ここ北陸にもお花見の季節がやってきました。
昨晩仕事帰りに駅前の通りでほぼ綿菓子状になった桜の古木?を見ました。もう夜桜の時期としばらく花見の風情に浸って、思いがけなく早々と夜桜観覧ができたことを嬉しく思いました。
「夜桜観覧」
巻き取ったように空へ
出来上がりすっくりと夜空へ
街灯を立てたようにピンクの綿菓子
伸びあがったふっくり感は古木だったろうか
過去を思い出せば洋画館
向かい角を眺めて
あっただろうかこの建物
今は空き地の駅前の角
信号の明りに透かしてほんのりと桃の色
だいだい色の光を浴びての一人悦に入る夜桜観覧