この日の為に生きてきた。心からそう思っている。
仕事ほっぽりだして早過ぎる会場入り@青森クォーター。最前列で見たいが為に4時間前から並ぶという気合入りまくり。
天気はこの時期珍しくお日柄も良し。でも冬なのでやっぱり寒い。だって4時間も待ってるし。
途中ツアーTシャツ購入。ライブ前に着ようと思ったらまさかのアクシデント!!
買ったばっかりのTシャツを水溜まりに落としてしまった・・・。超運無し芸人の私のなせる業。泥だらけのTシャツは諦めて普段着で挑む。
そして開場30分前くらいに衝撃の事実。チケットは整理番号順に並ばせるとのこと・・・。今まで4時間も寒空の下待ってたのに・・・。
でも私のチケットの整理番号は12番なので心配の必要なかったが、友人は190番台。離れ離れになるだろうが後ろから頑張って前まで来てくれと励まし、開場と同時に最前列ゲット。しかし二人分のスペースは取れず。ちょっと経ってから友人がちょい後ろまで来てくれたけどこれ以上来れなさそうだったので、隣の兄ちゃんにちょっとスペースを空けて貰ってなんとか隣に来れた。隣の素朴な兄ちゃんありがとう。
普段遠慮がちな私ですけど、今日は図太い横柄な態度で意地でも最前列をゲットしようと心に決めていたのでその甲斐があった。客層はティーンの女子からアダルトな女子。ロックな男からオタッキーな只のエリコファンから色んな人種がいて面白かった。さすがチャットファンは違うね。そんなこんなで暗転。
今回は「つばき」が対バンで参戦。さらっと予習はしておいたが特にファンではない。
つばきとサポートのギタリストの四人が颯爽と登場。彼らもチャット同様3ピース。でも普通にツインギター使用。
ギターボーカル一色がいきなりスクリーム。今年発売のアルバムを中心にライブを展開。全員ハードコアな爆裂っぶり。
ベース小川もバキバキベコベコプレイ。笑い飯の西田っぽかった。
ドラムは紅一点ナオコチャン。男に負けず劣らずの爆裂ドラム。しかもカワイイ。クールでセクシーな大人の色気を放ちながらのハードプレイ。曲は5、6曲やったと思う。セットリストは不明。タイトルさえ知らない。
メジャーファーストアルバムはポップな仕上がりだったのに新アルバムはかなりのハードロックになって、ギターがこれでもかと重ねまくりの唸りまくり。ライブもそうでした。ボーカルが聴こえないほどのラウドサウンドだった。
そして終了。アンコールしたかったけど、つばき自身たちも含めつばき使用のドラムキットやエフェクターやアンプを撤収。前座の身分はキビシイ。やっぱりプロの世界は大変であると思った。そしてチャット使用のセットが組まれると本日の主役の番です。
暗転からビートルズの「インマイライフ」チャットモンチ-ver.が掛かる中、日本一のロックバンド・チャットモンチ-様登場。
私たちはもちろんステージ右側のエリコサイドのまん前です。エリチャンは手が届くほどのすぐそこです。ピンクのTシャツにスラックスというヘンテコファッション。
アッコはポニーテールのセクシー挑発メイクのロッキンな感じ。
クミコは座っててよく観えなかったけどダボッとした服。
そして一発目は「真夜中遊園地」だぜ。ジェットコースタースピードロックナンバーだが、もうつばきで温まっているから最早開場ピーク。押し合いへし合い。なんか知らんけど押し出されて一番前から二番目になってしまった。でも前はリトルガールだったから丸見えなんだけど彼女をバーに挟まれないよう必死で守ってました。隠れた名プレイをしながら盛り上がる。
そして「MakeUp!MakeUp!」と続く。アッコはちょっと遠くて観づらかったがノリノリバッキバキベースでパンキッシュだった。えっチャンは小さ過ぎる!まるで中学生・・・。瞳さえ見える距離だっが、えっチャンの瞳はなんと澄んでいるのか!なんと汚れ無きイノセントな輝きを放っていることか。
普通誰でも否定するが、一番前にいれば、絶対メンバーと目が合うのよね。えっチャンと目が合うと、その澄んだ瞳でこの汚らわしい自分を見ないでくれとつい目を逸らしてしまう。
そんな天使のような姿でありながらギャンギャンギターを掻き鳴らし、スイートでキュート且つパワフルでソリッドなボーカルを見せ付けるのだから凄すぎる。
それを爆裂しながら親のように見守るクミコ。私はドラムが好きだから結構クミコのパワフルドラミングを堪能していたからクミコとしょっちゅう目が合ったぜ。
そして大好きなウルトラポップサマーチューンの「とび魚のバタフライ」。
手拍子とステップはウルトラキュート。
そしてチャットの最高傑作「親知らず」。ハートフルなクミコの詞とハードロックサウンドのギャップが素晴らしい。このツアーはこの曲のためにあった。
そしてMCも最高。クミコのおちゃらけっぶりはお馴染みだけどずっと笑わせてくれる。えっチャンほぼ喋らずオドオドするばかり。この子犬のようなフロントマンが日本一のバンドの屋台骨なんだから笑える。
次いで「世界が終わる夜に」が掛かる中、このまま世界が終わったらどんなに幸せだろうかと本気で思った。
途中の曲間は何回かシーンと静まった。普通は名前を呼んだりあるんだけど、そんな雰囲気ではなかった。壮絶のライブを見せ付けられて、観客は黙りきってしまった。声を掛けるなど無礼に思えた。ここの客はロックだった。
そして「ハナノユメ」や「恋の煙」、「恋愛スピリッツ」などファーストからも何曲か演奏してくれた。もちろん最高だぜ。そしてまたMCでやっとえっチャン喋る。心配そうに見つめるアッコとクミコと観客たち。会場がほんわか萌えムードになる。このギャップたるや!
