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Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

1393回 「つくし春分たんぽぽ」

2011-03-21 17:30:02 | アート・文化
 今日は春分の日、春のお彼岸ともいいます。暑さ寒さも彼岸まで、段々と暖かさも増してくるような気がします。
今週半ばは雪予報もありますが、今頃になると土筆などが芽を出している所もありそうです。
時計はやはり、ありえない壊れ方だそうです
新品と取り換えてもらえました。
嬉しい驚きです、修理に出すのだと思っていましたから。
     「つくし春分たんぽぽ」
 つくし春分たんぽぽ
ほこりっぽい季節にもう芽を出したんだろうつくし
桜を待ちわびる懐石にも顔を出す頃
つくし春分たんぽぽ
まだまだ幼い芽のつくしに本格的なたんぽぽの群れを感じると
春先駆けて春分の頃
青い空の広がりは段々と増えるようで
季節を感じさせるうっすらとした野原はもとに
水ぬるんで増すだろうせせらぎを感じると
つくし春分たんぽぽ

春一番

2011-03-21 09:56:10 | 日記・エッセイ・コラム
 県内は週末に春一番が吹いて暖かい休日でした。伯父の葬儀も滞りなく無事に終わり、私もホッとしました。午後は雨もちらつき、今日のニュースなど見ると原発の影響の放射能雨など心配になります。公私共にさまざまに忙しい週であったように思います。
久しぶりに会った従兄妹達とも話ができて、近況や新しい施設の状態など、落ち着いて眺めてくることができました。こんな時はゆっくりとした時間の流れが自然ですね。
今日も雨です。春雨、しっとりと落ち着いた中、今朝から父の時計カバーが壊れて、母が慌てふためいていました。まだ3か月くらいの新しい時計なので、私もびっくりなのですが、なんとなく象徴的に感じます。
時計を調べてみると、カバーは本体と接着剤で簡単にくっついていたようです。簡単に剥がれてしまうものだったとも言えます。接着剤で張り合わせれば済みそうなので、母は購入先へ修理に行くようです。
改めて時計を見てみると、カバーのない時計はそれなりに時計として眺められますし、機能的な中身にも影響はなさそうです。しかし精彩を欠いた地味な時計です。カバーをかけると現代的でセンス良く上品に見えます。
カバーは簡単なアルミフレームのようです。レンズやガラスがついているわけではありません。機能の為というより装飾的なカバーのようです。
さて、さまざまに書くことができますが、どう書こうかと思うと書き筋に困ります。伯父が簡単な人だったと書くわけではありません。父という時計にとって、伯父はこのフレームのような簡単な一部であった、と取るべきかなと感じます。
父を変えることなく、父が変わることなく、父の表層を覆う装飾、するりと外れて…戻らない。父の時計カバーは修理で戻りますが、これもまた一つの何かかもしれません。