今更ですが、「チャットモンチ-・レストラン・デザート」を徹底評論!
発売してから2ヶ月近く経つが、忙しくてあんまり観れてなかったので、今回きちんと観直したのだ。
いわゆるライヴDVDであるが、ライヴの内容がかなりレアなので、チャットファンは垂涎のアイテムになるだろう。
まずは「“新宿で半熟Vol.1” 2006.04.01 at 新宿LOFT」より。
セットリスト
1. ハナノユメ
2. 夕日哀愁風車
3. 決まらないTURN
4. 湯気
デビューシングル「恋の煙」リリース直後の初々しいお三人。
えっちゃんはまだ垢抜けてないけど、やっぱり可愛いわ。
アッコは鬼太郎みたいな髪型ですね・・・。
クミコは今とあんまり変わってないね。
「ハナノユメ」はちょっとBPM遅めかな?でもやっぱり最高のポップソング。
コーラスが雑だったり、歌詞間違えたりと、まだプロのミュージシャンとは感じられないが、それはそれでウブだなと思う。
「夕日哀愁列車」のライヴ音源は初めて。もちろん生のライヴでも聴いた事ない。
イントロに入る前のインプロビゼーションがメチャメチャカッコいい!!
いつか生で聴いてみたいもんだ。
「決まらないTURN」は「恋の煙」のカップリング。
これまた珍しい曲で、多分今後のライヴでもやる事はないだろう。
「湯気」はいいね。大好きな曲。
詩人クミコの青春謳歌な世界観がまた良い。何よりタイトルがいいわ。
続いては「“新宿で半熟Vol.2” 2009.04.01 at 新宿LOFT」より
セットリスト
1. ハナノユメ
2. 8cmのピンヒール
3. やさしさ
この両方の「ハナノユメ」を聴き比べてみてもわかるが、全然違う曲です。
自分は断然最近のバージョンが大好き。もはやロックナンバーに変化してるもの。いや、進化してるのだ。
アッコちゃん楽しそうにベース唸らせてます。靴下のヘンテコなファッションはオダギリジョーもびっくりだ。
それにしても、えっちゃんのTシャツ首元ダルダルなのが気になるが・・・。
極最近のライブだけあって、「8cmのピンヒール」も収録。
自分が仮に女の子だったら、チャットの全ての曲の中で一番好きだろうと推測される曲である(しょうもない例えですいません)
そして「やさしさ」まで収録されてる。
戦慄のロックチューンであり、チャットモンチ-が現役の全ロックバンドの中でナンバーワンだと証明出来る曲。
でもこの曲は大抵ライブで盛り上がらない。ま、気持ちはわかる。
あまりのカッコよさに慄いてしまうし、更にしんみりともなるし。終わったら感動するから声もあげられない。
でも今度ライヴでやってくれたら、「よ、日本一っ!!」と叫んであげたい。
最後は「“チャットモンチーは花よりAX” 2007.04.12 at SHIBUYA-AX」より。
セットリスト
1. 湯気
2. 手の中の残り日
3. Y氏の夕方
4. 惚たる蛍
「シャングリラ」をリリースしてからだから、かなりチャットの名前は世間に知れ渡れた頃でしょうか。
「女子たちに明日はない」リリース直前のライヴです。
この頃の三人だが、全員可愛いわ・・・。全員、女の子してる。ガールズバンドそのものって感じだ。
えっちゃんはボブショートで、もともと可愛いのに、いつもより数倍可愛い。
アッコは茶髪でアシンメトリーなお下げ。最近パンキッシュだから、より可愛く見える。
クミコもお団子ヘアーでガーリーで可愛い。
で、一曲目「湯気」だけど、オーディエンスの掛け声が不気味である・・・。
「湯気」は大好きな曲だけど、そんなに盛り上がる定番の曲でもない。にも拘らず、ほとんど男たちの太い掛け声で、まるでAKB48のライブの如く、打ち合わせしたかのような掛け声。
ま、こんな全員可愛い奇跡のバンドだから、ロックもよくわからんオタクが集まってしまうのも無理はないが。
これまた良い曲の「手の中の残り日」。「恋愛スピリッツ」のカップリングですね。
「足を引っ張らずに、手を引っ張って」という韻の踏み方が上手い。ラッパー顔負けだ。
ラブソングなのに、アウトロの爆裂サウンドがまたニクイ曲構成だ。
これまた珍しい「Y氏の夕方」。
そんな良い曲だとも思わんけど、クミコらしい詞を書いている。
「惚たる蛍」のオリジナルな歌い出しは面白い。チャットはコーラスワークが上手いよね。
以上、貴重なライブ音源でした。
オマケ映像は「一人一企画」という、しょうもないような、でも面白いから許す、みたいな。
副音声付きで二倍楽しめるシステムである。
まず、「橋本絵莉子篇-変名で路上弾き語りLive@代々木公園」
えっちゃんが代々木公園で「あさひるばん」という謎のアーティストになりきって、路上ライヴするという画期的な企画。
何を歌うかと思えば、ウルフルズの「サムライソウル」と「バンザイ」。
この曲選すごいよな。ウルフルズだよ。女の子が歌う曲かね!?