高校でチャットモンチ-を結成し、解散寸前に陥り、奇跡的にアッコとクミコという最強のメンバーに出会い、最強の詞を書き、最強の作曲をし、最強の演奏をするバンドに成長した。
全てをロックに捧げたこのか弱き女の子はロックの頂点を手にした。すぐにでも折れそうな華奢な細い腕でギターを弾いて歌う姿は天使でありながら、内なる闘志は外には決して出さない。羊の皮を被った狼は誰よりも女の子であり、誰よりも男であった。
そしてまたセカンドから「バスロマンス」や「ミカヅキ」などやって泣く泣く最後の曲「シャングリラ」。でも最後に持ってくる辺りが分かってるね。タテノリ4ビートのチャットのシンプルロック。この曲でチャットの方向性は決まった。
そしてとりあえずはけるがもちろんアンコールです。中央にキーボードをセットする。ということは「サビがどこだかわからない歌」をやるんだとウキウキしながらメンバーがTシャツに着替えて登場。そして何故かアッコとクミコのショートコント。傑作だったので二人でM1に出て欲しい。
正式名「素直」でしっとりと。
オオトリは「サラバ青春」アコースティックver.。クミコがピアニカ、アッコがキーボードでえっチャンがボーカル。こんな仕上がりになった名曲もいいね。最後にみんなで記念撮影でサヨウナラ。
怒涛の23曲だった。対バンアリだったので、チャットもガッツリ演奏しないとの情報があり、一時間チョイで終わるもんだと思っていたけど、充実の2時間弱のセットリストだった。これがなんと3300円!こんな値段は逆に法外である。誰も儲けやしない額。アルバム一枚分の値段でライブ観せる超太っ腹のチャットの所属事務所。プロモーターも完売なのに儲けなしで泣いているに違いない。
因みに対バンなしの他の公演は3800円だけど、セットリストは同じらしい。だったらつばきも観れて安くて近い距離で観れる地方公演のほうが何倍も得じゃん。ゼップとか大きいホールは金が掛かるからだろうけど、こんなに安くて最高峰のライブが観れたのは奇跡。いや未曾有の事件である。
チャットモンチ-のライブは凄いと聴いていたが、これほどとは!想像を絶する素晴らしさだった。史上最高のライブだったし、史上最高の日になった。チャットモンチ-は日本一どころか世界一の現役最強バンドだと確信した。
76年にパンクムーブメントでロックが死んでから今やっとロックバンドが生まれたのである。
チャットはこのライブの2日前に2周年を迎えた。そして武道館2デイズが決定し、更に前進するのだろうが、恐らく誰も追いつけまい。男バンドなどもう死んだも同然。B'zがロック殿堂入りだと。笑わせんなと言いたい。ロックの意味知ってんのかね?スタジアムだのドーム公演している時点でロックじゃねーし。
ロック新時代は彼女たちが造り、彼女たちしか歩けない。もう一生ついて行きます。
自身数年ぶりにライブに行ったから轟音爆音に耳が慣れておらず、ずっと「耳鳴り」してて、次の日も「耳鳴り」聴きながら常時「耳鳴り」が止まりませんでしたでしたとさ。
最後に。チャットモンチ-をポップバンドだと思っている人たちは大間違いです。チャットモンチ-はポップスも出来るロックバンドなのです。そこらへんを確認した上で、まだ聴いたこと無い人は是非聴くことをお奨めします。
仕事ほっぽりだして早過ぎる会場入り@青森クォーター。最前列で見たいが為に4時間前から並ぶという気合入りまくり。
天気はこの時期珍しくお日柄も良し。でも冬なのでやっぱり寒い。だって4時間も待ってるし。
途中ツアーTシャツ購入。ライブ前に着ようと思ったらまさかのアクシデント!!
