映画100選。第2回。
42年作品。アカデミー作品賞、監督賞、脚色賞受賞作。
監督・マイケル・カーティス
主演・ハンフリー・ボガード、イングリット・バーグマン
あんまりクラシック映画は好まないのですが、有名な映画なので観ました。
予想に反してとても楽しめました。
まさに戦時中の42年。刻一刻と戦況が変わり、そのため脚本すら変わってしまった。
そもそも脚本がほとんど出来てない時点での撮影入り。
渡航ビザを求めてカサブランカに留まる人々がカジノに興じる姿や、ドイツが進行を開始したパリでの呑気に愛を語るシーンが戦争の悲惨さを微塵も感じさせないのが反感を買いそうなものだが、何故か全く気にならず、映画というエンターテインメントが戦争という現実を忘れさせてくれるひと時の安らぎや楽しさを与えるという点があったと思う。
劇中のボギー演じるリックが呟く憎らしいセリフが痛快で、特にシャンパンカクテルを傾け言う「君の瞳に乾杯」は世界一有名な映画のセリフ。
リックのバーでのサムが奏でるピアノの「アズタイムゴーズバイ」が印象的。
何故かフランス国家さえ感動を与えてくれる演出もいい。
とにかくイングリット・バーグマンが美しく、この作品で脚光を浴び、美貌だけでなく演技派女優への道を進む。
ハードボイルドでラブロマンスな映画であり、決してハッピーエンドではないが、気持ちのいいラストで、これぞエンターテインメントという素晴らしい映画。
オススメ度(映画評価)・☆☆☆☆
42年作品。アカデミー作品賞、監督賞、脚色賞受賞作。
監督・マイケル・カーティス
主演・ハンフリー・ボガード、イングリット・バーグマン
あんまりクラシック映画は好まないのですが、有名な映画なので観ました。
予想に反してとても楽しめました。
まさに戦時中の42年。刻一刻と戦況が変わり、そのため脚本すら変わってしまった。
そもそも脚本がほとんど出来てない時点での撮影入り。
渡航ビザを求めてカサブランカに留まる人々がカジノに興じる姿や、ドイツが進行を開始したパリでの呑気に愛を語るシーンが戦争の悲惨さを微塵も感じさせないのが反感を買いそうなものだが、何故か全く気にならず、映画というエンターテインメントが戦争という現実を忘れさせてくれるひと時の安らぎや楽しさを与えるという点があったと思う。
劇中のボギー演じるリックが呟く憎らしいセリフが痛快で、特にシャンパンカクテルを傾け言う「君の瞳に乾杯」は世界一有名な映画のセリフ。
リックのバーでのサムが奏でるピアノの「アズタイムゴーズバイ」が印象的。
何故かフランス国家さえ感動を与えてくれる演出もいい。
とにかくイングリット・バーグマンが美しく、この作品で脚光を浴び、美貌だけでなく演技派女優への道を進む。
ハードボイルドでラブロマンスな映画であり、決してハッピーエンドではないが、気持ちのいいラストで、これぞエンターテインメントという素晴らしい映画。
オススメ度(映画評価)・☆☆☆☆