たまたま自分がこの路上ライブの前を通りかかるとしたら、女がウルフルズ歌うって事に疑問を感じて立ち止まるだろう。別に声が良いとかじゃナシに。
やっぱりえっちゃんって女子だけど、男っぽいよね。脳の男らしさの割合が多く占めてると思う。
結局大雨降ってライブ中止になるが、そこのコメントがキャラ作りをがっちりしてて最高に笑える。
次は「福岡晃子篇-変装してツアー会場で物販アルバイト@新潟県民会館 & Zepp Tokyo」
アッコが変装してツアーグッズの物販やるという画期的な企画。
もし自分がその場に居たら「似てるな」とは思うだろう。だって顔は見るから。
最後のネタバレ後に、副音声のえっちゃんが「あっこちゃん、お母さんに似てきよったな」というコメントに爆笑。
最後は「高橋久美子篇-織田信長の鎧を着て城巡り@犬山城」
流行りの「歴女」クミコの、企画に乗じて趣味を楽しむというスタンスがやらしい。そんなコスプレ城巡りという画期的な企画。
犬山城って有名なのかいな?城に興味ないからそんなに楽しめず。
更に更に「“チャットモンチー07/08ライブ「生命力みなぎりTOUR」”未公開オフショット」も付いてる。
オリジナルソング「BETSUBARA」も収録。速効で作ったような曲。
んー、なんて嬉しい内容なのだろうか。まさに、デザート。スイートで美味しい内容のDVDになっております。
これでレストランシリーズは完結。
だが、来月末にはまたライブDVDがリリースする・・・。早過ぎるし、出し過ぎ。いや、DVD何枚出しても観たいから買うけどね。
オススメ度(ロック評価)・☆☆☆☆☆
発売してから2ヶ月近く経つが、忙しくてあんまり観れてなかったので、今回きちんと観直したのだ。
いわゆるライヴDVDであるが、ライヴの内容がかなりレアなので、チャットファンは垂涎のアイテムになるだろう。
まずは「“新宿で半熟Vol.1” 2006.04.01 at 新宿LOFT」より。
セットリスト
1. ハナノユメ
2. 夕日哀愁風車
3. 決まらないTURN
4. 湯気
デビューシングル「恋の煙」リリース直後の初々しいお三人。
えっちゃんはまだ垢抜けてないけど、やっぱり可愛いわ。
アッコは鬼太郎みたいな髪型ですね・・・。
クミコは今とあんまり変わってないね。
「ハナノユメ」はちょっとBPM遅めかな?でもやっぱり最高のポップソング。
コーラスが雑だったり、歌詞間違えたりと、まだプロのミュージシャンとは感じられないが、それはそれでウブだなと思う。
「夕日哀愁列車」のライヴ音源は初めて。もちろん生のライヴでも聴いた事ない。
イントロに入る前のインプロビゼーションがメチャメチャカッコいい!!