買ったばっかりのTシャツを水溜まりに落としてしまった・・・。超運無し芸人の私のなせる業。泥だらけのTシャツは諦めて普段着で挑む。
そして開場30分前くらいに衝撃の事実。チケットは整理番号順に並ばせるとのこと・・・。今まで4時間も寒空の下待ってたのに・・・。
でも私のチケットの整理番号は12番なので心配の必要なかったが、友人は190番台。離れ離れになるだろうが後ろから頑張って前まで来てくれと励まし、開場と同時に最前列ゲット。しかし二人分のスペースは取れず。ちょっと経ってから友人がちょい後ろまで来てくれたけどこれ以上来れなさそうだったので、隣の兄ちゃんにちょっとスペースを空けて貰ってなんとか隣に来れた。隣の素朴な兄ちゃんありがとう。
普段遠慮がちな私ですけど、今日は図太い横柄な態度で意地でも最前列をゲットしようと心に決めていたのでその甲斐があった。客層はティーンの女子からアダルトな女子。ロックな男からオタッキーな只のエリコファンから色んな人種がいて面白かった。さすがチャットファンは違うね。そんなこんなで暗転。
今回は「つばき」が対バンで参戦。さらっと予習はしておいたが特にファンではない。
つばきとサポートのギタリストの四人が颯爽と登場。彼らもチャット同様3ピース。でも普通にツインギター使用。
ギターボーカル一色がいきなりスクリーム。今年発売のアルバムを中心にライブを展開。全員ハードコアな爆裂っぶり。
ベース小川もバキバキベコベコプレイ。笑い飯の西田っぽかった。
ドラムは紅一点ナオコチャン。男に負けず劣らずの爆裂ドラム。しかもカワイイ。クールでセクシーな大人の色気を放ちながらのハードプレイ。曲は5、6曲やったと思う。セットリストは不明。タイトルさえ知らない。
メジャーファーストアルバムはポップな仕上がりだったのに新アルバムはかなりのハードロックになって、ギターがこれでもかと重ねまくりの唸りまくり。ライブもそうでした。ボーカルが聴こえないほどのラウドサウンドだった。
そして終了。アンコールしたかったけど、つばき自身たちも含めつばき使用のドラムキットやエフェクターやアンプを撤収。前座の身分はキビシイ。やっぱりプロの世界は大変であると思った。そしてチャット使用のセットが組まれると本日の主役の番です。
暗転からビートルズの「インマイライフ」チャットモンチ-ver.が掛かる中、日本一のロックバンド・チャットモンチ-様登場。
私たちはもちろんステージ右側のエリコサイドのまん前です。エリチャンは手が届くほどのすぐそこです。ピンクのTシャツにスラックスというヘンテコファッション。
アッコはポニーテールのセクシー挑発メイクのロッキンな感じ。
クミコは座っててよく観えなかったけどダボッとした服。
そして一発目は「真夜中遊園地」だぜ。ジェットコースタースピードロックナンバーだが、もうつばきで温まっているから最早開場ピーク。押し合いへし合い。なんか知らんけど押し出されて一番前から二番目になってしまった。でも前はリトルガールだったから丸見えなんだけど彼女をバーに挟まれないよう必死で守ってました。隠れた名プレイをしながら盛り上がる。
そして「MakeUp!MakeUp!」と続く。アッコはちょっと遠くて観づらかったがノリノリバッキバキベースでパンキッシュだった。えっチャンは小さ過ぎる!まるで中学生・・・。瞳さえ見える距離だっが、えっチャンの瞳はなんと澄んでいるのか!なんと汚れ無きイノセントな輝きを放っていることか。
普通誰でも否定するが、一番前にいれば、絶対メンバーと目が合うのよね。えっチャンと目が合うと、その澄んだ瞳でこの汚らわしい自分を見ないでくれとつい目を逸らしてしまう。
そんな天使のような姿でありながらギャンギャンギターを掻き鳴らし、スイートでキュート且つパワフルでソリッドなボーカルを見せ付けるのだから凄すぎる。
それを爆裂しながら親のように見守るクミコ。私はドラムが好きだから結構クミコのパワフルドラミングを堪能していたからクミコとしょっちゅう目が合ったぜ。
そして大好きなウルトラポップサマーチューンの「とび魚のバタフライ」。
手拍子とステップはウルトラキュート。
そしてチャットの最高傑作「親知らず」。ハートフルなクミコの詞とハードロックサウンドのギャップが素晴らしい。このツアーはこの曲のためにあった。
そしてMCも最高。クミコのおちゃらけっぶりはお馴染みだけどずっと笑わせてくれる。えっチャンほぼ喋らずオドオドするばかり。この子犬のようなフロントマンが日本一のバンドの屋台骨なんだから笑える。
次いで「世界が終わる夜に」が掛かる中、このまま世界が終わったらどんなに幸せだろうかと本気で思った。
途中の曲間は何回かシーンと静まった。普通は名前を呼んだりあるんだけど、そんな雰囲気ではなかった。壮絶のライブを見せ付けられて、観客は黙りきってしまった。声を掛けるなど無礼に思えた。ここの客はロックだった。
そして「ハナノユメ」や「恋の煙」、「恋愛スピリッツ」などファーストからも何曲か演奏してくれた。もちろん最高だぜ。そしてまたMCでやっとえっチャン喋る。心配そうに見つめるアッコとクミコと観客たち。会場がほんわか萌えムードになる。このギャップたるや!
