラ栽培のスタートは6月だと思っています。」

河合先生は「自分が実際にやってみた結果から話している」と仰っていました。
やっぱり経験の積み重ねが大事なのです。
ただし、漫然と育て続けるのではなく、チャンと検証してこそ、ね。

 


 

セミナー後にガーデンを散策
がまだ残っていました。

ハートフルガーデンフェアのオブジェ越しにミニかまくらがみえる~


雪かきが大変だったでしょうに・・・遊び心一杯

雪のおかげで滅多に撮れない写真も
雪とヘレボルス


スノードロップが沢山咲いていました。


早咲きスイセンも開花
陽だまりが暖かいのでしょう。


蔓バラの剪定誘引はほぼ終わっていました。
整った誘引は美しいです


今回の降雪は4年前ほどでは無かったにせよ、まだ1月下旬。
まだまだ気を抜けません。
次の雪が降る前にバラの剪定を終わらせて、株元を綺麗に掃除して寒肥を与え、カイガラムシを駆除しなくては

 

応援のワン・クリックをよろしくお願いします。

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 花・園芸ブログ ナチュラルガーデンへ

にほんブログ



 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。