いつか生で聴いてみたいもんだ。
「決まらないTURN」は「恋の煙」のカップリング。
これまた珍しい曲で、多分今後のライヴでもやる事はないだろう。
「湯気」はいいね。大好きな曲。
詩人クミコの青春謳歌な世界観がまた良い。何よりタイトルがいいわ。
続いては「“新宿で半熟Vol.2” 2009.04.01 at 新宿LOFT」より
セットリスト
1. ハナノユメ
2. 8cmのピンヒール
3. やさしさ
この両方の「ハナノユメ」を聴き比べてみてもわかるが、全然違う曲です。
自分は断然最近のバージョンが大好き。もはやロックナンバーに変化してるもの。いや、進化してるのだ。
アッコちゃん楽しそうにベース唸らせてます。靴下のヘンテコなファッションはオダギリジョーもびっくりだ。
それにしても、えっちゃんのTシャツ首元ダルダルなのが気になるが・・・。
極最近のライブだけあって、「8cmのピンヒール」も収録。
自分が仮に女の子だったら、チャットの全ての曲の中で一番好きだろうと推測される曲である(しょうもない例えですいません)
そして「やさしさ」まで収録されてる。
戦慄のロックチューンであり、チャットモンチ-が現役の全ロックバンドの中でナンバーワンだと証明出来る曲。
でもこの曲は大抵ライブで盛り上がらない。ま、気持ちはわかる。
あまりのカッコよさに慄いてしまうし、更にしんみりともなるし。終わったら感動するから声もあげられない。
でも今度ライヴでやってくれたら、「よ、日本一っ!!」と叫んであげたい。
最後は「“チャットモンチーは花よりAX” 2007.04.12 at SHIBUYA-AX」より。
セットリスト
1. 湯気
2. 手の中の残り日
3. Y氏の夕方
4. 惚たる蛍
「シャングリラ」をリリースしてからだから、かなりチャットの名前は世間に知れ渡れた頃でしょうか。
「女子たちに明日はない」リリース直前のライヴです。
この頃の三人だが、全員可愛いわ・・・。全員、女の子してる。ガールズバンドそのものって感じだ。
えっちゃんはボブショートで、もともと可愛いのに、いつもより数倍可愛い。
アッコは茶髪でアシンメトリーなお下げ。最近パンキッシュだから、より可愛く見える。
クミコもお団子ヘアーでガーリーで可愛い。
で、一曲目「湯気」だけど、オーディエンスの掛け声が不気味である・・・。
「湯気」は大好きな曲だけど、そんなに盛り上がる定番の曲でもない。にも拘らず、ほとんど男たちの太い掛け声で、まるでAKB48のライブの如く、打ち合わせしたかのような掛け声。
ま、こんな全員可愛い奇跡のバンドだから、ロックもよくわからんオタクが集まってしまうのも無理はないが。
これまた良い曲の「手の中の残り日」。「恋愛スピリッツ」のカップリングですね。
「足を引っ張らずに、手を引っ張って」という韻の踏み方が上手い。ラッパー顔負けだ。
ラブソングなのに、アウトロの爆裂サウンドがまたニクイ曲構成だ。
これまた珍しい「Y氏の夕方」。
そんな良い曲だとも思わんけど、クミコらしい詞を書いている。
「惚たる蛍」のオリジナルな歌い出しは面白い。チャットはコーラスワークが上手いよね。
以上、貴重なライブ音源でした。
オマケ映像は「一人一企画」という、しょうもないような、でも面白いから許す、みたいな。
副音声付きで二倍楽しめるシステムである。
まず、「橋本絵莉子篇-変名で路上弾き語りLive@代々木公園」
えっちゃんが代々木公園で「あさひるばん」という謎のアーティストになりきって、路上ライヴするという画期的な企画。
何を歌うかと思えば、ウルフルズの「サムライソウル」と「バンザイ」。
この曲選すごいよな。ウルフルズだよ。女の子が歌う曲かね!?
たまたま自分がこの路上ライブの前を通りかかるとしたら、女がウルフルズ歌うって事に疑問を感じて立ち止まるだろう。別に声が良いとかじゃナシに。
やっぱりえっちゃんって女子だけど、男っぽいよね。脳の男らしさの割合が多く占めてると思う。
結局大雨降ってライブ中止になるが、そこのコメントがキャラ作りをがっちりしてて最高に笑える。
次は「福岡晃子篇-変装してツアー会場で物販アルバイト@新潟県民会館 & Zepp Tokyo」
アッコが変装してツアーグッズの物販やるという画期的な企画。
もし自分がその場に居たら「似てるな」とは思うだろう。だって顔は見るから。
最後のネタバレ後に、副音声のえっちゃんが「あっこちゃん、お母さんに似てきよったな」というコメントに爆笑。
最後は「高橋久美子篇-織田信長の鎧を着て城巡り@犬山城」
流行りの「歴女」クミコの、企画に乗じて趣味を楽しむというスタンスがやらしい。そんなコスプレ城巡りという画期的な企画。
犬山城って有名なのかいな?城に興味ないからそんなに楽しめず。
更に更に「“チャットモンチー07/08ライブ「生命力みなぎりTOUR」”未公開オフショット」も付いてる。
オリジナルソング「BETSUBARA」も収録。速効で作ったような曲。
んー、なんて嬉しい内容なのだろうか。まさに、デザート。スイートで美味しい内容のDVDになっております。
これでレストランシリーズは完結。
だが、来月末にはまたライブDVDがリリースする・・・。早過ぎるし、出し過ぎ。いや、DVD何枚出しても観たいから買うけどね。
オススメ度(ロック評価)・☆☆☆☆☆