高校でチャットモンチ-を結成し、解散寸前に陥り、奇跡的にアッコとクミコという最強のメンバーに出会い、最強の詞を書き、最強の作曲をし、最強の演奏をするバンドに成長した。
全てをロックに捧げたこのか弱き女の子はロックの頂点を手にした。すぐにでも折れそうな華奢な細い腕でギターを弾いて歌う姿は天使でありながら、内なる闘志は外には決して出さない。羊の皮を被った狼は誰よりも女の子であり、誰よりも男であった。
そしてまたセカンドから「バスロマンス」や「ミカヅキ」などやって泣く泣く最後の曲「シャングリラ」。でも最後に持ってくる辺りが分かってるね。タテノリ4ビートのチャットのシンプルロック。この曲でチャットの方向性は決まった。
そしてとりあえずはけるがもちろんアンコールです。中央にキーボードをセットする。ということは「サビがどこだかわからない歌」をやるんだとウキウキしながらメンバーがTシャツに着替えて登場。そして何故かアッコとクミコのショートコント。傑作だったので二人でM1に出て欲しい。
正式名「素直」でしっとりと。
オオトリは「サラバ青春」アコースティックver.。クミコがピアニカ、アッコがキーボードでえっチャンがボーカル。こんな仕上がりになった名曲もいいね。最後にみんなで記念撮影でサヨウナラ。
怒涛の23曲だった。対バンアリだったので、チャットもガッツリ演奏しないとの情報があり、一時間チョイで終わるもんだと思っていたけど、充実の2時間弱のセットリストだった。これがなんと3300円!こんな値段は逆に法外である。誰も儲けやしない額。アルバム一枚分の値段でライブ観せる超太っ腹のチャットの所属事務所。プロモーターも完売なのに儲けなしで泣いているに違いない。
因みに対バンなしの他の公演は3800円だけど、セットリストは同じらしい。だったらつばきも観れて安くて近い距離で観れる地方公演のほうが何倍も得じゃん。ゼップとか大きいホールは金が掛かるからだろうけど、こんなに安くて最高峰のライブが観れたのは奇跡。いや未曾有の事件である。
チャットモンチ-のライブは凄いと聴いていたが、これほどとは!想像を絶する素晴らしさだった。史上最高のライブだったし、史上最高の日になった。チャットモンチ-は日本一どころか世界一の現役最強バンドだと確信した。
76年にパンクムーブメントでロックが死んでから今やっとロックバンドが生まれたのである。
チャットはこのライブの2日前に2周年を迎えた。そして武道館2デイズが決定し、更に前進するのだろうが、恐らく誰も追いつけまい。男バンドなどもう死んだも同然。B'zがロック殿堂入りだと。笑わせんなと言いたい。ロックの意味知ってんのかね?スタジアムだのドーム公演している時点でロックじゃねーし。
ロック新時代は彼女たちが造り、彼女たちしか歩けない。もう一生ついて行きます。
自身数年ぶりにライブに行ったから轟音爆音に耳が慣れておらず、ずっと「耳鳴り」してて、次の日も「耳鳴り」聴きながら常時「耳鳴り」が止まりませんでしたでしたとさ。
最後に。チャットモンチ-をポップバンドだと思っている人たちは大間違いです。チャットモンチ-はポップスも出来るロックバンドなのです。そこらへんを確認した上で、まだ聴いたこと無い人は是非聴くことをお奨めします。